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公開番号
2025104384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222111
出願日
2023-12-28
発明の名称
靴底用ゴム組成物
出願人
美津濃株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
C08L
15/00 20060101AFI20250703BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】ウェットグリップ性とドライグリップ性と耐摩耗性に優れた靴底を得ることができる靴底用ゴム組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】
靴底用ゴム組成物は、ガラス転移温度が-35℃以上である変性スチレン-ブタジエン共重合体ゴムを含むゴム成分と、シリカを含む充填剤とを含有し、ゴム成分の全体に対する変性スチレン-ブタジエン共重合体ゴムの含有量が70質量%以上である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラス転移温度が-35℃以上である変性スチレン-ブタジエン共重合体ゴムを含むゴム成分と、
シリカを含む充填剤と
を含有する靴底用ゴム組成物であって、
前記ゴム成分の全体に対する前記変性スチレン-ブタジエン共重合体ゴムの含有量が70質量%以上であることを特徴とする靴底用ゴム組成物。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
シランカップリング剤を含有し、
前記シリカ100質量部に対する前記シランカップリング剤の含有量が5質量部以上10質量部以下であることを特徴とする請求項1に記載の靴底用ゴム組成物。
【請求項3】
前記ゴム成分100質量部に対する前記シリカの含有量が40質量部以上70質量部以下あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の靴底用ゴム組成物。
【請求項4】
前記ゴム成分が、前記変性スチレン-ブタジエン共重合体ゴム以外のその他のゴムを含有し、
前記ゴム成分の全体に対する、前記その他のゴムの含有量が30質量%以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の靴底用ゴム組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、靴底に使用されるゴム組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
スポーツシューズ等のシューズにおいては、歩行時や走行時のグリップ性や耐摩耗性を向上させるために、シューズのアウトソールに硬度が高い材料が使用されている。
【0003】
このようなアウトソールの材料としては、例えば、ゴム成分(A)、アルカリニトロベンゼン酸化法によるアルデヒド収率が12質量%以上であるリグニン分解物(B)、及び老化防止剤(C)を含有するゴム組成物が提案されている。そして、このようなゴム組成物を使用することにより、路面の状態に関らず、グリップ力に優れた靴底用のゴム組成物を提供することができると記載されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、約3phr~90phrの天然ゴム成分と、約10phr~約90phrのブロモブチルゴムと、約2phr~約6phrのポリテルペン樹脂と、約0.1phr~約5phrの硫黄硬化成分と、約10phr~約60phrのシリカと、約1phr~約10phrの可塑剤とを含み、約0.4~約0.65の湿潤摩擦係数を有するとともに、約0.76~約0.90の乾燥摩擦係数を有し、DIN摩耗指数を向上させたゴム組成物が提案されている。そして、このようなゴム組成物を使用することにより、良好なトラクション及び耐久性を有する靴底用のゴム組成物を提供することができると記載されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2022/064949号
特開2019―166317号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記特許文献1に記載のゴム組成物においては、ドライグリップ性やウェットグリップ性には優れるものの、耐摩耗性に関して、何ら検討がされておらず、上記特許文献2に記載のゴム組成物においては、耐摩耗性に関して言及があるものの、DIN摩耗体積の値が大きく、耐摩耗性が不十分であるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、ウェットグリップ性とドライグリップ性と耐摩耗性に優れた靴底を得ることができる靴底用ゴム組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の靴底用ゴム組成物は、ガラス転移温度が-35℃以上である変性スチレン-ブタジエン共重合体ゴムを含むゴム成分と、シリカを含む充填剤とを含有する靴底用ゴム組成物であって、ゴム成分の全体に対する変性スチレン-ブタジエン共重合体ゴムの含有量が70質量%以上であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ウェットグリップ性とドライグリップ性と耐摩耗性に優れた靴底を得ることができる靴底用ゴム組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好適な実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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