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公開番号
2025101299
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218053
出願日
2023-12-25
発明の名称
睡眠補助用装置
出願人
株式会社デンソー
,
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社ミライズテクノロジーズ
代理人
弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類
A61M
21/02 20060101AFI20250630BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】短時間睡眠の質を高める睡眠補助用装置を提供する。
【解決手段】睡眠補助用装置20は、可聴音をヒトに照射する可聴用スピーカ30と、ヒトの副交感神経の活性を増大させる部位に超音波を照射する超音波用スピーカ50と、ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階には1~4があり、超音波用スピーカ50からの超音波をヒトの副交感神経の活性を増大させる部位に照射させることにより、ヒトのノンレム睡眠における睡眠段階の2の発現を促進させる制御部48と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
可聴音をヒト(8)に照射する可聴音照射部(30)と、
前記ヒトの副交感神経の活性を増大させる部位に超音波を照射する超音波照射部(50)と、
前記ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階には1~4があり、前記超音波照射部からの超音波を前記ヒトの副交感神経の活性を増大させる部位に照射させることにより、前記ヒトのノンレム睡眠における睡眠段階の2の発現を促進させる制御部(48)と、
を備える睡眠補助用装置。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階に基づいて、前記超音波照射部から照射される超音波の音圧を制御する請求項1に記載の睡眠補助用装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階が2以下であるとき、前記超音波照射部に対して、超音波を、前記ヒトの副交感神経の活性を増大させる部位に照射させる請求項2に記載の睡眠補助用装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記ヒトが睡眠前の覚醒しているとき、前記超音波照射部に対して、超音波を、前記ヒトの副交感神経の活性を増大させる部位に照射させる請求項2に記載の睡眠補助用装置。
【請求項5】
前記ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階が3以上であるとき、前記ヒトを覚醒させる覚醒部(52)をさらに備える請求項2に記載の睡眠補助用装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階が3以上であるとき、前記超音波照射部に対して、超音波の照射を停止させる請求項2に記載の睡眠補助用装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階が3以上であるとき、前記超音波照射部から照射される超音波の音圧を、前記ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階が2以下であるときと比較して小さくする請求項2に記載の睡眠補助用装置。
【請求項8】
前記超音波照射部は、前記ヒトの副交感神経の活性を増大させる部位、および、前記ヒトの交感神経の活性を増大させる部位に超音波を照射し、
前記制御部は、前記ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階が3以上であるとき、前記超音波照射部に対して、超音波を、前記ヒトの交感神経の活性を増大させる部位に照射させる請求項2に記載の睡眠補助用装置。
【請求項9】
前記ヒトの交感神経の活性を増大させる部位に照射される超音波を吸収する超音波吸収体(60)をさらに備える請求項1に記載の睡眠補助用装置。
【請求項10】
前記超音波吸収体は、前記ヒトの交感神経の活性を増大させる部位を覆う請求項9に記載の睡眠補助用装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、睡眠補助用装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載されているような睡眠補助用システムが知られている。この睡眠補助用システムは、睡眠の深さの指標として、ハイパーソニック音由来の非可聴音が照射される利用者の体動を検知し、検知した指標に応じてハイパーソニック音由来の非可聴音の出力量および出力パターンを制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-14711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
睡眠には、レム睡眠と、ノンレム睡眠とがある。また、ノンレム睡眠は、睡眠の深さによって1~4の睡眠段階に分類される。さらに、ヒトは、仮眠等の短時間睡眠を行いたい場合がある。短時間睡眠を行う場合に、特許文献1に記載された装置を用いると、利用者の体動に応じたハイパーソニック音の出力量および出力パターンが制御されることに過ぎず、ハイパーソニック効果におけるヒトの副交感神経を高める効果が小さくなることがある。これにより、ヒトのノンレム睡眠における睡眠段階の2の発現がしにくくなる。また、睡眠段階の2の発現時間が短くなり、確保されにくいことがある。短時間睡眠において、ノンレム睡眠における睡眠段階の2の発現時間が短いと、短時間睡眠による回復効果が得られない。したがって、短時間睡眠を行う場合に、特許文献1に記載された睡眠補助用装置を用いても、短時間睡眠の質が低下する。
【0005】
本開示は、短時間睡眠の質を高める睡眠補助用装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、可聴音をヒト(8)に照射する可聴音照射部(30)と、ヒトの副交感神経の活性を増大させる部位に超音波を照射する超音波照射部(50)と、ヒトのノンレム睡眠の睡眠段階には1~4があり、超音波照射部からの超音波をヒトの副交感神経の活性を増大させる部位に照射させることにより、ヒトのノンレム睡眠における睡眠段階の2の発現を促進させる制御部(48)と、を備える睡眠補助用装置である。
【0007】
これにより、短時間睡眠の場合において、ヒトのノンレム睡眠における睡眠段階の2の発現がしやすくなるとともに、睡眠段階の2の発現時間が確保されやすくなる。したがって、短時間睡眠による回復効果が得られやすい。よって、短時間睡眠の質が高まる。
【0008】
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の睡眠補助用装置を用いるヒトを示す図。
睡眠補助用装置の構成図。
時間、ノンレム睡眠およびレム睡眠の関係を示す図。
ヒトの身体、顔面、前頭部および後頸部を示す図。
睡眠補助用装置における制御部の処理を示すフローチャート。
ヒトの機械受容器の周波数特性を示す図。
可聴音を照射しながら超音波をヒトの後頸部等、顔面等および全身にそれぞれ照射したときの副交感神経の活性度を示す図。
可聴音を照射しながら超音波をヒトの後頸部等、顔面等および全身にそれぞれ照射したときの交感神経の活性度を示す図。
睡眠補助用装置の有無によるヒトのノンレム睡眠における睡眠段階の2が発現するまでの時間を示す図。
睡眠補助用装置の有無による睡眠段階の2の発現時間を示す図。
第2実施形態の睡眠補助用装置における生体情報推定部による脳波を測定する測定点を示す図。
睡眠補助用装置における睡眠推定部によるノンレム睡眠の睡眠段階の推定のための脳波および睡眠段階の関係を示す表。
第3実施形態の睡眠補助用装置における制御部の処理を示すフローチャート。
第4実施形態の睡眠補助用装置における制御部の処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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