TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025102140
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219398
出願日
2023-12-26
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/629 20060101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】レバーをハウジングに組み付ける作業を支障なく行うことが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、ハウジング20と、ハウジング20のスライド面23に沿ってスライド方向に移動可能な嵌合操作用のレバー60と、を備える。ハウジング20は、スライド面23との間にレバー60を配置する空間を区画するレバー収容部26と、レバー収容部26の一端でスライド面23に臨む開口部31と、レバー収容部26の内面におけるスライド面23から離れた位置で開口部31からスライド方向に延びる移動ガイド部32と、スライド面23から突出してスライド方向に延び、開口部31と対応する位置で移動ガイド部32に面する組み付けガイド部25と、を有している。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
相手コネクタに嵌合可能なハウジングと、
前記ハウジングのスライド面に沿って前記ハウジングと前記相手コネクタとの嵌合方向と交差するスライド方向に移動可能な嵌合操作用のレバーと、を備え、
前記ハウジングは、
前記スライド面との間に前記レバーを配置する空間を区画するレバー収容部と、
前記レバー収容部の一端で前記スライド面に臨む開口部と、
前記レバー収容部の内面における前記スライド面から離れた位置で前記開口部から前記スライド方向に延びる移動ガイド部と、
前記スライド面から突出して前記スライド方向に延び、前記開口部と対応する位置で前記移動ガイド部に面する組み付けガイド部と、を有している、コネクタ。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記組み付けガイド部は、前記開口部を介して前記レバー収容部の内外にわたって前記スライド方向に延びている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記レバーは、互いに対向して前記スライド方向に延びる一対のカム部と、カム部同士を連結する操作部と、を有し、前記ハウジングと前記相手コネクタとの嵌合完了時に前記ハウジングに対して本係止位置に至るように構成され、
前記カム部は、前記本係止位置において、前記スライド面に弾性力を付与した状態で接触している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記レバーは、前記本係止位置で、前記組み付けガイド部と非接触に近接して配置されている、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記組み付けガイド部は、前記レバー収容部の外側で前記スライド面から前記移動ガイド部に向けて傾斜して前記スライド方向に延びるガイド斜面を有している、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は開示されたコネクタは、待受側ハウジング(以下、ハウジングと言う)と、ハウジングに対して初期位置と嵌合位置との間をハウジングの側面に沿ってスライド可能なスライドレバー(以下、レバーと言う)と、を備えている。ハウジングは、ハウジングの側面と間隔を置いて配置されるガイド壁部を有している。レバーは、互いに対向する一対のガイド機能部と、各ガイド機能部を連結する操作部と、有している。ガイド機能部は、ハウジングの側面とガイド壁部との間に配置される。ガイド機能部が相手側の嵌込側ハウジングと係合した状態で、レバーが初期位置から嵌合位置に移動することにより、ハウジングと嵌込側ハウジングとが低嵌合力で嵌合する。この種のレバー(スライドレバー)を備えたコネクタは、特許文献2にも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-157503公報
特開2013-143209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、レバーまたはハウジングの構造上の理由で、ハウジングの側面とガイド壁部との間の間隙よりもガイド機能部の板厚が小さくなると、ガイド機能部がハウジングの側面とガイド壁部との間にがたついて、レバーの移動操作に支障を来たすおそれがある。これに対し、ハウジングの側面とガイド壁部との間に移動ガイド部を設け、カム部を移動ガイド部にスライドさせる構造を採ることができる。しかるにこの場合、レバーをハウジングに組み付ける際に、カム部が移動ガイド部と正対せず、組み付け作業を円滑に行うことができない懸念がある。
【0005】
そこで、本開示は、レバーをハウジングに組み付ける作業を支障なく行うことが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、相手コネクタに嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングのスライド面に沿って前記ハウジングと前記相手コネクタとの嵌合方向と交差するスライド方向に移動可能な嵌合操作用のレバーと、を備え、前記ハウジングは、前記スライド面との間に前記レバーを配置する空間を区画するレバー収容部と、前記レバー収容部の一端で前記スライド面に臨む開口部と、前記レバー収容部の内面における前記スライド面から離れた位置で前記開口部から前記スライド方向に延びる移動ガイド部と、前記スライド面から突出して前記スライド方向に延び、前記開口部と対応する位置で前記移動ガイド部に面する組み付けガイド部と、を有している、コネクタである。
【0007】
本開示によれば、レバーをハウジングに組み付ける作業を支障なく行うことが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態1のコネクタにおいて、ハウジングのフレームとレバーとを示す分解斜視図である。
図2は、本実施形態1のコネクタにおいて、レバーの正面図である。
図3は、本実施形態1のコネクタにおいて、レバーの平面図である。
図4は、本実施形態1のコネクタにおいて、ハウジングのフレームを右方から見た側面図である。
図5は、本実施形態1のコネクタにおいて、ハウジングへのレバーの組み付けを開始する直前の状態を右上方から拡大して示す斜視図である。
図6は、本実施形態1のコネクタにおいて、ハウジングへのレバーの組み付けを開始する直前の状態を後方から拡大して示す横断面図である。
図7は、本実施形態1のコネクタにおいて、ハウジングへのレバーの組み付け過程でカム部の先端部がガイド斜面を乗り越えて組み付けガイド部をスライドする状態を後方から拡大して示す横断面図である。
図8は、本実施形態1のコネクタにおいて、図7の状態からカム部の先端部が接触面に移動した状態を後方から拡大して示す横断面図である。
図9は、本実施形態1のコネクタにおいて、図8の状態からレバーが本係止位置に到達し、カム部がレバー収容部に正規深さで配置された状態を後方から拡大して示す横断面図である。
図10は、本実施形態1のコネクタにおいて、レバーが本係止位置に到達した状態で、カム部がレバー収容部の内部に配置された状態を左方から拡大して示す側断面図である。
図11は、本実施形態1のコネクタにおいて、レバーがハウジングに対して仮係止位置に保持された状態を示す平断面図である。
図12は、本実施形態1のコネクタにおいて、レバーがハウジングに対して本係止位置に保持された状態を示す平断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)相手コネクタに嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングのスライド面に沿って前記ハウジングと前記相手コネクタとの嵌合方向と交差するスライド方向に移動可能な嵌合操作用のレバーと、を備え、前記ハウジングは、前記スライド面との間に前記レバーを配置する空間を区画するレバー収容部と、前記レバー収容部の一端で前記スライド面に臨む開口部と、前記レバー収容部の内面における前記スライド面から離れた位置で前記開口部から前記スライド方向に延びる移動ガイド部と、前記スライド面から突出して前記スライド方向に延び、前記開口部と対応する位置で前記移動ガイド部に面する組み付けガイド部と、を有している。
【0010】
上記(1)の構成によれば、ハウジングへのレバーの組み付け時に、レバーを組み付けガイド部に沿ってスライドさせることで、レバーを移動ガイド部と係合可能な位置に自動的に至らすことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友電装株式会社
端子台
9日前
住友電装株式会社
コネクタ
10日前
住友電装株式会社
コネクタ
15日前
住友電装株式会社
コネクタ
15日前
住友電装株式会社
コネクタ
15日前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
23日前
住友電装株式会社
コネクタ
10日前
住友電装株式会社
コネクタ
10日前
住友電装株式会社
電気接続箱
29日前
住友電装株式会社
電気接続箱
29日前
住友電装株式会社
シールドコネクタ
25日前
住友電装株式会社
コネクタアセンブリ
18日前
住友電装株式会社
外装部材及びワイヤハーネス
1か月前
トヨタ自動車株式会社
コネクタ
10日前
住友電装株式会社
コネクタおよびコネクタユニット
15日前
住友電装株式会社
複合電線、及び複合電線の製造方法
18日前
住友電気工業株式会社
多芯ケーブル
8日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子台
1か月前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子台
1か月前
株式会社オートネットワーク技術研究所
配線部材
9日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載装置
23日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載システム
今日
住友電気工業株式会社
車両管理システムおよび車両管理方法
16日前
住友電気工業株式会社
車両管理システムおよび車両管理方法
16日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
24日前
トヨタ自動車株式会社
端子締結部のカバー
15日前
住友電装株式会社
機器用コネクタ
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
ワイヤハーネスの配索構造
1か月前
株式会社オートネットワーク技術研究所
ワイヤハーネスの配索構造
1か月前
株式会社オートネットワーク技術研究所
配線部材及び配線部材の製造方法
8日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
配線部材及び配線部材の製造方法
8日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
配線部材及び配線部材の製造方法
9日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
バスバー締結構造および電気接続箱
10日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ装置及びバスバーモジュール
今日
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載装置、情報処理方法及びプログラム
24日前
続きを見る
他の特許を見る