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公開番号2025109437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003326
出願日2024-01-12
発明の名称プロジェクションシステム、および調整機構
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03B 21/14 20060101AFI20250717BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】プロジェクションシステムが大型化することを抑制しつつ、投射光学装置から投射された光を所望する箇所に投射しやすくする。
【解決手段】プロジェクションシステムは、光を射出する光源と、光源から射出された光を変調する光変調装置と、光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、投射光学装置に対して投射光学装置から光が投射される側に配置される調整機構と、を備え、調整機構は、投射光学装置に対して相対移動可能に設けられた可動部を有し、かつ、投射光学装置に対して可動部が相対移動することによって、投射光学装置から投射された光の進行方向を変化させることを特徴とする。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
光を射出する光源と、
前記光源から射出された光を変調する光変調装置と、
前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、
前記投射光学装置に対して前記投射光学装置から光が投射される側に配置される調整機構と、
を備え、
前記調整機構は、前記投射光学装置に対して相対移動可能に設けられた可動部を有し、かつ、前記投射光学装置に対して前記可動部が相対移動することによって、前記投射光学装置から投射された光の進行方向を変化させることを特徴とするプロジェクションシステム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記可動部は、前記投射光学装置から投射された光が入射する光学素子を有する、請求項1に記載のプロジェクションシステム。
【請求項3】
前記光学素子は、前記投射光学装置から投射された光の画角を広げる光学素子である、請求項2に記載のプロジェクションシステム。
【請求項4】
前記可動部は、前記光学素子を保持する保持部を有し、
前記保持部は、前記光学素子の光軸が延びる方向に前記光学素子を挟む第1保持部材および第2保持部材を有し、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とは、互いに固定されている、請求項2に記載のプロジェクションシステム。
【請求項5】
前記第2保持部材には、前記第2保持部材を前記第1保持部材に固定するねじ部材が通過可能な第1固定孔が形成され、
前記第2保持部材には前記光学素子の前記光軸が延びる方向に前記第1固定孔に並んで第2固定孔が形成されることと、前記第1固定孔が前記光学素子の前記光軸が延びる方向に長い孔であることと、の少なくとも一方を満たす、請求項4に記載のプロジェクションシステム。
【請求項6】
前記可動部は、前記投射光学装置に対して、前記投射光学装置の光軸と直交する第1方向に延びる回転軸線回りに回転可能である、請求項1に記載のプロジェクションシステム。
【請求項7】
前記投射光学装置から投射される光は、前記投射光学装置の前記光軸に対して、前記投射光学装置の前記光軸および前記第1方向の両方と直交する第2方向の第1側にオフセットされた方向に投射され、
前記可動部は、前記投射光学装置に対して、前記第1側に向かって前記回転軸線回りに相対回転可能である、請求項6に記載のプロジェクションシステム。
【請求項8】
前記投射光学装置から投射される光は、前記投射光学装置の前記光軸に対して、前記投射光学装置の前記光軸および前記第1方向の両方と直交する第2方向にオフセットされない方向に投射され、
前記可動部は、前記投射光学装置に対して、前記第2方向の第1側および前記第2方向の第2側のそれぞれに向かって前記回転軸線回りに相対回転可能である、請求項6に記載のプロジェクションシステム。
【請求項9】
前記光源および前記光変調装置を内部に収容する筐体を備え、
前記調整機構は、前記筐体に固定される固定部材を有し、
前記固定部材には、
前記回転軸線が通る支持孔と、
前記回転軸線を中心とする径方向に前記支持孔から離れて配置され、前記回転軸線回りの周方向に延びるガイド孔と、
が形成され、
前記可動部は、前記支持孔を通る第1ねじ部材と前記ガイド孔を通る第2ねじ部材とによって前記固定部材に取り付けられている、請求項6から8のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
【請求項10】
光を射出する光源と、前記光源から射出された光を変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、を備えるプロジェクターに取り付けられる調整機構であって、
前記投射光学装置に対して相対移動可能に設けられた可動部を備え、
前記調整機構は、前記投射光学装置に対して前記投射光学装置から光が投射される側に配置され、
前記調整機構は、前記投射光学装置に対して前記可動部が相対移動することによって、前記投射光学装置から投射された光の進行方向を変化させることを特徴とする調整機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プロジェクションシステム、および調整機構に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に示されるように、ハウジングの底面から突出される主脚の当該底面からの突出量を調整することによって投影レンズの仰角を調節する構造を備えるプロジェクターが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-304146号公報
特開2012-173699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように主脚の突出量を調整する方法では、調整可能な投影レンズの角度範囲を広くしにくく、所望する箇所に光を投射しにくい問題があった。特に、主脚が設置される設置面側に光を投射しにくい問題があった。この問題に対して、例えば、特許文献2には、投射光学系を含む光学ユニットを投射光学系の光軸に直交する方向に移動させるシフト機構が記載されている。このようなシフト機構を用いることで、光が投射される方向を変化させやすくできる。しかしながら、この場合には、シフト機構が設けられることで、プロジェクターが大型化する問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のプロジェクションシステムの一つの態様は、光を射出する光源と、前記光源から射出された光を変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、前記投射光学装置に対して前記投射光学装置から光が投射される側に配置される調整機構と、を備え、前記調整機構は、前記投射光学装置に対して相対移動可能に設けられた可動部を有し、かつ、前記投射光学装置に対して前記可動部が相対移動することによって、前記投射光学装置から投射された光の進行方向を変化させることを特徴とする。
【0006】
本開示の調整機構の一つの態様は、光を射出する光源と、前記光源から射出された光を変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、を備えるプロジェクターに取り付けられる調整機構であって、前記投射光学装置に対して相対移動可能に設けられた可動部を有し、前記投射光学装置に対して前記投射光学装置から光が投射される側に配置され、前記投射光学装置に対して前記可動部が相対移動することによって、前記投射光学装置から投射された光の進行方向を変化させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態におけるプロジェクションシステムを示す概略構成図である。
第1実施形態におけるプロジェクションシステムを左右方向に見た図である。
第1実施形態におけるプロジェクションシステムを示す斜視図である。
第1実施形態におけるプロジェクションシステムを示す分解斜視図である。
第1実施形態におけるプロジェクションシステムを示す分解斜視図であって、図4とは異なる角度からプロジェクションシステムを見た図である。
第1実施形態における調整機構を示す斜視図である。
第1実施形態における調整機構を示す分解斜視図である。
第1実施形態における調整機構を示す部分断面図である。
第1実施形態における調整機構を示す部分断面図であって、図8に示す調整機構に対して可動部が回転軸線回りに回転した状態を示す図である。
第1実施形態におけるプロジェクションシステムを左右方向に見た図であって、図2に示すプロジェクションシステムに対して可動部が回転軸線回りに回転した状態を示す図である。
第1実施形態におけるプロジェクションシステムを左右方向に見た図であって、図10に示すプロジェクションシステムに対して可動部が回転軸線回りにさらに回転した状態を示す図である。
第1実施形態における異なる光学素子を有する調整機構を左右方向に見た図である。
第2実施形態におけるプロジェクションシステムの一部を示す部分断面図である。
第3実施形態におけるプロジェクションシステムの一部を左右方向に見た図である。
第3実施形態におけるプロジェクションシステムの一部を左右方向に見た図であって、可動部が上側向きに傾いた状態を示す図である。
第3実施形態におけるプロジェクションシステムの一部を左右方向に見た図であって、可動部が下側向きに傾いた状態を示す図である。
第4実施形態におけるプロジェクションシステムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態について説明する。なお、本開示の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
【0009】
図面には、X軸、Y軸、およびZ軸を示している。X軸は、水平方向のうちの一方向を示している。Y軸は、水平方向のうちの他の一方向を示している。Z軸は、鉛直方向を示している。以下の説明においては、X軸に沿った水平方向を「前後方向X」と呼び、Y軸に沿った水平方向を「左右方向Y」と呼び、Z軸に沿った鉛直方向を「鉛直方向Z」と呼ぶ。前後方向X、左右方向Y、および鉛直方向Zは、互いに直交する方向である。鉛直方向ZのうちZ軸の矢印が向く側(+Z側)は上側であり、鉛直方向ZのうちZ軸の矢印が向く側と逆側(-Z側)は下側である。以下の説明においては、前後方向XのうちX軸の矢印が向く側(+X側)を前側とし、前後方向XのうちX軸の矢印が向く側と逆側(-X側)を後側とする。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、本実施形態におけるプロジェクションシステム100を示す概略構成図である。図2は、プロジェクションシステム100を左右方向Yに見た図である。図3は、プロジェクションシステム100を示す斜視図である。図4は、プロジェクションシステム100を示す分解斜視図である。図5は、プロジェクションシステム100を示す分解斜視図であって、図4とは異なる角度からプロジェクションシステム100を見た図である。
(【0011】以降は省略されています)

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