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公開番号
2025103603
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221097
出願日
2023-12-27
発明の名称
電力変換装置及び回転電機ユニット
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250702BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】インバータの性能が発揮されやすい構成を実現できる電力変換装置及び回転電機ユニットを提供する。
【解決手段】インバータ装置30は、第1インバータモジュール100、第2インバータモジュール110及び出力コネクタ150を有している。第1インバータモジュール100は、第1インバータ回路を有している。第1インバータ回路は、第1出力ラインを介してモータコイルの一端に接続されている。第2インバータモジュール110は、第2インバータ回路を有している。第2インバータ回路は、第2出力ラインを介してモータコイルの他端に接続されている。出力コネクタ150は、第1出力ラインの一部と第2出力ラインの一部とを形成している。出力コネクタ150は、奥行き方向Yにおいて第1インバータモジュール100を介して第2インバータモジュール110の反対側に設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
回転電機(20)に供給される電力を変換する電力変換装置(30)であって、
複数の第1スイッチ(42,43)を含んで形成され、前記回転電機の巻線(22)に接続される第1インバータ(40)を有し、前記巻線に供給される電力を前記第1インバータにより変換する第1インバータ部品(100)と、
複数の第2スイッチ(52,53)を含んで形成され、前記巻線に接続される第2インバータ(50)を有し、前記巻線に供給される電力を前記第2インバータにより変換する第2インバータ部品(110)と、
前記巻線と前記第1インバータとを通電可能に接続する第1巻線経路(12oa)の一部と、前記巻線と前記第2インバータとを通電可能に接続する第2巻線経路(12ob)の一部とを形成し、前記巻線側に着脱可能に接続されるインバータコネクタ(150)と、
を備え、
前記インバータコネクタは、前記第1インバータ部品と前記第2インバータ部品との並び方向において、前記第1インバータ部品及び前記第2インバータ部品のうち一方を介して他方とは反対側に設けられている、電力変換装置。
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【請求項2】
前記インバータコネクタの少なくとも一部は、前記第1インバータ部品及び前記第2インバータ部品の両方に前記並び方向に並ぶ位置に設けられている、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記インバータコネクタは、前記並び方向に直交する方向に延びたコネクタ板面(151a)を有している、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記インバータコネクタは、
前記第1巻線経路の一部を形成する第1コネクタ端子(152a)と、
前記第2巻線経路の一部を形成する第2コネクタ端子(152b)と、
を有しており、
前記第1コネクタ端子と前記第2コネクタ端子とは、前記並び方向に直交する方向に並べられている、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記第1インバータ部品は、
前記第1スイッチを保護する第1スイッチ保護部(103)と、
前記第1巻線経路の一部を形成し、前記第1スイッチ保護部から突出するように設けられた第1経路端子(106)と、
を有しており、
前記第2インバータ部品は、
前記第2スイッチを保護する第2スイッチ保護部(113)と、
前記第2巻線経路の一部を形成し、前記第2スイッチ保護部から突出するように設けられた第2経路端子(116)と、
を有しており、
前記第1経路端子は、前記並び方向に複数並べられており、
前記第2経路端子は、前記並び方向に複数並べられている、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記第1インバータ部品は、
前記第1スイッチを保護する第1スイッチ保護部(103)と、
前記第1巻線経路の一部を形成し、前記第1スイッチ保護部から突出するように設けられた第1経路端子(106)と、
を有しており、
前記第2インバータ部品は、
前記第2スイッチを保護する第2スイッチ保護部(113)と、
前記第2巻線経路の一部を形成し、前記第2スイッチ保護部から突出するように設けられた第2経路端子(116)と、
を有しており、
前記第1経路端子は、前記第1スイッチ保護部において前記第2インバータ部品とは反対側に設けられており、
前記第2経路端子は、前記第2スイッチ保護部において前記第1インバータ部品とは反対側に向けて突出している、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
【請求項7】
前記第1インバータ部品、前記第2インバータ部品及び前記インバータコネクタを収容しているハウジング(70)と、
前記ハウジングの内部空間を第1空間(71a)と第2空間(75a)とに仕切るように設けられ、冷媒が流れる冷媒流路(81)を形成している流路形成部(82)と、
を備え、
前記インバータコネクタは、前記流路形成部に沿って前記第1インバータ部品及び前記第2インバータ部品に並べられている、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
【請求項8】
前記第1インバータ部品、前記第2インバータ部品及び前記インバータコネクタを収容しているハウジング(70)と、
前記ハウジングの内部空間を第1空間(71a)と第2空間(75a)とに仕切るように設けられ、冷媒が流れる冷媒流路(81)を形成している流路形成部(82)と、
を備え、
前記第1インバータ部品、前記第2インバータ部品及び前記インバータコネクタは、前記第1空間及び前記第2空間のうち一方に設けられている、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
【請求項9】
前記第1インバータは、前記巻線の一端(22a)に接続されており、
前記第2インバータは、前記巻線の他端(22b)に接続されている、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
【請求項10】
電力の供給により駆動する回転電機(20)と、
前記回転電機に供給される電力を変換する電力変換装置(30)と、
を備えている回転電機ユニット(15)であって、
複数の第1スイッチ(42,43)を含んで形成され、前記回転電機の巻線(22)に接続される第1インバータ(40)を有し、前記巻線に供給される電力を前記第1インバータにより変換する第1インバータ部品(100)と、
複数の第2スイッチ(52,53)を含んで形成され、前記巻線に接続される第2インバータ(50)を有し、前記巻線に供給される電力を前記第2インバータにより変換する第2インバータ部品(110)と、
前記巻線と前記第1インバータとを通電可能に接続する第1巻線経路(12oa)の一部と、前記巻線と前記第2インバータとを通電可能に接続する第2巻線経路(12ob)の一部とを形成し、前記巻線側に着脱可能に接続されるインバータコネクタ(150)と、
を備え、
前記インバータコネクタは、前記第1インバータ部品と前記第2インバータ部品との並び方向において、前記第1インバータ部品及び前記第2インバータ部品のうち一方を介して他方とは反対側に設けられている、回転電機ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この明細書における開示は、電力変換装置及び回転電機ユニットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モータを駆動するモータ駆動装置について記載されている。このモータ駆動装置は、第1インバータ及び第2インバータを有している。第1インバータ及び第2インバータは、複数のスイッチ素子を含んで形成されている。第1インバータ及び第2インバータは、1枚の回路基板に搭載されている。第1インバータ及び第2インバータは、回路基板に設けられた導電パターンなどを介してモータの巻線に通電可能に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7367227号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、第1インバータと第2インバータとで、発熱状態が異なることなどにより発揮できる性能がばらつくことが懸念される。すなわち、第1インバータ及び第2インバータの一方が性能が発揮されにくくなることが懸念される。
【0005】
本開示の1つの目的は、インバータの性能が発揮されやすい構成を実現できる電力変換装置及び回転電機ユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
【0007】
上記目的を達成するため、開示された態様は、
回転電機(20)に供給される電力を変換する電力変換装置(30)であって、
複数の第1スイッチ(42,43)を含んで形成され、回転電機の巻線(22)に接続される第1インバータ(40)を有し、巻線に供給される電力を第1インバータにより変換する第1インバータ部品(100)と、
複数の第2スイッチ(52,53)を含んで形成され、巻線に接続される第2インバータ(50)を有し、巻線に供給される電力を第2インバータにより変換する第2インバータ部品(110)と、
巻線と第1インバータとを通電可能に接続する第1巻線経路(12oa)の一部と、巻線と第2インバータとを通電可能に接続する第2巻線経路(12ob)の一部とを形成し、巻線側に着脱可能に接続されるインバータコネクタ(150)と、
を備え、
インバータコネクタは、第1インバータ部品と第2インバータ部品との並び方向において、第1インバータ部品及び第2インバータ部品のうち一方を介して他方とは反対側に設けられている、電力変換装置である。
【0008】
上記電力変換装置によれば、インバータコネクタは、並び方向において第1インバータ部品及び第2インバータ部品のうち一方を介して他方とは反対側に設けられている。この構成では、第1インバータ及び第2インバータのうち発熱などにより性能が低下しやすい方のインバータについて巻線までの経路が短くなるように、インバータコネクタを配置することが可能である。このため、第1インバータ及び第2インバータのうち性能が低下しやすい方のインバータについて、巻線に対するインダクタンスが増加して発揮できる性能が更に低下する、ということを抑制できる。したがって、第1インバータ及び第2インバータのそれぞれの性能が発揮されやすい構成を実現できる。
【0009】
開示された態様は、
電力の供給により駆動する回転電機(20)と、
回転電機に供給される電力を変換する電力変換装置(30)と、
を備えている回転電機ユニット(15)であって、
複数の第1スイッチ(42,43)を含んで形成され、回転電機の巻線(22)に接続される第1インバータ(40)を有し、巻線に供給される電力を第1インバータにより変換する第1インバータ部品(100)と、
複数の第2スイッチ(52,53)を含んで形成され、巻線に接続される第2インバータ(50)を有し、巻線に供給される電力を第2インバータにより変換する第2インバータ部品(110)と、
巻線と第1インバータとを通電可能に接続する第1巻線経路(12oa)の一部と、巻線と第2インバータとを通電可能に接続する第2巻線経路(12ob)の一部とを形成し、巻線側に着脱可能に接続されるインバータコネクタ(150)と、
を備え、
インバータコネクタは、第1インバータ部品と第2インバータ部品との並び方向において、第1インバータ部品及び第2インバータ部品のうち一方を介して他方とは反対側に設けられている、回転電機ユニットである。
【0010】
上記回転電機ユニットによれば、上記電力変換装置と同様に、インバータの性能が発揮されやすい構成を実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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