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公開番号
2025110653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004605
出願日
2024-01-16
発明の名称
作業車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250722BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】エンジン室へのアクセスが容易となる。
【解決手段】作業車両は、ファン回転軸線に沿って延びるファン回転シャフトと、ファン回転軸線に対する径方向においてファン回転シャフトの周囲に設けられる複数の羽根とを備え、複数の羽根をファン回転軸線の回りに回転させ、冷却風を起こすように構成される、車体フレーム上に設けられる冷却ファンと、複数の羽根と支持壁との間の車体フレームに接続され、複数の羽根の可動域の径方向の外側の一部を覆い、ファン回転軸線に沿う軸方向に見て略円弧形である第1形状を有し、軸方向に延びる第1シュラウドと、第1面と、厚さ方向において第1面と反対の第2面とを有し、第2面が支持フレームに対向するから露出されるように支持フレームに支持される熱交換器と、熱交換器の第1面の外周を覆う基端部と、略円弧形状である第2形状を有し、厚さ方向に延びる末端部とを含む第2シュラウドを備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
支持壁を備え、前記支持壁を外周の一部とする開口部を有する車体フレームと、
前記支持壁上に設けられるヒンジと、
ヒンジ回転軸線の回りに回動可能に前記ヒンジに支持される支持フレームと、
前記開口部を通り、前記フレーム回転軸線とねじれの位置にあるファン回転軸線に沿って延びるファン回転シャフトと、前記ファン回転軸線に対する径方向において前記ファン回転シャフトの周囲に設けられる複数の羽根とを備え、前記複数の羽根を前記ファン回転軸線の回りに回転させ、冷却風を起こすように構成される、前記車体フレーム上に設けられる冷却ファンと、
前記複数の羽根と前記支持壁との間の前記車体フレームに接続され、前記複数の羽根の可動域の前記径方向の外側の一部を覆い、前記ファン回転軸線に沿う軸方向に見て略円弧形である第1形状を有し、前記軸方向に延びる第1シュラウドと、
第1面と、厚さ方向において前記第1面と反対の第2面とを有し、前記第2面が前記支持フレームから露出されるように前記支持フレームに支持される熱交換器と、
前記熱交換器の前記第1面の外周を覆う基端部と、略円弧形状である第2形状を有し、前記厚さ方向に延びる末端部とを含む第2シュラウドと、
を備え、
前記熱交換器が前記冷却ファンに対向する第1位置に前記支持フレームが位置するとき、前記第1シュラウドが前記第2シュラウドの前記基端部と当接し、前記第1シュラウドと前記第2シュラウドの末端部が前記可動域の前記径方向の外周を覆い、
前記熱交換器が前記開口部を前記車体フレームの外部に露出する第2位置に前記支持フレームが位置するとき、前記ファン回転シャフトと前記複数の羽根と前記第1シュラウドとがむき出しになる、
作業車両。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記支持フレームが前記第2位置から前記第1位置まで回動するときに前記第2シュラウドの前記末端部が前記可動域に侵入しないように、前記第2形状が定められる、
請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記第2形状の半径は、前記第1形状の半径と実質的に等しく、
前記支持フレームが前記第1位置に位置するとき、前記第1形状の中心と前記第2形状の中心とが実質的に一致する、
請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
前記第2形状の半径は、前記第1形状の半径と実質的に等しく、
前記支持フレームが前記第1位置に位置するとき、前記第1形状の中心と前記第2形状の中心とが実質的に一致する、
請求項2に記載の作業車両。
【請求項5】
前記第2形状の中心角は、180度以上であって、前記第1形状の中心角は180度以下である、請求項4の作業車両。
【請求項6】
前記第2形状の前記略円弧形の2つの端点の距離は、前記軸方向に見た前記可動域の直径より大きい、請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記第1形状の前記略円弧形の2つの端点の距離は、前記可動域の前記直径より小さい、請求項6に記載の作業車両。
【請求項8】
前記第1シュラウドは、前記支持フレームが前記第1位置に位置するときに前記第2シュラウドの前記基端部と当接する部分に弾性体を備える、
請求項1から7のいずれかに記載の作業車両。
【請求項9】
前記第2面を覆うことが可能で、カバー回転軸の回りに揺動可能なカバーをさらに備える、請求項1から7のいずれかに記載の作業車両。
【請求項10】
前記カバー回転軸線は、前記開口部に対して前記ヒンジ回転軸線の反対側に設けられる、請求項9に記載の作業車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、エンジン室に設けられたラジエータファンと、エンジン室に対して開閉自在の部材に設けられたラジエータとを備える作業車両を開示している。この作業車両は、ラジエータが設けられた部材が開かれると、エンジン室へのアクセスが容易となるという特徴を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-097643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の作業用車両は、ラジエータファンによって生じる風を導くためのシュラウドが開閉自在の部材に設けられている。開閉の際に、シュラウドがファンに接触しないようにシュラウドの一部を切り欠いている。
【0005】
本願に開示される技術の課題は、ラジエータが設けられた部材が開かれると、エンジン室へのアクセスが容易となるという特徴を損なうことなく、ファンによって生じる風がシュラウドの切り欠き部から流出することによって冷却効率を防ぐことを抑止し、熱交換器の冷却効率を向上させることができる作業車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様に係る作業車両は、車体フレームと、ヒンジと、支持フレームと、冷却ファンと、第1シュラウドと、熱交換器と、第2シュラウドとを備える。車体フレームは、支持壁を備え、支持壁を外周の一部とする開口部を有する。ヒンジは、支持壁上に設けられる。支持フレームは、ヒンジ回転軸線の回りに回動可能にヒンジに支持される。冷却ファンは、車体フレーム上に設けられる。冷却ファンは、ファン回転シャフトと、複数の羽根とを備える。ファン回転シャフトは、開口部を通り、フレーム回転軸線とねじれの位置にあるファン回転軸線に沿って延びる。複数の羽根は、ファン回転軸線に対する径方向においてファン回転シャフトの周囲に設けられる。冷却ファンは、複数の羽根をファン回転軸線の回りに回転させ、冷却風を起こすように構成される。第1シュラウドは、複数の羽根と支持壁との間の車体フレームに接続される。第1シュラウドは、複数の羽根の可動域の径方向の外側の一部を覆う。第1シュラウドは、ファン回転軸線に沿う軸方向に見て略円弧形である第1形状を有する。シュラウドは、軸方向に延びる。熱交換器は、第1面と、厚さ方向において第1面と反対の第2面とを有する。熱交換器は、第2面が支持フレームに対向するように支持フレームに支持される。第2シュラウドは、基端部と、末端部とを含む。基端部は、熱交換器の第1面の外周を覆う。末端部は、略円弧形状である第2形状を有し、厚さ方向に延びる。熱交換器が冷却ファンに対向する第1位置に支持フレームが位置するとき、第1シュラウドが第2シュラウドの末端部と当接し、第1シュラウドと第2シュラウドの末端部が可動域の径方向の外周を覆う。熱交換器が開口部を車体フレームの外部に露出する第2位置に支持フレームが位置するとき、ファン回転シャフトと複数の羽根と第1シュラウドとがむき出しになる。
【発明の効果】
【0007】
本願に開示される技術によれば、例えば、ラジエータが設けられた部材が開かれると、エンジン室へのアクセスが容易となるとともに、熱交換器の冷却効率を向上させることができる作業車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、作業車両の全体的な側面図である。
図2は、作業車両の部分背面図である。
図3は、ボンネットカバーを取り除いたときの作業車両の部分背面図である。
図4は、エンジンから冷却ファン、第1シュラウド、第2シュラウド、及び、熱交換器を見た図である。
図5は、冷却ファン、第1シュラウド、第2シュラウド、及び、熱交換器を示す斜視図である。
図6は、冷却ファン、第1シュラウド、第2シュラウド、及び、熱交換器を示す拡大図である。
図7は、図6の切断面線VII-VII’の断面図である。
図8は、熱交換器、支持フレーム、及び、第2シュラウドを第2位置に配置したときの後方から見た図である。
図9は、上部カバーを取り外したときの作業車両の後部の上面図である。
図10は、第2実施形態に係る冷却ファン、第1シュラウド、第2シュラウド、及び、熱交換器を示す正面図である。
図11は、第2実施形態に係る冷却ファン、第1シュラウド、第2シュラウド、及び、熱交換器を示す上面図である。
図12は、第2実施形態に係る冷却ファン、第1シュラウド、第2シュラウド、及び、熱交換器を示す左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。類似の符号は、各図中において対応、または同一の構成を示している。
<第1実施形態>
【0010】
図1を参照すると、作業車両1は、車体フレーム2と、走行装置3と、作業装置4と、キャビン5とを備えている。車体フレーム2は、走行装置3と、作業装置4と、キャビン5とを支持する。図示の実施形態では、走行装置3は、クローラ式走行装置である。ただし、走行装置3は、クローラ式走行装置に限定されない。走行装置3は、例えば、前輪・後輪走行装置であってもよいし、前輪とリアクローラとを有する走行装置であってもよい。作業装置4は、インプルメント(バケット)41を作業装置4の末端部(distal end)に備えている。作業装置4の基端部(proximal end)は、車体フレーム2の後部に取り付けられている。作業装置4は、バケット回転軸43を介してインプルメント(バケット)41を回動可能に支持する一対のアーム42を備える。一対のアーム42の各々は、リフトリンク44とブーム45とを含む。リフトリンク44は、第1ピボットピン46を中心として車体フレーム2に対して回動可能である。ブーム45は、リフトリンク44に対して第2ピボットピン47回りに回動可能である。作業装置4は、ブームシリンダ48と、少なくとも1つのインプルメントシリンダ49とをさらに含む。各ブームシリンダ48は、車体フレーム2及びブーム45に回動可能に連結され、リフトリンク44及びブーム45を作動させてインプルメント(バケット)41を昇降させる。少なくとも1つのインプルメントシリンダ49は、インプルメント(バケット)41を傾斜させるように構成される。キャビン5は、車体フレーム2の前部に取り付けられている。作業車両1は、キャビン5の前部に設けられたフロントドア51と、キャビン5の内部に設けられた運転席52及び操作装置(図示せず)とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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