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公開番号
2025107774
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001195
出願日
2024-01-09
発明の名称
支援装置
出願人
株式会社カクシン
代理人
個人
主分類
G06F
40/56 20200101AFI20250714BHJP(計算;計数)
要約
【課題】対話の目的が達成されるよう支援することと、そのような支援における消費電力を抑えることとを両立すること。
【解決手段】本発明の対話進行の支援装置1は、対話の音声を入力とする音声認識処理によって、当該対話中の発言に対応するテキストデータを生成する音声認識部112と、テキストデータから所与の長さの処理単位を抽出する処理単位抽出部113と、処理単位を入力とする大規模言語モデルを用いた処理によって、処理単位に係る一の発言者への質問を生成する質問生成部114と、備え、処理単位抽出部113は、発言の趣旨から外れた部分を処理単位から除去し、質問生成部114は、処理単位に含まれる発言の趣旨に関し、一の発言者から他の発言者に提供すべき情報の提示を促す質問を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対話のテキストデータから所与の長さの処理単位を抽出する処理単位抽出部と、
前記処理単位を入力に含む大規模言語モデルを用いた処理によって、前記処理単位に係る一の発言者への質問を生成する質問生成部と、
を備え、
前記処理単位抽出部は、前記発言の趣旨から外れた部分を前記処理単位から除去し、
前記質問生成部は、前記処理単位に含まれる発言の趣旨に関し、前記一の発言者から他の発言者に提供すべき情報の提示を促す質問を生成する、
対話進行の支援装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記対話に係る複数の目的を取得する目的取得部と、
前記処理単位を入力に含む大規模言語モデルを用いた処理によって、前記複数の目的それぞれの達成度を評価する達成度評価部と、
をさらに備える、請求項1に記載の支援装置。
【請求項3】
1以上の前記処理単位を入力に含む大規模言語モデルを用いた処理によって、前記対話への助言をまとめた助言集を生成する助言集生成部をさらに備える、請求項1に記載の支援装置。
【請求項4】
前記処理単位抽出部は、進行中の対話のテキストデータから処理単位を抽出し、
前記質問生成部は、前記進行中の対話の発言者への質問を生成する、
請求項1に記載の支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、対話進行の支援装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
営業活動、各種の会議、問い合わせ対応等によって例示される各種の対話が、ビジネスの現場において行われている。ビジネスの現場における対話は、各種の目的を有する。伝えるべき事項が伝えられることにより、対話の目的がよりいっそう達成される。そのため、対話の目的の達成を支援する技術の要望がある。
【0003】
対話の目的の達成を支援する技術に関し、特許文献1は、音声認識部、出力部、キーワード格納部、キーワード抽出部、及び集計部等を有する会議管理装置を開示している。特許文献1の会議管理装置では、会議の円滑な進行を表すものとして規定された肯定的なキーワード等及び紛糾した進行を表すものとして規定された否定的なキーワード等が予めキーワード格納部に格納される。そして、特許文献1の集計部は、音声認識部により解析された発言からキーワード抽出部によって抽出された語句を分類、集計し、その集計に基づいて会議の進行がスムーズか否かを判断する。そして、特許文献1の出力部は、当該判断を外部端末に出力する。以上の構成等により、特許文献1は、発言の内容から会議が紛糾あるいは脱線していると判断した場合にその旨を参加者に報知して会議の円滑な進行への協力を促し得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-066794公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術は、会議が紛糾又は脱線していることを報知し得るに留まり、対話の目的が達成されるよう具体的な指針を示して支援する点において、さらなる改良の余地がある。具体的な指針は、例えば、課題に対する解決策(ソリューション)、マーケティング戦略、代理店施策、セールス施策、及びランディングページ等によって例示されるマーケティングの施策、セールスの施策、並びにセールスに係る教育等である。
【0006】
セールスに係る対話の目的を達成する場合、SPIN話法等の各種の対話技術が用いられたトークスクリプトが有益である。しかしながら、対話技術が用いられた対話が高度であるため、そのようなトークスクリプトの生成は、容易ではない。ところで、大量のテキストデータによって訓練された大規模言語モデルを用いた対話に係る処理が行われている。このような処理は、SPIN話法に沿ったトークスクリプトを生成する等の高度な言語処理を実現し得る。しかしながら、大規模言語モデルを用いた処理は、複雑かつ高度な処理であるため、多大な電力を消費し得る。
【0007】
本発明は、係る事情にかんがみてなされたものである。本発明の目的は、対話の目的が達成されるよう支援することと、そのような支援における消費電力を抑えることとを両立することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、上述の支援に係る質問を生成するときに、入力データ量を減らす前処理を行った後に大規模言語モデルによる処理を行うこと等によって、上記の目的を達成できることを見いだした。そして、本発明者らは、本発明を完成させるに至った。具体的に、本発明は以下のものを提供する。
【0009】
本発明は、対話のテキストデータから所与の長さの処理単位を抽出する処理単位抽出部と、前記処理単位を入力に含む大規模言語モデルを用いた処理によって、前記処理単位に係る一の発言者への質問を生成する質問生成部と、を備え、前記処理単位抽出部は、前記発言の趣旨から外れた部分を前記処理単位から除去し、前記質問生成部は、前記処理単位に含まれる発言の趣旨に関し、前記一の発言者から他の発言者に提供すべき情報の提示を促す質問を生成する、対話進行の支援装置を提供する。
【0010】
本発明は、処理単位抽出部により、テキストデータに前処理を施す。その後、本発明は、質問生成部により、前処理を施されたテキストデータ(処理単位)を入力とする大規模言語モデルを用いた処理を行う。この処理より、本発明は、発言の趣旨に関し、一の発言者から他の発言者に提供すべき情報の提示を促す質問を生成する。これにより、本発明により支援される発言者は、生成された質問に対する回答という自然な形で、対話において伝えるべき事項を伝えることができる。このような質問を繰り返すことにより、本発明は、当初の課題に対する解決手段(ソリューション)、マーケティングの施策、セールスの施策、並びにセールスに係る教育が得られるよう支援できる。
(【0011】以降は省略されています)
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