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公開番号
2025109391
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003250
出願日
2024-01-12
発明の名称
燃料電池ユニット及び産業車両
出願人
株式会社豊田自動織機
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
H01M
8/04 20160101AFI20250717BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】燃料電池ユニットのメンテナンス時に燃料電池の発電を禁止させつつ、ハーネスの取り回しや部品のレイアウトが煩雑化することを抑制する。
【解決手段】燃料電池ユニット1が収容される筐体Hと、筐体Hの第1開口部Op1を覆う第1板部Bd1と、筐体Hの外面側において第1板部上Bd1に設けられる第1補機と、第1補機から第1電線を介して送られる信号に基づいて燃料電池FCの発電を制御する制御部22と、第1電線の断線を検知する断線検知部21とを備えて燃料電池ユニット1を構成し、第1板部Bd1が筐体Hから取り外されると、第1電線が断線し、制御部22は、断線検知部21により断線が検知されると、燃料電池FCの発電を禁止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
主機としての燃料電池を備える燃料電池ユニットであって、
前記燃料電池ユニットが収容される筐体と、
前記筐体の第1開口部を覆う第1板部と、
前記筐体の外面側において前記第1板部上に設けられる第1補機と、
前記第1補機から第1電線を介して送られる信号に基づいて前記燃料電池の発電を制御する制御部と、
前記第1電線の断線を検知する断線検知部と、
を備え、
前記第1板部が前記筐体から取り外されると、前記第1電線が断線し、
前記制御部は、前記断線検知部により断線が検知されると、前記燃料電池の発電を禁止する
燃料電池ユニット。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の燃料電池ユニットであって、
前記筐体の第2開口部を覆う第2板部と、
前記筐体の外面側において前記第2板部上に設けられる第2補機と、
を備え、
前記制御部は、前記第1補機から前記第1電線を介して送られる信号及び前記第2補機から第2電線を介して送られる信号に基づいて前記燃料電池の発電を制御し、
前記第2板部が前記筐体から外されると、前記第2電線が断線し、
前記断線検知部は、前記第1電線の断線及び前記第2電線の断線の少なくとも一方を検知する
燃料電池ユニット。
【請求項3】
請求項1に記載の燃料電池ユニットであって、
前記第1板部は、前記筐体の上面の開口部を覆う天板である
燃料電池ユニット。
【請求項4】
請求項1に記載の燃料電池ユニットであって、
1枚ずつ順番に前記筐体から取り外し可能な複数の前記第1板部を備え、
前記第1補機は、複数の前記第1板部のうち、最初に取り外すことが可能な前記第1板部上に設けられている
燃料電池ユニット。
【請求項5】
請求項1に記載の燃料電池ユニットであって、
1枚ずつ順番に前記筐体から取り外し可能な複数の前記第1板部を備え、
前記第1補機は、複数の前記第1板部のうち、最後から2番目以前に取り外すことが可能な前記第1板部上に設けられている
燃料電池ユニット。
【請求項6】
請求項1に記載の燃料電池ユニットであって、
前記第1補機は、前記燃料電池に供給される空気の流量を検出する流量センサである
燃料電池ユニット。
【請求項7】
請求項1に記載の燃料電池ユニットが搭載される産業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
燃料電池ユニットとして、燃料電池ユニットのメンテナンス時、燃料電池ユニットの筐体の開口部を覆う天板が取り外されると、天板に取り付けられたスイッチの状態が切り替わることで燃料電池の発電を制御する制御部への電力供給が停止し、燃料電池の発電が禁止されるものがある。関連する技術として、特許文献1がある。
【0003】
しかしながら、上記燃料電池ユニットでは、燃料電池の発電に関係しないスイッチを追加する必要があるため、そのスイッチを追加する分、ハーネスの取り回しや部品のレイアウトが煩雑化するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-008159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の一側面に係る目的は、燃料電池ユニットのメンテナンス時に燃料電池の発電を禁止させつつ、ハーネスの取り回しや部品のレイアウトの煩雑化を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る一つの形態である燃料電池ユニットは、主機としての燃料電池を備える燃料電池ユニットであって、前記燃料電池ユニットが収容される筐体と、前記筐体の第1開口部を覆う第1板部と、前記筐体の外面側において前記第1板部上に設けられる第1補機と、前記第1補機から第1電線を介して送られる信号に基づいて前記燃料電池の発電を制御する制御部と、前記第1電線の断線を検知する断線検知部とを備える。前記第1板部は、前記筐体から取り外されると、前記第1電線が断線し、前記制御部は、前記断線検知部により断線が検知されると、前記燃料電池の発電を禁止する。
【0007】
これにより、燃料電池ユニットのメンテナンス時に第1板部が筐体から外されると、断線検知部により断線が検知されるため、燃料電池の発電を禁止させることができる。また、燃料電池ユニットに元々備える第1補機を用いて第1板部が筐体から取り外されたか否かを判断することができ、燃料電池ユニットのメンテナンス時に燃料電池の発電を禁止させるための新たに部品を設ける必要がないため、ハーネスの取り回しや部品のレイアウトの煩雑化を抑制することができる。
【0008】
また、上記燃料電池ユニットは、前記筐体の第2開口部を覆う第2板部と、前記筐体の外面側において前記第2板部上に設けられる第2補機とを備え、前記制御部は、前記第1補機から前記第1電路を介して送られる信号及び前記第2補機から第2電線を介して送られる信号に基づいて前記燃料電池の発電を制御し、前記第2板部が前記筐体から外されると、前記第2電線が断線し、前記断線検知部は、前記第1電路の断線及び前記第2電路の断線の少なくとも一方を検知するように構成してもよい。
【0009】
また、前記第1板部を前記筐体の上面の開口部を覆う天板により構成してもよい。
【0010】
また、上記燃料電池ユニットは、1枚ずつ順番に前記筐体から取り外し可能な複数の前記第1板部を備え、前記第1補機は、複数の前記第1板部のうち、最初に取り外すことが可能な前記第1板部上に設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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