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公開番号2025101274
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218001
出願日2023-12-25
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/52 20230101AFI20250630BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像素子への負荷軽減、放熱機能の向上、及び撮像素子の高精度な位置決めを実現可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、被写体像を撮像する撮像素子と、撮像素子の像側に配置された基板と、基板の像側の実装面に実装され、該実装面からの突出量が異なる複数の電気素子と、複数の電気素子に接触する放熱シートと、放熱シートを基板とで挟むように配置された放熱部材と、を有する撮像装置であって、放熱部材は、放熱シートと接触する貼付面を備え、放熱シートの一部は、複数の電気素子の一部と貼付面によって圧縮され、撮像装置は、像側から見た場合において、放熱シートが放熱部材と重なる第一領域と、放熱シートが放熱部材と重ならず露出する第二領域とを備え、放熱シートと接触する複数の電気素子のうち突出量が最も大きい第1電気素子は、第二領域に位置する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
光学系により形成された被写体像を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子の像側に配置された基板と、
前記基板の像側の実装面に実装され、該実装面からの突出量が異なる複数の電気素子と、
前記複数の電気素子に接触する放熱シートと、
前記放熱シートを前記基板とで挟むように配置された放熱部材と、を有する撮像装置であって、
前記放熱部材は、前記放熱シートと接触する貼付面を備え、
前記放熱シートの一部は、前記複数の電気素子の一部と前記貼付面によって圧縮され、
前記撮像装置は、像側から見た場合において、前記放熱シートが前記放熱部材と重なる第一領域と、前記放熱シートが前記放熱部材と重ならず露出する第二領域とを備え、
前記放熱シートと接触する複数の電気素子のうち前記突出量が最も大きい第一電気素子は、前記第二領域に位置することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記撮像素子の周囲と所定の隙間をもって配置された保持部材を更に有し、
前記隙間に接着剤が充填されることで、前記撮像素子は前記保持部材に固定され、
前記接着剤は、前記保持部材の物体側の面に塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第一電気素子の前記実装面からの前記突出量をH、前記実装面から前記貼付面までの距離をD、前記放熱シートの厚みをTとするとき、
D-H<(4/5)×T
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記複数の電気素子のうち前記突出量が所定値より大きい複数の第2の電気素子は、同一の前記第二領域に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮像素子の周囲と所定の隙間をもって配置された保持部材を更に有し、
前記撮像素子、前記基板、前記保持部材、前記放熱シート、及び前記放熱部材は、一体となって位置調整されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記実装面には、コネクタが配置され、
前記放熱シートは、像側から見た場合において、前記コネクタを挟んで両側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像素子の周囲と所定の隙間をもって配置された保持部材を更に有し、
前記放熱部材は、前記貼付面を含む平面部の端部から物体側に延びる立ち曲げ部と、前記立ち曲げ部の端部から前記光学系の光軸に直交する方向の外側に延びるフランジ部とを備え、
前記フランジ部は、前記保持部材に接触した状態で前記保持部材に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記貼付面には、複数の位置規定部が設けられ
前記放熱シートは、像側から見た場合において、前記位置規定部と前記立ち曲げ部とで囲まれる範囲内に配置されることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記放熱シートは、長方形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記放熱シートの全ての辺のそれぞれの少なくとも一部は、像側から見た場合において、前記第一領域に位置することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置の放熱構成に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、撮像素子の熱を放熱するために、放熱シートを撮像素子に設けられた電子基板や電気素子と接触させ、放熱シートを挟むように放熱板金を配置する構成が知られている(例えば特開2016-19005参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-19005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の構成において、放熱機能を活かすために放熱シートを放熱板金及び撮像素子に接触させる必要があるが、放熱シートが放熱板金と撮像素子で圧縮されると、放熱板金及び撮像素子に放熱シートの反発力が加わる。撮像素子にそれぞれ高さが異なる複数の電気素子が配置される場合、高い電気素子には大きな反発力が加わり、低い電気素子には放熱シートが接触しないおそれがある。
【0005】
また、従来、撮像素子を保持板金に対してクリアランスを設けて相対的に位置調整した後、接着剤によってクリアランスを埋めることで、撮像素子を保持板金に接触させることなく固定する方法が知られている。このような方法では、上述したように、撮像素子に反発力が加わると、接着剤の剥がれや変形により、撮像素子と保持板金の相対位置関係が変化してしまうおそれがある。
【0006】
本発明は、撮像素子への負荷軽減、放熱機能の向上、及び撮像素子の高精度な位置決めを実現可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての撮像装置は、被写体像を撮像する撮像素子と、撮像素子の像側に配置された基板と、基板の像側の実装面に実装され、該実装面からの突出量が異なる複数の電気素子と、複数の電気素子に接触する放熱シートと、放熱シートを基板とで挟むように配置された放熱部材と、を有する撮像装置であって、放熱部材は、放熱シートと接触する貼付面を備え、放熱シートの一部は、複数の電気素子の一部と貼付面によって圧縮され、撮像装置は、像側から見た場合において、放熱シートが放熱部材と重なる第一領域と、放熱シートが放熱部材と重ならず露出する第二領域とを備え、放熱シートと接触する複数の電気素子のうち突出量が最も大きい第1電気素子は、第二領域に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像素子への負荷軽減、放熱機能の向上、及び撮像素子の高精度な位置決めを実現可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る撮像装置の斜視図である。
撮像装置の内部構成の一部の斜視図である。
レンズ鏡筒の断面図である。
レンズ鏡筒と撮像素子ユニットの分解斜視図である。
撮像装置の内部構成の一部の背面図である。
撮像装置の内部構成の一部の分解斜視図である。
撮像素子ユニットの断面図である。
撮像素子ユニットの分解斜視図である。
撮像素子周辺構造の説明図である。
撮像素子ユニットの説明図である。
放熱シートの貼付位置を示す図である。
サイズの大きい電気素子に合わせて放熱シート及び放熱板金を設定した場合の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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