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公開番号
2025147708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024048093
出願日
2024-03-25
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人中川国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250930BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】反転ローラの正回転時と逆回転時の軸方向のズレを抑制し、反転ローラの軸方向のズレから生じるシートの位置ズレを低減する。
【解決手段】画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを再び前記画像形成部に給送する再給送部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを反転して前記再給送部に搬送する反転部と、備える画像形成装置であって、前記反転部は、正回転または逆回転してシートを搬送する反転ローラと、前記反転ローラの軸上に設けられ、前記反転ローラの回転と一体になって正回転または逆回転するように駆動させるヘリカルギアと、前記反転ローラを軸方向に押圧する押圧部材と、を有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを再び前記画像形成部に給送する再給送部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを反転して前記再給送部に搬送する反転部と、備える画像形成装置であって、
前記反転部は、
正回転または逆回転してシートを搬送する反転ローラと、
前記反転ローラの軸上に設けられ、前記反転ローラの回転と一体になって正回転または逆回転するように駆動させるヘリカルギアと、
前記反転ローラを軸方向に押圧する押圧部材と、
を有する、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記画像形成部と前記反転ローラとの間に設けられ、前記画像形成部により画像が形成されたシートを前記反転ローラに案内する第一の位置と、前記反転ローラにより反転して搬送されるシートを前記再給送部に案内する第二の位置とに切換えられる切換部材を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記反転ローラは、シートを機外へ排出する排出ローラを兼ねる、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成部の上方に胴内空間を隔てて設けられ、原稿の画像を読み取る画像読取部と、
前記画像形成部と前記画像読取部との間に形成された前記胴内空間に配置され、画像が形成され排出されたシートを積載する積載部と、
画像が形成されたシートを前記積載部に排出する排出ローラと、
を有し、
前記反転ローラは、前記排出ローラを兼ねる、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記反転ローラは、前記押圧部材の押圧力により突き当てられる突き当て部材を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記ヘリカルギアは、前記突き当て部材を兼ねる、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記突き当て部材は、前記押圧部材の押圧力により前記反転ローラを支持する支持部材に突き当てられ、前記反転ローラの軸方向の移動が規制される、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記押圧部材の押圧力は、前記反転ローラの回転時に前記反転ローラに作用する軸方向への移動力より大きく設定されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記押圧部材は、前記反転ローラの軸端部を軸方向に押圧する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記押圧部材は、前記ヘリカルギアのスラスト端部面を軸方向に押圧する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、画像形成部にて像担持体上に形成された潜像を現像して可視画像化する。そして、画像形成部に給送されたシートに、前述の可視画像を転写し、転写した画像を定着器で加熱、加圧して定着させることで、シートに画像を形成している。定着器を経て画像が定着されたシートは、排紙ローラによって機外へと排出される。
【0003】
また、特許文献1には、シートの両面に印刷を行う場合、定着器を経て一方の面に画像が定着されたシートは、反転ローラにより反転搬送され、両面搬送経路を経て画像形成部へ再給送される。そして、転写・定着のプロセスを経て、他方の面にも画像が定着される。その後、両面に画像が形成されたシートは、排紙ローラによって機外へと排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-200437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、両面印刷を行う場合、反転ローラは、正回転してシートを機外に向けて一定距離搬送した後、逆回転してシートを両面搬送経路へ搬送する。その際、シートの反力やギアの反力などにより、反転ローラに対して、シートの搬送方向に直交する軸方向(スラスト方向)に移動させる力が作用し、正回転時と逆回転時とで反転ローラのスラスト位置が変化してしまう。正回転時と逆回転時の反転ローラのスラスト方向の移動量の差が、シートの1面目と2面目の主走査方向の相対位置ずれとして顕在化し、成果物の品位を落とすことになる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の代表的な構成は、画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを再び前記画像形成部に給送する再給送部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを反転して前記再給送部に搬送する反転部と、備える画像形成装置であって、前記反転部は、正回転または逆回転してシートを搬送する反転ローラと、前記反転ローラの軸上に設けられ、前記反転ローラの回転と一体になって正回転または逆回転するように駆動させるヘリカルギアと、前記反転ローラを軸方向に押圧する押圧部材と、を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、反転ローラの正回転時と逆回転時の軸方向のズレを抑制することができ、反転ローラの軸方向のズレから生じるシートの位置ズレを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の断面図
正回転時の反転ローラを上部から見た図
逆回転時の反転シートを上部から見た図
反転ローラを上部から見た図
反転ローラを上部から見た図
反転ローラを上部から見た図
(a)(b)(c)反転ローラの斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
(画像形成装置)
図1を用いて画像形成装置の概略構成について説明する。図1は画像形成装置の断面図である。図1に示す画像形成装置100は、4色の画像形成部140を中間転写ベルト145上に並べて配置した中間転写タンデム方式の画像形成装置を例示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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