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公開番号
2025109420
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003289
出願日
2024-01-12
発明の名称
倉庫
出願人
株式会社ダイフク
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B65G
1/04 20060101AFI20250717BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】収容棚の歪みを簡便に検査可能な技術を実現する。
【解決手段】倉庫は、レーザー光源を備えたレーザー出力装置4と、レーザー出力装置4によるレーザー40の照射先となる被照射部50を備えたターゲット部材5と、上下方向に互いに離間して配置された上側取付部材と下側取付部材6dと、を備えている。レーザー出力装置4は、ターゲット部材5にレーザー40を照射する姿勢で、上側取付部材及び下側取付部材6dのいずれか一方である第1取付部材に取り付けられ、ターゲット部材5は、被照射部50がレーザー出力装置4を向く姿勢で、上側取付部材及び下側取付部材6dのいずれか他方である第2取付部材62に取り付けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に並ぶ複数段の棚部のそれぞれに物品を収容可能な収容部が設けられた収容棚を備えた倉庫であって、
レーザー光源を備えたレーザー出力装置と、
前記レーザー出力装置によるレーザーの照射先となる被照射部を備えたターゲット部材と、
上下方向に互いに離間して配置された上側取付部材と下側取付部材と、
を備え、
前記レーザー出力装置は、前記ターゲット部材に前記レーザーを照射する姿勢で、前記上側取付部材及び前記下側取付部材のいずれか一方である第1取付部材に取り付けられ、
前記ターゲット部材は、前記被照射部が前記レーザー出力装置を向く姿勢で、前記上側取付部材及び前記下側取付部材のいずれか他方である第2取付部材に取り付けられている、倉庫。
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【請求項2】
前記収容棚は、複数段の前記棚部を支持するフレームを備え、
前記上側取付部材は、前記収容棚における最上段の前記棚部よりも上側において前記フレームに対して固定され、
前記下側取付部材は、前記収容棚における最下段の前記棚部よりも下側又は前記収容棚が設置された床面において前記フレームに対して位置が固定されている、請求項1に記載の倉庫。
【請求項3】
前記レーザー出力装置と前記ターゲット部材との組をレーザーユニットとして、
上下方向視で互いに離間した複数箇所のそれぞれに前記レーザーユニットが配置されている、請求項1に記載の倉庫。
【請求項4】
前記収容棚は、複数段の前記棚部を支持するフレームを備え、
前記レーザー出力装置及び前記ターゲット部材のいずれか前記下側取付部材に取り付けられた方が前記下側取付部材に対して着脱自在に構成され、或いは、前記下側取付部材が床面又は前記フレームに対して着脱自在に固定されている、請求項1に記載の倉庫。
【請求項5】
前記収容棚への前記物品の入庫のための前記物品の搬送である入庫搬送、及び、前記収容棚からの前記物品の出庫のための前記物品の搬送である出庫搬送の少なくとも一方を行う搬送装置と、
前記搬送装置を制御する制御システムと、
前記レーザー出力装置により出力された前記レーザーの前記被照射部での照射位置の経時的な変化を変位量として示す変位情報を取得する変位情報取得部と、
を更に備え、
前記制御システムは、前記変位情報に示された前記変位量が予め定められた判定しきい値以上となった場合には、複数の前記収容部のそれぞれに対する前記搬送装置の停止位置の情報を取得する学習処理を実行する、請求項1に記載の倉庫。
【請求項6】
前記レーザー出力装置は、前記ターゲット部材までの距離を測定するレーザー距離計であり、
前記レーザー出力装置が出力する前記レーザーの軸心をレーザー軸とし、前記レーザー軸に沿う方向を軸方向とし、前記レーザー軸に直交する方向を径方向として、
前記ターゲット部材は、予め定められた基準位置から前記径方向の外側に向かうに従って段階的又は連続的に前記軸方向の位置が変化するように形成され、初期状態で前記基準位置が前記レーザー軸上に位置するように配置される、請求項1から5のいずれか一項に記載の倉庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収容棚を備えた倉庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特開2017-149529号公報(特許文献1)には、自動倉庫に関する発明が開示されており、この自動倉庫には、物品を保管しておくための収容棚が設けられている。床面積当たりの保管効率を向上させるため、収容棚は、上下方向に並ぶ複数段の棚部を備えていることが多い(例えば特許文献1の図2参照)。複数段の棚部のそれぞれには、物品を収容可能な収容部が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-149529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、収容棚は、地震発生時などにおいて大きな外力を受けると、歪む場合がある。人が視認できる程の大きな歪みが生じることもあれば、視認できない程の小さな歪みが生じることもある。また、小さな歪みは、収容棚の経年劣化によっても生じ得る。収容棚に歪みがあると、当該収容棚の強度が低下する要因となったり、当該収容棚に対する収容物の出し入れ動作に影響を及ぼしたりする場合がある。従って、収容棚の歪みを定期的に検査するのが望ましいが、歪みの検査には、人手も要するし、手間も掛かる。歪みが、視認できない程の小さなものである場合には、それがより顕著となる。
【0005】
上記実状に鑑みて、収容棚の歪みを簡便に検査可能な技術の実現が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上下方向に並ぶ複数段の棚部のそれぞれに物品を収容可能な収容部が設けられた収容棚を備えた倉庫であって、
レーザー光源を備えたレーザー出力装置と、
前記レーザー出力装置によるレーザーの照射先となる被照射部を備えたターゲット部材と、
上下方向に互いに離間して配置された上側取付部材と下側取付部材と、
を備え、
前記レーザー出力装置は、前記ターゲット部材に前記レーザーを照射する姿勢で、前記上側取付部材及び前記下側取付部材のいずれか一方である第1取付部材に取り付けられ、
前記ターゲット部材は、前記被照射部が前記レーザー出力装置を向く姿勢で、前記上側取付部材及び前記下側取付部材のいずれか他方である第2取付部材に取り付けられている。
【0007】
本構成によれば、レーザー出力装置からターゲット部材の被照射部に照射されたレーザーの照射位置を確認することにより、収容棚の歪みを検査することができる。これによれば、少人数での検査が可能であり、また、レーザーの照射位置を確認するだけで良いので手間も掛かりにくい。従って、本構成によれば、収容棚の歪みを簡便に検査可能となる。
【0008】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
倉庫の平面図
倉庫の一部を示す正面図
収容棚の正面図
倉庫の制御ブロック図
レーザーユニットの構成を示す図
学習処理が実行されるまでの手順を示すフローチャート
第2実施形態に係るターゲット部材を示す図
その他の実施形態に係るターゲット部材を示す図
その他の実施形態に係るターゲット部材を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、倉庫の実施形態について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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