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公開番号
2025110598
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004525
出願日
2024-01-16
発明の名称
小型電動車両および車両用荷物掛け具
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人東京国際特許事務所
主分類
B62K
17/00 20060101AFI20250722BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】より利便性の高い小型電動車両を提供する。
【解決手段】小型電動車両Vは、使用者が前方を向いた状態で着座可能なシート41と、シート41の座面よりも後方に設けられ、荷物を係止可能な荷物掛け部51と、を備える。荷物掛け部51は、荷物フックにより構成される。荷物フック51は、シート41のバックレスト412に装着される本体部511と、本体部511から左右の一方へ片持ち状態で延びる右張出し部512と、本体部511から左右の他方へ片持ち状態で延びる左張出し部513と、本体部511から上方へ延びる中央突起部514と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者が前方を向いた状態で着座可能に構成されたシートと、
前記シートの座面よりも後方に設けられ、車両の走行中に運搬される荷物を係止可能に構成された荷物掛け部と、を備える小型電動車両。
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【請求項2】
前記荷物掛け部は、前記シートの背もたれ部に設けられている、請求項1に記載の小型電動車両。
【請求項3】
前記荷物掛け部は、前記背もたれ部の背面上縁部に配置されている、請求項2に記載の小型電動車両。
【請求項4】
前記荷物掛け部は、
前記シートの背もたれ部に取り付けられた本体部と、
前記本体部から左右の一方へ片持ち状態で延びる第1掛け部と、
前記本体部から左右の他方へ片持ち状態で延びる第2掛け部と、
前記本体部から上方へ延びる第3掛け部と、を備え、
前記第1、第2および第3掛け部のそれぞれに荷物を係止しまたは前記第1、第2および第3掛け部のそれぞれにより荷物の荷重を受容可能である、請求項1に記載の小型電動車両。
【請求項5】
前記第1掛け部は、前記本体部に対する遠位側の外端部に、上向きに凸となる第1凸状部を有し、
前記第2掛け部は、前記本体部に対する遠位側の外端部に、上向きに凸となる第2凸状部を有する、請求項4に記載の小型電動車両。
【請求項6】
前記第1掛け部の外端縁から前記第2掛け部の外端縁に至る前記荷物掛け部の横方向寸法は、前記シートの背もたれ部の幅方向寸法以下である、請求項4に記載の小型電動車両。
【請求項7】
前記荷物掛け部に係止されている荷物の存在を検知可能に構成された荷物検知部と、
前記荷物検知部による検知結果に応じた信号を出力可能に構成された信号出力部と、をさらに備える、請求項4に記載の小型電動車両。
【請求項8】
前記荷物掛け部に荷物が係止されている状態から係止されていない状態に切り替わった場合に、前記信号出力部により出力された信号をもとに、前記使用者に対する報知を実施する報知部をさらに備える、請求項7に記載の小型電動車両。
【請求項9】
前記荷物掛け部に荷物が係止されている状態から係止されていない状態に切り替わった場合に、前記信号出力部により出力された信号をもとに、前記車両を強制的に減速または停車させる制御を実施する走行制御部をさらに備える、請求項7に記載の小型電動車両。
【請求項10】
走行時の移動速度が歩道を走行可能な上限速度以下に設定されている、請求項1から9のいずれか一項に記載の小型電動車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型電動車両および車両用荷物掛け具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車体前方部に荷物を収容可能なバスケットを備えた小型電動車両が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-131438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、車上での荷物の収容部が車体前方のバスケットのみであると、収容可能な荷物の量が制限されるうえ、荷物の形状も制限される場合がある。例えば、杖や傘など、細長い形状のものは、バスケットによる収納には適さない。
【0005】
このような実状に鑑み、本発明は、より利便性の高い小型電動車両および車両における利便性の向上に資する車両用荷物掛け具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る小型電動車両は、使用者が前方を向いた状態で着座可能に構成されたシートと、前記シートの座面よりも後方に設けられ、車両の走行中に運搬される荷物を係止可能に構成された荷物掛け部と、を備える。
【0007】
さらに、本発明の他の実施形態に係る車両用荷物掛け具は、車両のシートに取り付けられ、前記車両の走行中に運搬される荷物を係止可能に構成された車両用荷物掛け具であって、前記シートの背もたれ部に装着され、当該荷物掛け具を前記背もたれ部に固定可能に構成された本体部と、前記本体部から左右の一方へ片持ち状態で延びる第1掛け部と、前記本体部から左右の他方へ片持ち状態で延びる第2掛け部と、前記本体部から上方へ延びる第3掛け部と、を備える。前記第1および第2掛け部のそれぞれの前記本体部からの延出長は、前記第3掛け部の前記本体部からの延出長よりも長く、車両用荷物掛け具は、前記第1、第2および第3掛け部のそれぞれに荷物を係止しまたは前記第1、第2および第3掛け部のそれぞれにより荷物の荷重を受容可能である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シートの座面よりも後方に、荷物を係止可能に構成された荷物掛け部を設けることで、より多様な荷物を運搬可能とし、小型電動車両の利便性の向上を図ることが可能となる。ここで、荷物掛け部が車両前方のバスケットとは別に設けられる場合は、バスケットに収まりきらない荷物の運搬にこの荷物掛け部を利用することが可能である。
【0009】
そして、本体部から延びる第1、第2および第3掛け部が備わる車両用荷物掛け具は、細長い形状であったり、砂や泥、雨粒の付着により他の荷物を汚しまたは濡らす懸念があったりするなど、バスケットによる収容には適さない杖や傘といった荷物の運搬にも便利に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る小型電動車両の側面図である。
同上小型電動車両の背面図である。
同上小型電動車両に備わる荷物掛け部の正面図である。
同上荷物掛け部の上面図である。
同上荷物掛け部の側面図である。
同上荷物掛け部の第1変形例の部分拡大図である。
同上荷物掛け部の第2変形例の部分拡大図である。
同上荷物掛け部の第3変形例の正面図である。
同上荷物掛け部の第4変形例の正面図であり、伸縮前後の状態を夫々示す。
荷物掛け部に複数の荷物を掛け止めた状態を示す説明図である。
荷物掛け部に荷物を三点止めで掛け止めた状態を示す説明図である。
荷物掛け部に細長い荷物(例えば、杖)を掛け止めた状態を示す説明図である。
本発明の他の実施形態に係る小型電動車両の背面図である。
本発明の更に別の実施形態に係る小型電動車両の背面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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