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公開番号2025107366
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025077796,2021214381
出願日2025-05-08,2021-12-28
発明の名称機器用コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20250710BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】樹脂ハウジングの筒状部にコネクタカバーを挿入する際に、筒状部の内周面に対する隔壁の接触圧をなるべく小さくすることを目的とする。
【解決手段】機器用コネクタ20は、筒状部42を有する樹脂ハウジング40と3つ以上の端子32とを有する端子台30と、筒状部の一端側開口を覆うコネクタカバー50とを備える。3つ以上の端子の接続部33は、筒状部42の第1部分内周面44から第2部分内周面45に向って突出している。コネクタカバーは、筒状部に挿入される挿入部64と、隔壁66とを有する樹脂カバー部60と、シールリング52とを備える。複数の隔壁66のそれぞれは、3つ以上の接続部33を仕切る。複数の隔壁のそれぞれから第1部分内周面44に沿って第1リブ67が延出し、複数の隔壁のそれぞれから第2部分内周面45に沿って第2リブ68が延出する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筒状部を有する樹脂ハウジングと、接続部を有する3つ以上の端子とを有する端子台と、
前記筒状部の一端側開口を着脱可能な状態で覆うコネクタカバーと、
を備え、
前記筒状部は、第1部分内周面と、前記第1部分内周面と対向する第2部分内周面とを含む内周面を備え、
前記3つ以上の端子は、それぞれの前記接続部を前記筒状部内に位置させる状態で、前記樹脂ハウジングによって部分的に覆われて支持されており、
前記3つ以上の接続部は、前記筒状部内において前記筒状部の貫通方向と交差する並び方向に間隔をあけて並んだ状態で、前記第1部分内周面から前記第2部分内周面に向って突出しており、
前記コネクタカバーは、前記筒状部内に挿入される挿入部と、前記挿入部から前記筒状部の他端側に向けて延びる複数の隔壁とを有する樹脂カバー部と、を備え、
前記複数の隔壁のそれぞれは、前記3つ以上の接続部を仕切る位置で、前記接続部よりも前記筒状部の他端側開口側に延び、かつ、前記接続部の突出方向において前記3つ以上の接続部の基端から先端に重なっている、機器用コネクタ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の機器用コネクタであって、
前記樹脂カバー部は、前記複数の隔壁のそれぞれのうち前記接続部の基端側に位置する第1端部であって前記筒状部の他端側開口寄りの端部から前記隔壁の厚み方向に突出して前記第1部分内周面に沿って延びる第1リブをさらに備える機器用コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載の機器用コネクタであって、
前記第1リブは、前記挿入部まで延びている、機器用コネクタ。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の機器用コネクタであって、
前記樹脂カバー部は、前記複数の隔壁のそれぞれのうち前記接続部の先端側に位置する第2端部であって前記筒状部の他端側開口寄りの端部から前記隔壁の厚み方向に突出して前記第2部分内周面に沿って延びる第2リブをさらに備える、機器用コネクタ。
【請求項5】
請求項4に記載の機器用コネクタであって、
前記第2リブは、前記挿入部まで延びている、機器用コネクタ。
【請求項6】
請求項4又は請求項5に記載の機器用コネクタであって、
前記第2リブは、前記複数の隔壁間を繋ぐように延びている、機器用コネクタ。
【請求項7】
請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の機器用コネクタであって、
前記第2リブと前記第2部分内周面との間に隙間が設けられる、機器用コネクタ。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の機器用コネクタであって、
前記樹脂カバー部のロックウエル硬さ値HRは、前記樹脂ハウジングのロックウエル硬さ値HRよりも大きい、機器用コネクタ。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の機器用コネクタであって、
前記コネクタカバーは、前記挿入部の外周に装着され前記筒状部の前記内周面に接触するシールリングをさらに備え、
前記挿入部の挿入方向における、前記シールリングによるシール位置から前記隔壁の少なくとも一部が重なる区間において、前記第1部分内周面と前記第2部分内周面とが、前記接続部の突出方向において一定間隔で対向している、機器用コネクタ。
【請求項10】
請求項2に記載の機器用コネクタであって、
前記コネクタカバーのうち前記筒状部内に挿入される部分であって、その挿入方向先端側で前記第1部分内周面及び前記第2部分内周面に最も近い部分が前記隔壁の先端側の2つの角部であり、前記2つの角部の一方から前記隔壁の厚み方向に沿って前記第1リブが突出している、機器用コネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、機器用コネクタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、複数の端子と一体に成形された合成樹脂製のハウジングと、ハウジングの作業孔を閉塞する合成樹脂製のサービスカバーとを備えるコネクタを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-27756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、コネクタカバーが、筒状部内に挿入される挿入部と、挿入部から筒状部の他端側に向けて延びる複数の隔壁とを有する樹脂カバー部と、を備え、複数の隔壁のそれぞれは、3つ以上の接続部を仕切る位置で、接続部よりも筒状部の他端側開口側に延び、かつ、接続部の突出方向において3つ以上の接続部の基端から先端に重なっている、機器用コネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の機器用コネクタは、筒状部を有する樹脂ハウジングと、接続部を有する3つ以上の端子とを有する端子台と、前記筒状部の一端側開口を着脱可能な状態で覆うコネクタカバーと、を備え、前記筒状部は、第1部分内周面と、前記第1部分内周面と対向する第2部分内周面とを含む内周面を備え、前記3つ以上の端子は、それぞれの前記接続部を前記筒状部内に位置させる状態で、前記樹脂ハウジングによって部分的に覆われて支持されており、前記3つ以上の接続部は、前記筒状部内において前記筒状部の貫通方向と交差する並び方向に間隔をあけて並んだ状態で、前記第1部分内周面から前記第2部分内周面に向って突出しており、前記コネクタカバーは、前記筒状部内に挿入される挿入部と、前記挿入部から前記筒状部の他端側に向けて延びる複数の隔壁とを有する樹脂カバー部と、を備え、前記複数の隔壁のそれぞれは、前記3つ以上の接続部を仕切る位置で、前記接続部よりも前記筒状部の他端側開口側に延び、かつ、前記接続部の突出方向において前記3つ以上の接続部の基端から先端に重なっている、機器用コネクタである。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、コネクタカバーが、筒状部内に挿入される挿入部と、挿入部から筒状部の他端側に向けて延びる複数の隔壁とを有する樹脂カバー部と、を備え、複数の隔壁のそれぞれは、3つ以上の接続部を仕切る位置で、接続部よりも筒状部の他端側開口側に延び、かつ、接続部の突出方向において3つ以上の接続部の基端から先端に重なっている、機器用コネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は実施形態1に係る機器用コネクタを示す斜視図である。
図2は図1のII-II線断面図である。
図3は機器用コネクタを示す分解斜視図である。
図4は機器用コネクタの底面図である。
図5はコネクタカバーを機器側から見た斜視図である。
図6は端子台に対するコネクタカバーの挿入途中状態を示す説明図である。
図7は端子台に対するコネクタカバーの挿入途中状態を示す説明図である。
図8は筒状部の内周面に隔壁が接触する状態を示す説明図である。
図9は端子台に対するコネクタカバーの挿入途中状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0009】
本開示の機器用コネクタは、次の通りである。
【0010】
(1)筒状部を有する樹脂ハウジングと、接続部を有する3つ以上の端子とを有する端子台と、前記筒状部の一端側開口を着脱可能な状態で覆うコネクタカバーと、を備え、前記筒状部は、第1部分内周面と、前記第1部分内周面と対向する第2部分内周面とを含む内周面を備え、前記3つ以上の端子は、それぞれの前記接続部を前記筒状部内に位置させる状態で、前記樹脂ハウジングによって部分的に覆われて支持されており、前記3つ以上の接続部は、前記筒状部内において前記筒状部の貫通方向と交差する並び方向に間隔をあけて並んだ状態で、前記第1部分内周面から前記第2部分内周面に向って突出しており、前記コネクタカバーは、カバー本体部と、前記筒状部内に挿入される挿入部と、前記挿入部から前記筒状部の他端側に向けて延びる複数の隔壁とを有する樹脂カバー部と、前記挿入部の外周に装着され前記筒状部の前記内周面に接触するシールリングとを備え、前記複数の隔壁のそれぞれは、前記3つ以上の接続部を仕切る位置で、前記接続部よりも前記筒状部の他端側開口側に延び、かつ、前記接続部の突出方向において前記3つ以上の接続部の基端から先端に重なり、前記樹脂カバー部は、前記複数の隔壁のそれぞれのうち前記接続部の基端側に位置する第1端部であって前記筒状部の他端側開口寄りの端部から前記第1部分内周面に沿って延びる第1リブと、前記複数の隔壁のそれぞれのうち前記接続部の先端側に位置する第2端部であって前記筒状部の他端側開口寄りの端部から前記第2部分内周面に沿って延びる第2リブとをさらに備える、機器用コネクタである。
(【0011】以降は省略されています)

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