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公開番号2025109368
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003210
出願日2024-01-12
発明の名称ズームレンズおよび撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 15/20 20060101AFI20250717BHJP(光学)
要約【課題】最大焦点距離が長く、高変倍比で小型軽量のズームレンズを提供する。
【解決手段】ズームレンズは、ズーミングのためには移動しない正の第1レンズ群L1と、ズーミングのために移動する少なくとも3つのレンズ群を含む中間群と、ズーミングのためには移動しない正の最終レンズ群とを有する。第1レンズ群L1は、正の第1サブレンズ群L11と、フォーカシングのために移動する正の第2サブレンズ群L12と、負の第3サブレンズ群L13とを有する。中間群は、最も像側に正の屈折力のレンズ群を有する。第1レンズ群の焦点距離をf1、中間群のうち最も負の屈折力が強い特定負レンズ群の焦点距離をf2、第1レンズ群における最も像側のレンズ面から後側主点までの距離をok1とする。-8.0≦f1/f2≦-4.0および0.10≦(f1+ok1)/f1≦0.80なる条件を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、ズーミングのために移動する少なくとも3つのレンズ群を含む中間群と、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の最終レンズ群とを有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1サブレンズ群と、フォーカシングのために移動する正の屈折力の第2サブレンズ群と、負の屈折力の第3サブレンズ群とを有し、
前記中間群は、最も像側に正の屈折力のレンズ群を有し、
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記中間群に含まれる少なくとも1つの負の屈折力のレンズ群のうち最も屈折力が強い特定負レンズ群の焦点距離をf2、物体側から像側への方向を正とするときの前記第1レンズ群における最も像側のレンズ面から該第1レンズ群の後側主点までの光軸上の距離をok1とするとき、
-8.0≦f1/f2≦-4.0
0.10≦(f1+ok1)/f1≦0.80
なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から該第1レンズ群における前記最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をD1とするとき、
0.20≦D1/f1≦0.90
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
前記特定負レンズ群の広角端での横倍率をβ2wとするとき、
-0.50≦β2w≦-0.15
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項4】
前記特定負レンズ群の広角端での横倍率をβ2w、前記特定負レンズ群の望遠端での横倍率をβ2tとするとき、
4.5≦β2t/β2w≦20.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記第1サブレンズ群の焦点距離をf11とするとき、
0.0≦f1/f11≦1.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記第2サブレンズ群の焦点距離をf12とするとき、
0.4≦f1/f12≦2.1
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記第3サブレンズ群の焦点距離をf13とするとき、
-1.0≦f1/f13≦-0.1
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項8】
前記特定負レンズ群に像側にて隣り合うレンズ群の焦点距離をf3とするとき、
-6.0≦f1/f3≦-0.4
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項9】
前記特定負レンズ群に像側にて隣り合うレンズ群にさらに像側にて隣り合うレンズ群の焦点距離をf4とするとき、
1.0≦f1/f4≦4.5
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項10】
前記ズームレンズの広角端での焦点距離をfwとするとき、
1.5≦f1/fw≦8.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像に好適なズームレンズに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ズームレンズには、最も物体側の第1レンズ群がズーミングに際して移動しない全長固定タイプで、かつ最も物体側のレンズより像側のレンズがフォーカシングに際して移動するインナーフォーカスタイプのズームレンズがある。特許文献1には、4群構成で、望遠端での半画角が2.07°程度、変倍比が3倍程度のズームレンズが開示されている。特許文献2には、4群構成で、望遠端での半画角が1.01°程度、変倍比が18倍程度のズームレンズが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-212724号公報
特開2016-045309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1、2に開示されたズームレンズでは、最大焦点距離が長い望遠タイプであること、高変倍比であることに加えて、小型・軽量であることの全ての条件を満足することは難しい。
【0005】
本発明は、最大焦点距離が長くかつ高変倍比でありながら、小型・軽量なズームレンズを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、ズーミングのために移動する少なくとも3つのレンズ群を含む中間群と、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の最終レンズ群とを有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズである。第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1サブレンズ群と、フォーカシングのために移動する正の屈折力の第2サブレンズ群と、負の屈折力の第3サブレンズ群とを有する。中間群は、最も像側に正の屈折力のレンズ群を有する。
【0007】
第1レンズ群の焦点距離をf1、中間群に含まれる少なくとも1つの負の屈折力のレンズ群のうち最も屈折力が強い特定負レンズ群の焦点距離をf2、物体側から像側への方向を正とするときの第1レンズ群における最も像側のレンズ面から該第1レンズ群の後側主点までの光軸上の距離をok1とするとき、
-8.0≦f1/f2≦-4.0
0.10≦(f1+ok1)/f1≦0.80
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記ズームレンズを備えた撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、最大焦点距離が長くかつ高変倍比でありながら、小型・軽量のズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態かつ(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例2のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例2のズームレンズの無限遠合焦状態かつ(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例3のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例3のズームレンズの無限遠合焦状態かつ(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例4のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例4のズームレンズの無限遠合焦状態かつ(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例5のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例5のズームレンズの無限遠合焦状態かつ(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例6のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例6のズームレンズの無限遠合焦状態かつ(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例1~6のズームレンズを備えた撮像装置を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。まず具体的な実施例1~6の説明に先立って、各実施例に共通する事項について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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