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公開番号
2025107552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-18
出願番号
2024000924
出願日
2024-01-08
発明の名称
車載システム
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H04L
12/28 20060101AFI20250711BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】一部のECUのみを起動させて所定の動作を行わせることが可能な装置の消費電力を抑えやすい技術を提供する。
【解決手段】車載システム10は、同一のバスに接続される第1ECU11、第2ECU12、及び第3ECU13を備える。第1ECU11は、起動条件が成立した場合にスリープ状態から起動状態に移行し、第2ECU12を起動状態に移行させる第1起動信号を送信してからスリープ状態に移行する。第1起動信号がバスに送信された場合に、第3ECU13がスリープ状態で維持されたまま第2ECUが起動する。第2ECU12は、第1起動信号を受信した場合に、第1起動信号に含まれる情報に基づく処理を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
同一のバスに接続される第1ECU、第2ECU、及び第3ECUを備え、
前記第1ECUは、起動条件が成立した場合にスリープ状態から起動状態に移行し、前記第2ECUを起動させる第1起動信号を送信してからスリープ状態に移行し、
前記第1起動信号が前記バスに送信された場合に、前記第3ECUがスリープ状態で維持されたまま前記第2ECUが起動状態に移行し、
前記第2ECUは、前記第1起動信号を受信した場合に、前記第1起動信号に含まれる情報に基づく処理を行う
車載システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第2ECUは、前記第1起動信号を受信した場合に、前記第1起動信号に含まれる情報に基づく処理を行い、前記第3ECUを起動状態に移行させる第2起動信号を送信してからスリープ状態に移行し、
前記第2起動信号が前記バスに送信された場合に、前記第1ECUがスリープ状態で維持されたまま前記第3ECUが起動状態に移行し、
前記第3ECUは、前記第2起動信号を受信した場合に、前記第2起動信号に含まれる情報に基づく処理を行う
請求項1に記載の車載システム。
【請求項3】
前記第1ECUは、キーデバイスから送信されるキー情報を受信する無線通信部を有し、
前記第1ECUは、前記キー情報を受信した場合にスリープ状態から起動状態に移行し、前記キー情報を含む前記第1起動信号を送信してからスリープ状態に移行し、
前記第1起動信号が前記バスに送信された場合に、前記第3ECUがスリープ状態で維持されたまま前記第2ECUが起動状態に移行し、
前記第2ECUは、前記第1起動信号を受信した場合に、前記第1起動信号に含まれる前記キー情報に基づいて認証が成立するか否かを判定し、認証が成立すると判定した場合に、前記第2起動信号を送信してからスリープ状態に移行する
請求項2に記載の車載システム。
【請求項4】
前記第1起動信号は、第1起動用信号と、第1情報信号とを含み、
前記第1ECUは、前記第1起動信号を送信する際に、前記第1起動用信号を送信した後に前記第1情報信号を送信し、
前記第1起動用信号が前記バスに送信された場合に、前記第3ECUがスリープ状態で維持されたまま前記第2ECUが起動状態に移行し、
前記第2ECUは、起動状態において前記第1情報信号を受信した場合に、前記第1情報信号に含まれる情報に基づく処理を行う
請求項1に記載の車載システム。
【請求項5】
前記第1起動信号は、第1起動用信号と、第1情報信号とを含み、
前記第2起動信号は、第2起動用信号と、第2情報信号とを含み、
前記第1ECUは、前記第1起動信号を送信する際に、前記第1起動用信号を送信した後に前記第1情報信号を送信し、
前記第1起動用信号が前記バスに送信された場合に、前記第3ECUがスリープ状態で維持されたまま前記第2ECUが起動状態に移行し、
前記第2ECUは、起動状態において前記第1情報信号を受信した場合に、前記第1情報信号に含まれる情報に基づく処理を行い、前記第2起動信号を送信してからスリープ状態に移行し、
更に、前記第2ECUは、前記第2起動信号を送信する際に、前記第2起動用信号を送信した後に前記第2情報信号を送信し、
前記第2起動用信号が前記バスに送信された場合に、前記第1ECUがスリープ状態で維持されたまま前記第3ECUが起動状態に移行し、
前記第3ECUは、起動状態において前記第2情報信号を受信した場合に、前記第2情報信号に含まれる情報に基づく処理を行う
請求項2に記載の車載システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車載システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の外部から提供される更新データを、通信バスを介して接続されている複数のECUに配信する車載装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-152421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、複数のECUが、パーシャルネットワーク機能に対応している。このため、上記車載装置は、消費電力を抑えるために、制御に用いる一部のECUのみをウェイクアップさせ、その他のECUをスリープさせることができる。しかし、特許文献1の構成では、車載装置が常に起動した状態であるため、車載装置の消費電力を低減することが望ましい。
【0005】
本開示は、一部のECUのみを起動させて所定の動作を行わせることが可能な装置の消費電力を抑えやすい技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車載システムは、
同一のバスに接続される第1ECU、第2ECU、及び第3ECUを備え、
前記第1ECUは、起動条件が成立した場合にスリープ状態から起動状態に移行し、前記第2ECUを起動させる第1起動信号を送信してからスリープ状態に移行し、
前記第1起動信号が前記バスに送信された場合に、前記第3ECUがスリープ状態で維持されたまま前記第2ECUが起動状態に移行し、
前記第2ECUは、前記第1起動信号を受信した場合に、前記第1起動信号に含まれる情報に基づく処理を行う。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、一部のECUのみを起動させて所定の動作を行わせることが可能な装置の消費電力を抑えやすい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態の車載システムを搭載する車両を概略的に示す構成図である。
図2は、第1実施形態の車載システムを概略的に示す構成図である。
図3は、第1ECU、第2ECU、及び第3ECUの動作の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
〔1〕同一のバスに接続される第1ECU、第2ECU、及び第3ECUを備え、
前記第1ECUは、起動条件が成立した場合にスリープ状態から起動状態に移行し、前記第2ECUを起動させる第1起動信号を送信してからスリープ状態に移行し、
前記第1起動信号が前記バスに送信された場合に、前記第3ECUがスリープ状態で維持されたまま前記第2ECUが起動状態に移行し、
前記第2ECUは、前記第1起動信号を受信した場合に、前記第1起動信号に含まれる情報に基づく処理を行う
車載システム。
(【0011】以降は省略されています)
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