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公開番号2025103641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221173
出願日2023-12-27
発明の名称受光器
出願人株式会社オーディオテクニカ
代理人個人
主分類H04B 10/114 20130101AFI20250702BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本発明は、光源から送光された光を広範囲から受光できる受光器を、提供する。
【解決手段】本発明に係る受光器は、光源から送光された光を受光する受光器(R)であって、光を受光する複数の受光素子と、複数の受光素子を収容する筐体(1)と、を有してなり、筐体は、Z軸に沿うZ軸方向視において、多角形であり、多角形の各辺に対応する複数の周壁部を備えて、光は、周壁部を透過可能であり、複数の受光素子のうち、一部の受光素子(2Aa,2Ab,2Ac,2Ad)は、受光ユニット(A)を構成して、受光ユニットを構成する受光素子の数は、2個以上であり、受光ユニットを構成する受光素子それぞれは、複数の周壁部のうち、1の周壁部(12A)に向けられて配置されて、Z軸方向視において、周壁部に対応する辺の端部から辺の中央部に向かうにつれて、周壁部側から筐体の内側に向けて離れるように描かれる仮想線上に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光源から送光された光を受光する受光器であって、
前記光を受光する複数の受光素子と、
複数の前記受光素子を収容する筐体と、
を有してなり、
相互に直交する3軸が、X軸、Y軸、およびZ軸であるとき、
前記筐体は、
前記Z軸に沿うZ軸方向視において、多角形であり、
前記多角形の各辺に対応する複数の周壁部を備えて、
前記光は、前記周壁部を透過可能であり、
複数の前記受光素子のうち、一部の前記受光素子は、受光ユニットを構成して、
前記受光ユニットを構成する前記受光素子の数は、2個以上であり、
前記受光ユニットを構成する前記受光素子それぞれは、
複数の前記周壁部のうち、1の前記周壁部に向けられて配置されて、
前記Z軸方向視において、前記周壁部に対応する前記辺の端部から前記辺の中央部に向かうにつれて、前記周壁部側から前記筐体の内側に向けて離れるように描かれる仮想線上に配置される、
ことを特徴とする受光器。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記受光ユニットを構成する前記受光素子は、前記Z軸方向視において、前記周壁部よりも外側に位置する曲率中心点を有する仮想円弧線上に配置される、
請求項1記載の受光器。
【請求項3】
前記筐体は、
複数の前記周壁部それぞれに連設する天井部、
を備えて、
前記受光素子は、
受光面と、
前記受光面に向けて前記光を集光するレンズ面と、
を備えて、
前記受光ユニットを構成する前記受光素子の前記受光面は、前記X軸と前記Y軸とに沿うXY仮想平面と、前記Z軸と、に対して前記天井部側に向けて傾斜する、
請求項2記載の受光器。
【請求項4】
前記XY仮想平面と前記受光面との間の角度は、60度以上、かつ、70度以下である、
請求項3記載の受光器。
【請求項5】
前記受光ユニットを構成する前記受光素子に向けて前記光を反射する反射板、
を有してなる、
請求項3記載の受光器。
【請求項6】
前記受光ユニットを構成する前記受光素子を保持するスペーサ、
を有してなる、
請求項5記載の受光器。
【請求項7】
前記反射板は、前記スペーサと一体に形成される、
請求項6記載の受光器。
【請求項8】
前記スペーサは、前記Z軸方向視において、前記受光素子よりも前記筐体の内側に配置されて、
前記反射板は、前記Z軸方向視において、前記受光素子に対して前記天井部とは反対側に、かつ、前記スペーサよりも前記周壁部側に配置される、
請求項6記載の受光器。
【請求項9】
複数の前記受光素子それぞれからの電気信号を外部機器に送信可能にする信号線が接続される接続端子、
を有してなり、
前記接続端子は、前記Z軸方向視において、前記多角形の重心に位置する、
請求項1記載の受光器。
【請求項10】
前記受光ユニットは、前記周壁部ごとに配置される、
請求項1記載の受光器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、受光器に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電気信号に応じた光(例えば、赤外線)を通信媒体とする光無線通信(例えば、赤外線通信)において、光は、光源から受光器に、送光(送信)される。
【0003】
光源(例えば、赤外線ワイヤレスマイクロホン)は、電気信号に基づく光を、発する。光源から発光された光は、受光器(例えば、赤外線受光器)に、送光される。受光器は、光源から送光された光を、受光(受信)する。受光器は、受光された光を復調して、電気信号を、抽出する。受光器は、光を受光する受光素子(例えば、フォトダイオード)と、受光素子を収容する筐体と、を備える。
【0004】
一般的に、受光器は、光源が用いられる部屋の天井面や壁面に、配置される(例えば、特許文献1参照)。この場合、光源からの光は、壁などの反射により、様々な角度から受光器に、送光される。受光器は、様々な角度から送光される光を受光するために、複数の受光素子を、備える。
【0005】
ここで、光が筐体の平面ではない部分(例えば、多角形の筐体の角)に送光されるとき、光は、同部分で屈折する。そのため、同部分で屈折した光の一部は、筐体内の特定の箇所(例えば、多角形の筐体の角に近い箇所)に特定の向き(例えば、多角形の筐体の角に向けて)で配置される受光素子に、到達しない。このように、同受光素子が光を受光できる範囲は、筐体の形状の影響を受けて、縮小し得る。その結果、多角形の筐体を備える受光器は、光源から送光された光を、広範囲から受光できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-10604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、光源から送光された光を広範囲から受光できる受光器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る受光器は、光源から送光された光を受光する受光器であって、光を受光する複数の受光素子と、複数の受光素子を収容する筐体と、を有してなり、相互に直交する3軸が、X軸、Y軸、およびZ軸であるとき、筐体は、Z軸に沿うZ軸方向視において、多角形であり、多角形の各辺に対応する複数の周壁部を備えて、光は、周壁部を透過可能であり、複数の受光素子のうち、一部の受光素子は、受光ユニットを構成して、受光ユニットを構成する受光素子の数は、2個以上であり、受光ユニットを構成する受光素子それぞれは、複数の周壁部のうち、1の周壁部に向けられて配置されて、Z軸方向視において、周壁部に対応する辺の端部から辺の中央部に向かうにつれて、周壁部側から筐体の内側に向けて離れるように描かれる仮想線上に配置される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、光源から送光された光を広範囲から受光できる受光器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る受光器の実施の形態を示す受光器の分解斜視図である。
図1の受光器の正面図である。
図1の受光器の受光ユニットを構成する受光素子の模式正面図である。
図1の受光器の受光ユニットを構成する受光素子の模式断面図である。
図1の受光器の受光ユニットを構成する受光素子の受光範囲を示す模式正面図である。
図1の受光器の受光ユニットを構成する受光素子が光を受光する様子を示す模式断面図である。
図1の受光器の受光範囲を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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