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公開番号2025094144
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2025046258,2021145147
出願日2025-03-21,2021-09-07
発明の名称ワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250617BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】1種類のプロテクタが、より多様な径のコルゲートチューブを保持できるようにすることを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネス10は、収容部21及び取付部26を含むプロテクタ20と、前記収容部21を通る電線40と、交互に連続する小径筒部51及び大径筒部52を含み、前記電線40を覆うコルゲートチューブ50と、前記コルゲートチューブ50及び前記取付部26の周囲に巻かれて前記コルゲートチューブ50及び前記取付部26を締め付ける締付部材60と、を備える。前記取付部26は、延出部27から前記コルゲートチューブ50の前記小径筒部51に向けて突出して前記小径筒部51の外側の凹部54に嵌るリブ30を有する。前記コルゲートチューブ50において、周方向に沿った一部が前記取付部26に覆われ、他の一部が前記締付部材60によって前記取付部26に向けて締め付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1開口及び第2開口を有する収容部と、前記収容部の前記第1開口の側に設けられた取付部とを含むプロテクタと、
前記第1開口及び前記第2開口を介して前記収容部を通る電線と、
交互に連続する小径筒部及び大径筒部を含み、前記電線のうち少なくとも前記取付部に沿って延びる部分を覆うコルゲートチューブと、
前記コルゲートチューブ及び前記取付部の周囲に巻かれて前記コルゲートチューブ及び前記取付部を締め付ける締付部材と、
を備え、
前記取付部は、前記電線の延在方向に沿って前記コルゲートチューブの外側を延びる延出部と、前記延出部から前記コルゲートチューブの前記小径筒部に向けて突出して前記小径筒部の外側の凹部に嵌るリブとを有し、
前記コルゲートチューブにおいて、周方向に沿った一部が前記取付部に覆われ、他の一部が前記締付部材によって前記取付部に向けて締め付けられており、
前記取付部は、前記プロテクタの前記収容部と一体に成形されている、ワイヤハーネス。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
第1開口及び第2開口を有する収容部と、前記収容部の前記第1開口の側に設けられた取付部とを含むプロテクタと、
前記第1開口及び前記第2開口を介して前記収容部を通る電線と、
交互に連続する小径筒部及び大径筒部を含み、前記電線のうち少なくとも前記取付部に沿って延びる部分を覆うコルゲートチューブと、
前記コルゲートチューブ及び前記取付部の周囲に巻かれて前記コルゲートチューブ及び前記取付部を締め付ける締付部材と、
を備え、
前記取付部は、前記電線の延在方向に沿って前記コルゲートチューブの外側を延びる延出部と、前記延出部から前記コルゲートチューブの前記小径筒部に向けて突出して前記小径筒部の外側の凹部に嵌るリブとを有し、
前記コルゲートチューブにおいて、周方向に沿った一部が前記取付部に覆われ、他の一部が前記締付部材によって前記取付部に向けて締め付けられており、
前記取付部が前記コルゲートチューブの全周を覆っておらず、
前記コルゲートチューブのうち前記取付部に覆われていない部分に前記締付部材が設けられている、ワイヤハーネス。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスであって、
前記リブは前記延出部の延在方向に沿った一箇所にのみ設けられている、ワイヤハーネス。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスであって、
前記取付部は、前記延出部の外側に設けられて前記締付部材の位置を規制する規制部を有する、ワイヤハーネス。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスであって、
前記締付部材は、前記延出部の延在方向に沿って前記リブと同じ位置に設けられている、ワイヤハーネス。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のワイヤハーネスであって、
前記コルゲートチューブは、前記電線に固定されており、
前記プロテクタは、前記第1開口の側において前記コルゲートチューブを介して前記電線と固定され、前記第2開口の側において前記電線と固定されておらず、
前記電線は、前記第2開口を通じて前記プロテクタに対して引出収容される引出収容区間を含む、ワイヤハーネス。
【請求項7】
請求項6に記載のワイヤハーネスであって、
前記収容部は、前記第2開口を有する通路部と、前記通路部とつながり前記通路部よりも広い収容本体とを有し、前記引出収容区間が収容された状態における前記収容部内の電線長と、前記引出収容区間が引出された状態における前記収容部内の電線長との差分が、前記収容本体に収容される、ワイヤハーネス。
【請求項8】
請求項7に記載のワイヤハーネスであって、
前記電線は、前記収容本体に収容されるループ部を有し、
前記収容部は、前記ループ部を貫通するピンを有し、
前記引出収容区間が収容された状態における前記ピンの周りの前記ループ部が、前記引出収容区間が引出された状態における前記ピンの周りの前記ループ部よりも大きい、ワイヤハーネス。
【請求項9】
請求項8に記載のワイヤハーネスであって、
前記プロテクタは、底部及び側壁部を有する本体部と、前記本体部の蓋となる蓋部とを含み、
前記電線のうち前記ループ部の中間部分から前記第1開口に向かう第1延在部分と、前記ループ部の前記中間部分から前記第2開口に向かう第2延在部分とが交差する交差部において、前記第1延在部分が前記第2延在部分よりも前記本体部の側を通る、ワイヤハーネス。
【請求項10】
請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のワイヤハーネスであって、
前記通路部の端部は、前記第2開口に向けて徐々に断面積が大きくなる形状となっている、ワイヤハーネス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ワイヤハーネスの保護具を開示している。特許文献1に記載の保護具は、コルゲートチューブ付きのワイヤハーネスが通される筒部材を有する。当該筒部材は、2つの半筒部材が合体してなる。2つの半筒部材それぞれにコルゲートチューブの凹部に嵌るリブが設けられ、2つの半筒部材が合体して筒部材とされたときに、リブがコルゲートチューブの全周にわたって延びる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/111179号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
1種類の保護具が、より多様な径のコルゲートチューブを保持できることが望まれている。
【0005】
そこで、1種類のプロテクタが、より多様な径のコルゲートチューブを保持できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネスは、第1開口及び第2開口を有する収容部と、前記収容部の前記第1開口の側に設けられた取付部とを含むプロテクタと、前記第1開口及び前記第2開口を介して前記収容部を通る電線と、交互に連続する小径筒部及び大径筒部を含み、前記電線のうち少なくとも前記取付部に沿って延びる部分を覆うコルゲートチューブと、前記コルゲートチューブ及び前記取付部の周囲に巻かれて前記コルゲートチューブ及び前記取付部を締め付ける締付部材と、を備え、前記取付部は、前記電線の延在方向に沿って前記コルゲートチューブの外側を延びる延出部と、前記延出部から前記コルゲートチューブの前記小径筒部に向けて突出して前記小径筒部の外側の凹部に嵌るリブとを有し、前記コルゲートチューブにおいて、周方向に沿った一部が前記取付部に覆われ、他の一部が前記締付部材によって前記取付部に向けて締め付けられている、ワイヤハーネスである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、1種類のプロテクタが、より多様な径のコルゲートチューブを保持できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるワイヤハーネスを示す平面図である。
図2は図1のII-II線に沿った断面図である。
図3は図1のIII-III線に沿った断面図である。
図4は閉状態のプロテクタを示す斜視図である。
図5は開状態のプロテクタを示す斜視図である。
図6はプロテクタに電線が収容された状態を示す平面図である。
図7はプロテクタから電線が引出された状態を示す平面図である。
図8は変形例にかかるワイヤハーネスを示す断面図である。
図9は変形例にかかるワイヤハーネスを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のワイヤハーネスは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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