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公開番号2025109486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003409
出願日2024-01-12
発明の名称光学素子、光学装置、及び製造方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 3/00 20060101AFI20250717BHJP(光学)
要約【課題】簡易な構成で隣接するレンズ間を通過する光線によるゴーストを抑制可能な光学素子を提供すること。
【解決手段】光学素子は、第一方向に沿ってそれぞれが接合された複数の第一レンズを含む第一レンズアレイと、第一方向に沿ってそれぞれが接合された複数の第二レンズを含む第二レンズアレイと、遮光部と、を有し、第一レンズと第二レンズの第一方向に平行な面の少なくとも一つは、メタサーフェスであり、遮光部は、複数の第一レンズのうち隣接する第一レンズの対向面の間、及び複数の第二レンズのうち隣接する第二レンズの対向面の間に設けられている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一方向に沿ってそれぞれが接合された複数の第一レンズを含む第一レンズアレイと、
前記第一方向に沿ってそれぞれが接合された複数の第二レンズを含む第二レンズアレイと、
遮光部と、を有し、
前記第一レンズと前記第二レンズの前記第一方向に平行な面の少なくとも一つは、メタサーフェスであり、
前記遮光部は、前記複数の第一レンズのうち隣接する第一レンズの対向面の間、及び前記複数の第二レンズのうち隣接する第二レンズの対向面の間に設けられていることを特徴とする光学素子。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第一方向に直交する第二方向において、前記第一レンズアレイと前記第二レンズアレイとは接着されていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
【請求項3】
前記対向面は、平面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子。
【請求項4】
前記遮光部は、塗料とフィルムのいずれかであり、
前記遮光部の前記第一方向における長さは、0.5mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子。
【請求項5】
前記第一レンズアレイと前記第二レンズアレイの前記第一方向に直交する第二方向の長さをD、前記遮光部の前記第二方向の長さをdとするとき、
0.5<d/D<1.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子。
【請求項6】
前記第一レンズアレイと前記第二レンズアレイは、二次元状のアレイであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子。
【請求項7】
前記第一レンズと前記第二レンズはそれぞれ、合成石英とガラスのいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子。
【請求項8】
前記第一方向に直交する第二方向において、前記第一レンズアレイと前記第二レンズアレイとの間に配置された中間部材を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子。
【請求項9】
前記遮光部は、前記隣接する第一レンズの一方の第一レンズの前記第一方向に平行な面とは異なる面のうち他方の第一レンズに対向しない面の少なくとも一つ、及び前記隣接する第二レンズの一方の第二レンズの前記第一方向に平行な面とは異なる面のうち他方の第二レンズに対向しない面の少なくとも一つに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子。
【請求項10】
前記第一レンズの前記第一方向に平行な面は、第一面と第二面とからなり、
前記第二レンズの前記第一方向に平行な面は、第三面と第四面とからなり、
前記第一面は、光源からの光束が入射する入射面であり、
前記第二面と前記第三面は、対向し、
前記第四面は、前記光束が射出される射出面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学素子、光学装置、及び製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スキャナ等の画像読取装置には、正立等倍像を形成可能なレンズアレイが用いられている。近年、複数の小径レンズが配列されて構成されたレンズアレイを備える構成が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-247565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
レンズアレイを用いる場合、斜めに入射した光が隣接するレンズに入り込むことで発生するノイズ(ゴーストノイズ)を抑制するため、隣接するレンズ間に光を隔離するための遮光部材を設ける必要がある。しかしながら、遮光部材の形状が複雑になったり、遮光板材とレンズの高精度な位置合わせが必要であったりするため、遮光部材の設置は困難である。
【0005】
本発明は、簡易な構成で隣接するレンズ間を通過する光線によるゴーストを抑制可能な光学素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学素子は、第一方向に沿ってそれぞれが接合された複数の第一レンズを含む第一レンズアレイと、第一方向に沿ってそれぞれが接合された複数の第二レンズを含む第二レンズアレイと、遮光部と、を有し、第一レンズと第二レンズの第一方向に平行な面の少なくとも一つは、メタサーフェスであり、遮光部は、複数の第一レンズのうち隣接する第一レンズの対向面の間、及び複数の第二レンズのうち隣接する第二レンズの対向面の間に設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易な構成で隣接するレンズ間を通過する光線によるゴーストを抑制可能な光学素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1のレンズユニットの模式図である。
実施例1の正立結像レンズアレイ素子の要部拡大模式図である。
実施例1のメタサーフェスレンズの断面図である。
実施例1のレンズ作成用のウエハを示す図である。
実施例1の正立結像レンズアレイ素子の製造方法を示すフローチャートである。
実施例1の加工例を示す模式図である。
実施例2の正立結像レンズアレイ素子の要部拡大模式図である。
実施例2の正立結像レンズアレイ素子の製造方法を示すフローチャートである。
実施例2の加工例を示す模式図である。
実施例3の正立結像レンズアレイ素子の要部拡大模式図である。
実施例4の正立結像レンズアレイ素子の要部拡大模式図である。
実施例4のアレイ素子を構成するレンズの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
画像読取装置(画像形成装置)として、露光装置からの光により感光体ドラムの表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を現像することにより、画像の印刷を行うものが広く普及している。露光装置として、例えばLED(Light Emitting Diode)から射出される光を利用するLEDヘッドが用いられる。LEDヘッドは、複数のLEDが直線状に配置されたLEDアレイが実装された基板、及び各LEDから射出される光をそれぞれ集光させる複数のレンズが整列されたレンズユニット(光学装置)を有する。LEDアレイから放射された光は、レンズユニットを通過し収束され、レンズユニットの結像位置に配設された感光体ドラムの表面に露光することにより、静電潜像が形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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