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公開番号
2025107794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001230
出願日
2024-01-09
発明の名称
電動ブレーキ装置の制御装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人服部国際特許事務所
主分類
B60T
13/74 20060101AFI20250714BHJP(車両一般)
要約
【課題】左輪用及び右輪用の電動ブレーキ装置に適用される制御装置において、部品増加及び組付工程増加を防ぐ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ、減速機、及び、直動変換部を備え、直動変換部が出力する荷重によりパッドをディスクに押し付けて車輪を制動する電動ブレーキ装置において、制御装置201は、モータの駆動を制御する。制御装置201は、基板23と、基板23に実装されたIC30等の電子素子とを備える。基板23は、電源入力、モータの駆動電力の出力、及び、一種類以上のセンサとの信号通信もしくは電源供給に用いられる複数の電気接続部41、51、61を有する。車両の前後軸に対して左右対称に配置される、左輪用の電動ブレーキ装置と右輪用の電動ブレーキ装置とに対し、制御装置201は、少なくとも基板23の配線以外の仕様が同一のものが共通に用いられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
トルクを出力するモータ(15)、前記モータの回転を減速する減速機(16)、及び、キャリパ(80)に保持され、前記減速機により減速された回転を直動に変換する直動変換部(17)を備え、前記直動変換部が出力する荷重によりパッド(88)をディスク(89)に押し付けて車輪(91、92)を制動する電動ブレーキ装置(11、12)において、前記モータの駆動を制御する制御装置であって、
基板(23)と、
前記基板に実装された一つ以上の電子素子(30、36)と、を備え、
前記基板は、電源入力、前記モータの駆動電力の出力、及び、一種類以上のセンサとの信号通信もしくは電源供給に用いられる複数の電気接続部(41、42、51、52、61、62)を有し、
車両の前後軸に対して左右対称に配置される、左輪(91)用の前記電動ブレーキ装置(11)と右輪(92)用の前記電動ブレーキ装置(12)とに対し、少なくとも前記基板の配線以外の仕様が同一のものが共通に用いられる電動ブレーキ装置の制御装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記基板にパターンで形成され又はリード線で接続される配線のうち、左輪用又は右輪用の一方の前記電動ブレーキ装置で使用され、他方の前記電動ブレーキ装置で使用されない配線を選択配線と定義すると、
各前記電気接続部は、左輪用の前記電動ブレーキ装置と右輪用の前記電動ブレーキ装置とで共通に使用されるか、又は、個別に使用される前記電気接続部への配線が前記選択配線として設けられており、
左輪用の前記電動ブレーキ装置と右輪用の前記電動ブレーキ装置とに対し、前記基板の配線を含む仕様が同一のものが共通に用いられる請求項1に記載の電動ブレーキ装置の制御装置。
【請求項3】
前記制御装置を前記基板に平行な仮想平面に投影した外形形状は、対称軸(P)に対して対称であり、
少なくとも一部の前記電気接続部は、前記対称軸に対して対称に配置されている請求項1または2に記載の電動ブレーキ装置の制御装置。
【請求項4】
前記基板は、前記電子素子としてのIC(30)が実装されており、且つ、前記電気接続部として、前記直動変換部が出力する荷重を検出する荷重センサ(18)を含む一種類以上のセンサとの信号通信もしくは電源供給に用いられるセンサ端子接続部(61、62)を有し、
左輪用の前記電動ブレーキ装置と右輪用の前記電動ブレーキ装置とで個別に使用される前記センサ端子接続部と前記ICとの配線が前記選択配線として設けられており、
当該選択配線に使用される前記ICのピンは、左輪用の前記電動ブレーキ装置と右輪用の前記電動ブレーキ装置とで共通である請求項2に記載の電動ブレーキ装置の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動ブレーキ装置の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両の電動ブレーキ装置において、制御装置によりモータシャフトを回転させ、モータシャフトに連結された減速機の回転を回転直動変換機構により直動に変換し、直動によりブレーキパッドをディスクに押し付けて車輪を制動する構成が知られている。
【0003】
例えば特許文献1に開示された電動ブレーキ装置は、モータが発生する出力を制御する電気回路部と、モータの出力に基づいて制動力を発生する機構部とを備えている。機構部は、モータ、減速機、回転直動変換機構等を含む。また、機構部には推力センサや温度センサが搭載されており、各センサ信号は、配線を介して電気回路部の下位制御回路に通信される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-095909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電動ブレーキ装置は車両の各輪に対応して設けられる。左輪用の電動ブレーキ装置と、右輪用の電動ブレーキ装置とは対称形状に形成される。そのため対称の制御装置が2種類必要となり、バスバーなどの部品増加及び組付工程増加を招く。その影響で製品コストがアップするという問題がある。
【0006】
本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、左輪用及び右輪用の電動ブレーキ装置に適用される制御装置において、部品増加及び組付工程増加を防ぐ制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、電動ブレーキ装置(11、12)において、モータの駆動を制御する制御装置である。電動ブレーキ装置は、トルクを出力するモータ(15)、モータの回転を減速する減速機(16)、及び、キャリパ(80)に保持され、減速機により減速された回転を直動に変換する直動変換部(17)を備え、直動変換部が出力する荷重によりパッド(88)をディスク(89)に押し付けて車輪(91、92)を制動する。
【0008】
制御装置は、基板(23)と、基板に実装された一つ以上の電子素子(30、36)と、を備える。基板は、電源入力、モータの駆動電力の出力、及び、一種類以上のセンサとの信号通信もしくは電源供給に用いられる複数の電気接続部(41、42、51、52、61、62)を有する。
【0009】
車両の前後軸に対して左右対称に配置される、左輪(91)用の電動ブレーキ装置(11)と右輪(92)用の電動ブレーキ装置(12)とに対し、制御装置は、少なくとも基板の配線以外の仕様が同一のものが共通に用いられる。
【0010】
好ましくは、電気接続部は、左輪用の電動ブレーキ装置と右輪用の電動ブレーキ装置とで共通に使用されるか、又は、個別に使用される電気接続部への配線が選択配線として設けられている。ここで、基板にパターンで形成され又はリード線で接続される配線のうち、左輪用又は右輪用の一方の電動ブレーキ装置で使用され、他方の電動ブレーキ装置で使用されない配線を選択配線と定義する。制御装置は、左輪用の電動ブレーキ装置と右輪用の電動ブレーキ装置とに対し、基板の配線を含む仕様が同一のものが共通に用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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