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公開番号2025097107
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023213203
出願日2023-12-18
発明の名称回転電機
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 1/12 20060101AFI20250623BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】本発明の目的は、突極の対向面積をより増大させることが可能な回転電機を提供することである。
【解決手段】回転電機100は、複数の磁極26が設けられたマグネット24を有し、回転軸線を中心に回転可能なロータ2と、磁極26と対向するステータコア3を有するステータ4と、ステータコア3に設けられるコイル8と、を備える。ステータコア3は、磁極26と対向するティース部33と、ティース部33同士を連絡するヨーク部34とを有し、コイル8は、ヨーク部34に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の磁極が設けられたマグネットを有し、回転軸線を中心に回転可能なロータと、
前記磁極と対向するステータコアを有するステータと、
前記ステータコアに設けられるコイルと、
を備え、
前記ステータコアは、前記磁極と対向するティース部と、前記ティース部同士を連絡するヨーク部とを有し、
前記コイルは、前記ヨーク部に配置される回転電機。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記ヨーク部の前記コイルが配置される配置部は、軸方向幅が前記軸方向および前記ヨーク部の長手方向とは異なる方向の幅よりも小さい、請求項1に記載の回転電機。
【請求項3】
前記ティース部の前記磁極と対向する対向部の周方向幅は、前記配置部の周方向幅よりも小さく、
前記対向部の径方向幅は、前記配置部の軸方向幅よりも大きい、請求項2に記載の回転電機。
【請求項4】
前記ティース部および前記ヨーク部は、軟磁性線材を含んで構成される、請求項1に記載の回転電機。
【請求項5】
前記ロータとは別のロータであって、前記ステータコアを挟んで前記ロータとは軸方向反対側に配置され第2磁極を有する第2ロータと、前記第2磁極と対向する第2ステータコアと、を備え、
前記コイルは、前記ステータコアおよび前記第2ステータコアに共用される、請求項1に記載の回転電機。
【請求項6】
前記ステータコアおよび前記第2ステータコアのそれぞれの前記コイルが設けられる部分は一体的に構成される、請求項5に記載の回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
互いに対向配置されたロータとステータを備える回転電機が知られている。例えば特許文献1には、ロータと、ロータに対して空隙を介して軸方向に対向配置されたステータとを備える回転電機が記載されている。ステータは、周方向に配置された複数のステータコアと、各ステータコアの周囲に巻回された複数のコイルとを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-69268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転電機の性能向上の観点において、ロータの磁極に対して対向するステータの突極(ティース部)の対向面積が大きい場合、突極の対向面積が小さい場合よりも有利である。しかし、ステータの突極にコイル巻回すると、コイルの配置スペースの分だけ突極を小さくせざるを得ず、突極の対向面積が小さくなってしまう。これらから、特許文献1に記載の回転電機には、突極の対向面積を増大させるという観点から改善の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、突極の対向面積をより増大させることが可能な回転電機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の回転電機は、複数の磁極が設けられたマグネットを有し、回転軸線を中心に回転可能なロータと、磁極と対向するステータコアを有するステータと、ステータコアに設けられるコイルと、を備える。ステータコアは、磁極と対向するティース部と、ティース部同士を連絡するヨーク部とを有する。コイルは、ヨーク部に配置される。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、突極の対向面積をより増大させることが可能な回転電機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る回転電機を模式的に示す側面図である。
図1のステータを展開して示す展開図である。
第2実施形態に係る回転電機を模式的に示す側面図である。
図3の回転電機の別の例を模式的に示す側面図である。
図3の回転電機のヨーク部を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(【0011】以降は省略されています)

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