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公開番号
2025139439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038372
出願日
2024-03-12
発明の名称
推定装置および推定方法
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
C12M
1/34 20060101AFI20250918BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】培養液中における藻類の濃度の推定を実行可能な推定装置を実現する。
【解決手段】推定装置(8)は、容器に貯留される、藻類を含む培養液へのCO
2
の供給を制御するCO
2
供給制御機構(81)と、CO
2
供給制御機構によるCO
2
供給量を算出する算出部(831)と、算出部によって算出されたCO
2
供給量に基づいて、培養液中における藻類の濃度を推定する推定部(832)と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
容器に貯留される、藻類を含む培養液へのCO
2
の供給を制御するCO
2
供給制御機構と、
前記CO
2
供給制御機構によるCO
2
供給量を算出する算出部と、
前記算出部によって算出された前記CO
2
供給量に基づいて、前記培養液中における前記藻類の濃度を推定する推定部と、を備えることを特徴とする推定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記培養液のpHを検出するpHセンサと、
前記pHセンサによって検出される前記培養液のpHが一定の範囲内となるように、前記CO
2
供給制御機構によるCO
2
供給量を制御するCO
2
供給制御部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の推定装置。
【請求項3】
前記CO
2
供給制御部は、前記培養液におけるCO
2
の溶存量が最大となるpHを目標値とし、前記pHセンサによって検出される前記培養液のpHが、当該目標値を基準とする一定の範囲内となるように、前記CO
2
供給量を制御することを特徴とする請求項2に記載の推定装置。
【請求項4】
前記CO
2
供給制御部は、
前記pHセンサによって検出される前記培養液のpHが前記目標値以上である場合には、CO
2
を間欠的に供給し、
前記pHセンサによって検出される前記培養液のpHが前記目標値未満である場合には、CO
2
の供給を停止することを特徴とする請求項3に記載の推定装置。
【請求項5】
前記容器内で前記培養液を通流させるポンプの運転を制御するポンプ制御部をさらに備え、
前記ポンプ制御部は、
前記容器内で前記培養液を第1流速で通流させるように前記ポンプを運転させる第1運転制御と、
前記容器内で前記培養液を、前記第1流速よりも低速である第2流速で通流させるように前記ポンプを運転させる第2運転制御と、を切り替えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の推定装置。
【請求項6】
前記ポンプ制御部は、前記推定部によって推定された前記藻類の濃度に基づいて、前記第1運転制御を実行する時間と、前記第2運転制御を実行する時間と、を調整することを特徴とする請求項5に記載の推定装置。
【請求項7】
容器に貯留される、藻類を含む培養液へのCO
2
の供給を制御するCO
2
供給制御ステップと、
前記CO
2
供給制御ステップにおけるCO
2
供給量を算出する算出ステップと、
前記算出ステップによって算出された前記CO
2
供給量に基づいて、前記培養液中における前記藻類の濃度を推定する推定ステップと、を含むことを特徴とする推定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、培養液中における藻類の濃度を推定する推定装置および推定方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、微細藻類等の光合成物を培養するために必要な一連の機器を搭載した、管型の閉鎖系フォトバイオリアクターユニットが開示されている。当該フォトバイオリアクターユニットは、ガラス管からなるリアクターと、リアクターに藻類を含む培養液を蓄え循環させる循環タンクと、循環タンクの培養液をリアクターに圧送するポンプと、を備える。循環タンクには、藻類の培養に必要な二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7219841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のフォトバイオリアクターユニットにおいて、培養液中における光合成物の濃度が高くなると、光合成により消費される二酸化炭素の量が増加し、二酸化炭素が不足しやすくなる。よって、培養液中における光合成物の濃度を把握しておくことが望まれる。しかし、光合成物の濃度を測定するためのセンサをフォトバイオリアクターユニットに設けると、当該フォトバイオリアクターユニットの製造およびメンテナンスのコストが増大する。
【0005】
本発明の一態様は、培養液中における藻類の濃度の推定を実行可能な推定装置などを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る推定装置は、容器に貯留される、藻類を含む培養液へのCO
2
の供給を制御するCO
2
供給制御機構と、前記CO
2
供給制御機構によるCO
2
供給量を算出する算出部と、前記算出部によって算出された前記CO
2
供給量に基づいて、前記培養液中における前記藻類の濃度を推定する推定部と、を備える。
【0007】
また、本発明の一態様に係る推定方法は、容器に貯留される、藻類を含む培養液へのCO
2
の供給を制御するCO
2
供給制御ステップと、前記CO
2
供給制御ステップにおけるCO
2
供給量を算出する算出ステップと、前記算出ステップによって算出された前記CO
2
供給量に基づいて、前記培養液中における前記藻類の濃度を推定する推定ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、培養液中における藻類の濃度の推定を実行可能な推定装置などを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1に係る藻類培養装置の構成の一例を示す断面図である。
図1に示す藻類培養装置において、点線A1に囲まれた部分をZ軸正方向から見た図である。
本発明の実施形態1に係る推定装置の要部構成の一例を示すブロック図である。
CO
2
供給制御部による培養液へCO
2
を供給する制御の一例を示す図である。
CO
2
供給時間とOD値との相関の一例を示すグラフである。
本発明の実施形態1に係る推定装置が実行する推定方法の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態2に係る推定装置の要部構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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