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公開番号
2025104816
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222931
出願日
2023-12-28
発明の名称
緩衝材
出願人
船井電機株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
81/05 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】段ボールにより形成された突起部の変形を抑制することが可能な緩衝材を提供する。
【解決手段】この緩衝材100は、折り曲げられた段ボールにより形成される本体部1と、本体部1から突出する突起部2と、突起部2に隣接して設けられる孔部4に挿入されるとともに、突起部2に積層される補強部3と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
段ボールを折り曲げることにより所定の形状に形成される緩衝材であって、
折り曲げられた前記段ボールにより形成される本体部と、
前記本体部から突出する突起部と、
前記突起部に隣接して設けられる孔部に挿入されるとともに、前記突起部に積層される補強部と、を備える、緩衝材。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記突起部と前記補強部とは、前記緩衝材を他部材に組み付ける際に、前記他部材の開口部に挿入されるように構成されている、請求項1に記載の緩衝材。
【請求項3】
前記本体部と前記突起部と前記補強部とは、1枚の前記段ボールを折り曲げることにより形成されている、請求項1に記載の緩衝材。
【請求項4】
前記補強部は、前記段ボールを折り曲げて重ねられた折り曲げ部により形成され、
前記折り曲げ部は、前記孔部に挿入されることにより前記突起部に積層される、請求項3に記載の緩衝材。
【請求項5】
前記孔部は、前記段ボールから前記突起部を切り起こすことにより形成される、請求項1に記載の緩衝材。
【請求項6】
前記突起部は、前記本体部と接続する根元側に設けられた基部と、先端側に設けられた係合部とを含み、
前記突起部の突出方向および前記段ボールの厚み方向の両方向に直交する幅方向において、前記係合部の幅は、前記基部の幅よりも大きく形成され、
前記突起部の突出方向および前記段ボールの厚み方向の両方向に直交する幅方向において、前記補強部の幅は、前記基部の幅以上の大きさに形成されている、請求項1に記載の緩衝材。
【請求項7】
前記緩衝材は、他部材に組付けられるように構成されており、
前記突起部と前記補強部とは、前記他部材と対向する前記本体部の面である対向面から前記他部材に向けて突出するように構成されており、
前記突起部の前記対向面からの突出量は、前記補強部の前記対向面からの突出量よりも大きい、請求項1に記載の緩衝材。
【請求項8】
前記他部材は、梱包材の内部に配置される緩衝部材であり、
前記緩衝部材に前記突起部と前記補強部とが開口部に挿入されて、前記緩衝部材に組付けられるように構成されている、請求項2に記載の緩衝材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、緩衝材に関し、特に、段ボールを折り曲げることにより所定の形状に形成される緩衝材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、段ボールを折り曲げることにより所定の形状に形成される緩衝材が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、平板状の段ボールを折り畳んで形成される緩衝材が開示されている。上記特許文献1では、段ボールの長手方向の両端部に嵌合凸部が設けられているとともに、長手方向の中央に切り欠きが設けられている。特許文献1では、段ボールを複数回折り曲げることにより、長手方向の端部に設けられた嵌合凸部を中央の切り欠きに挿入して、U字形状の緩衝材が形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-284081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記特許文献1には開示されていないが、緩衝材は、使用時に他部材に組み付けられる場合がある。この場合に、緩衝材の他部材への組付けのために突起部を緩衝材に設けることが考えられる。しかしながら、段ボールにより形成された突起部は、強度が低いため、緩衝材を他部材に組み付ける際に突起部が変形するという問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、段ボールにより形成された突起部の変形を抑制することが可能な緩衝材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による緩衝材は、段ボールを折り曲げることにより所定の形状に形成される緩衝材であって、折り曲げられた段ボールにより形成される本体部と、本体部から突出する突起部と、突起部に隣接して設けられる孔部に挿入されるとともに、突起部に積層される補強部と、を備える。
【0008】
この発明の一の局面による緩衝材では、上記のように、緩衝材は、折り曲げられた段ボールにより形成される本体部と、本体部から突出する突起部と、突起部に隣接して設けられる孔部に挿入されるとともに、突起部に積層される補強部と、を備える。これによって、突起部に補強部を積層することにより、本体部から突出する部分の厚みを大きくすることができるため、突起部の強度を高くすることができる。この結果、段ボールにより形成された突起部の変形を抑制することができる。
【0009】
上記一の局面による緩衝材において、好ましくは、突起部と補強部とは、緩衝材を他部材に組み付ける際に、他部材の開口部に挿入されるように構成されている。このように構成すれば、突起部と補強部とが開口部に挿入されることにより、突起部を開口部に挿入する際に、突起部が変形することを抑制することができる。また、突起部と補強部とが開口部に挿入されるため、突起部が他部材に組み付けられた状態においても、突起部が変形することを抑制することができる。
【0010】
上記一の局面による緩衝材において、好ましくは、本体部と突起部と補強部とは、1枚の段ボールを折り曲げることにより形成されている。このように構成すれば、本体部と突起部と補強部とを1枚の段ボールを折り曲げることにより形成することができるため、本体部と突起部と補強部とが別部材の場合と異なり、部品点数の増加を抑制して緩衝材の構成を簡素化しながら、突起部の変形を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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