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公開番号
2025104507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222357
出願日
2023-12-28
発明の名称
モータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02K
3/18 20060101AFI20250703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本明細書は、中性点バスバの配置を工夫し、軸線方向の長さの短いモータを提供する。
【解決手段】本明細書が開示するモータは、ステータに巻回されている複数のコイルと、複数のコイルを相互に接続している中性点バスバを備える。複数のコイルのそれぞれの引出線は、ステータの軸線方向から半径方向に屈曲している。中性点バスバは、複数の引出線の半径方向に延びている部位に接続している。本明細書が開示するモータは、引出線を半径方向に屈曲させ、半径方向に延びている部位に中性点バスバを接続する。それゆえ、中性点バスバはステータの軸線方向でコイルの端よりもステータの中心の近くに位置する。この構造によりモータの軸線方向の長さを短くすることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータに巻回されている複数のコイルと、
前記複数のコイルを相互に接続している中性点バスバと、
を備えており、
複数の前記コイルのそれぞれの引出線は、前記ステータの軸線方向から半径方向に屈曲しており、
前記中性点バスバは、複数の前記引出線の前記半径方向に延びている部位に接続している、モータ。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記中性点バスバは、前記軸線方向における前記コイルの端よりも前記ステータの中心に近い側に位置している、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記中性点バスバは、前記引出線の三方を囲む少なくとも1つのU字部、または、前記引出線の二方を囲む少なくとも1つのV字部を備えている、請求項1または2に記載のモータ。
【請求項4】
前記U字部または前記V字部は、前記中性点バスバを屈曲させた屈曲部である、請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
前記中性点バスバは、複数の前記引出線のみに接続される、請求項1に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、モータに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
三相交流モータは、U相/V相/W相の3個のコイルのそれぞれの一端が中性点にて相互に接続されている。3個のコイルの一端は、バスバと呼ばれる金属片で接続される(特許文献1-3)。以下では、三相交流モータを単純に「モータ」と称し、3個のコイルの一端を相互に接続するバスバを「中性点バスバ」と称する。特許文献1-3に開示されたモータは、いずれも、モータの軸線方向においてコイルよりも外側に中性点バスバが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-127798号公報
国際公開第2018/180798号
特開2021-10252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
軸線方向でコイルよりも外側に中性点バスバを配置すると、モータの軸線方向の長さが長くなる。本明細書は、中性点バスバの配置を工夫し、軸線方向の長さを従来よりも短くすることのできるモータを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示するモータは、ステータに巻回されている複数のコイルと、複数のコイルを相互に接続している中性点バスバを備える。複数のコイルのそれぞれの引出線は、ステータの軸線方向から半径方向に屈曲している。中性点バスバは、複数の引出線の半径方向に延びている部位に接続している。本明細書が開示するモータは引出線を半径方向に屈曲させ、半径方向に延びている部位に中性点バスバを接続する。それゆえ、中性点バスバの全体をステータの中心に近づけることができる。この構造によって、モータの軸線方向の長さを短くすることができる。
【0006】
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例のモータを軸線方向から見た平面図である。
図1の破線矩形IIの範囲の斜視図である。
中性点バスバの斜視図である。
モータを図1の矢印IVの方向からみた図である。
モータを図1の矢印Vの方向からみた図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照して実施例のモータ2を説明する。図1に、モータ2をその軸線方向からみた平面図を示す。図1には、モータ2のカバーを外した状態が描かれている。図2は、図1の破線矩形IIの範囲の斜視図である。ただし、図2では、中性点バスバ10は仮想線で描いてある。図1、2では、ロータの図示は省略してある。図3に中性点バスバ10の斜視図を示す。図4に、モータ2を図1の矢印IVの方向からみた図を示し、図5に、モータ2を図1の矢印Vの方向からみた図を示す。
【0009】
モータ2は、ステータ4を備える。ステータ4はハウジング3に収容されている。モータ2は、8極12スロットの三相交流モータであり、ステータ4には12個のティース5が備えられており、それぞれのティース5にコイル6が巻回されている。隣り合う3個のコイル6u、6v、6wのそれぞれに、120度の位相差の三相交流が流れる。モータ2はコイル6u、6v、6wのコイルセットが4セット含まれている。それぞれのコイルセットにて、隣り合う3個のコイルに120度の位相差の交流が流れる。
【0010】
3個のコイル6u、6v、6wは、スター結合されている。スター結合とは、3個のコイル6u、6v、6wの一端が相互に接続されている構造を意味する。3個のコイル6u、6v、6wの結合点は中性点と呼ばれる。コイル6u、6v、6wのそれぞれの引出線7u、7v、7wが中性点バスバ10で相互に接続されている。図1に示すように、モータ2は、4個の中性点バスバ10を備えており、それぞれの中性点バスバ10が、隣り合う3個のコイル6u、6v、6wを接続している。
(【0011】以降は省略されています)
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