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公開番号
2025118144
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013281
出願日
2024-01-31
発明の名称
圃場作業機
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20250805BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】圃場作業機において、夾雑物の整地体への絡み付きを防止する。
【解決手段】走行用の車輪が設けられて圃場を走行可能な機体が備えられる。機体の後部に取り付けられ、圃場を整地する整地体17,18,19,30を有し、圃場に対する対地作業を行う作業装置5が備えられている。整地体17の前方に設けられ、整地体17の前方の夾雑物を、機体の前進に伴って整地体17の横方に案内する整地体保護部材54が備えられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
走行用の車輪が設けられて圃場を走行可能な機体と、
前記機体の後部に取り付けられ、圃場を整地する整地体を有し、圃場に対する対地作業を行う作業装置とが備えられ、
前記整地体の前方に設けられ、前記整地体を前方から保護する整地体保護部材が備えられている圃場作業機。
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【請求項2】
前記整地体保護部材の右部の前端部と前記整地体保護部材の左部の前端部とが連結され、前記右部は、平面視で、前記右部の前端部と前記左部の前端部との連結部分から、斜め右後方に向けて延出され、前記左部は、平面視で、前記右部の前端部と前記左部の前端部との連結部分から、斜め左後方に向けて延出されている請求項1に記載の圃場作業機。
【請求項3】
前記整地体保護部材は、
前記右部と前記左部とに亘って左右方向に沿って連結された横フレームを有している請求項2に記載の圃場作業機。
【請求項4】
前記整地体保護部材は、
前記機体の前進に伴って圃場の泥及び水の少なくともいずれかを後方に向けて通す仕切部を有している請求項1に記載の圃場作業機。
【請求項5】
前記整地体は、
前記作業装置の左右方向に渡って備えられた整地ロータと、
複数のフロートが並んで備えられたフロート群と、を備え、
前記フロート群のうち中央に備えられたセンターフロートは、前整地部と前整地部よりも左右方向に幅広の後整地部とを有し、
整地体保護部材は左右後方に渡って延びた案内部を有し、
前記案内部の左右の終点部が、前記前整地部よりも左右外側に位置する請求項1に記載の圃場作業機。
【請求項6】
前記センターフロートから前記作業装置までの高さを、田面から前記作業装置までの高さとして検出する高さセンサーと、
田面から前記作業装置までの設定高さを設定及び変更可能な設定部と、
前記高さセンサーの検出値が前記設定高さとなるように、前記作業装置を前記機体に対して昇降操作する昇降制御部とが備えられている請求項5に記載の圃場作業機。
【請求項7】
前記整地ロータは、上下に揺動可能に前記作業装置に取り付けられることにより、高さ変更部により前記作業装置に対して高さ変更可能に取り付けられ、
前記整地体保護部材は、上下に揺動可能に前記整地ロータに取り付けられ、
前記整地体保護部材と前記作業装置とに亘って接続され、高さ変更部による前記整地ロータの前記作業装置に対する高さの変更に基づいて、前記整地体保護部材が圃場面に沿った姿勢に維持されるように、前記整地体保護部材の前記整地ロータに対する姿勢を変更する連係部材が備えられている請求項6に記載の圃場作業機。
【請求項8】
前記整地ロータは直径の大きい羽根部と直径の小さい小径部とを有し、
前記案内部の左右の終点は、前記小径部が位置する左右方向位置に位置する請求項7に記載の圃場作業機。
【請求項9】
前記整地体保護部材に障害物検知部が設けられ、障害物との所定以上の接触により、検知信号を出力する請求項1から8のいずれか1項に記載の圃場作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗用型田植機や乗用型直播機等の圃場作業機において、作業装置の構成に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
圃場作業機の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているように、苗植付装置(作業装置に相当)が機体の後部に設けられ、田面に接地するフロートが苗植付装置に設けられている。特許文献1では、レーキ状の整地部材が、フロートよりも前側に位置するように、苗植付装置に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-208081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、ワラ屑等の夾雑物及びその他の障害物が田面に散在する水田などの圃場では、機体の前進に伴って圃場の夾雑物がフロート等の整地体に絡み付く等、夾雑物及びその他の障害物が、フロート等の整地体に影響を及ぼすことがある。例えば、フロートでの夾雑物の絡み付きが次第に大きくなる等整地体影響を与えると、例えば作業高さの乱れにより作業装置による対地作業(農用資材である苗の植え付けや、農用資材である種子・薬剤・肥料等の田面への供給等)に支障をきたす可能性がある。
特許文献1の整地部材は、田面の整地が主たる機能であるので、田面の夾雑物やその他の等障害物が整地体影響を与えることを防止するには不十分である。
【0005】
本発明は、圃場作業機において、圃場の夾雑物等の障害物が整地体への絡み付く等の影響を与えることを防止することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の圃場作業機は、走行用の車輪が設けられて圃場を走行可能な機体と、前記機体の後部に取り付けられ、圃場を整地する整地体を有し、圃場に対する対地作業を行う作業装置とが備えられ、前記整地体の前方に設けられ、前記整地体を前方から保護する整地体保護部材が備えられている。
【0007】
本発明によると、例えばフロート等の整地体の前方の圃場面の夾雑物は、機体の前進に伴って、整地体保護部材により横方に案内される。整地体は案内された夾雑物の横方を通過するので、圃場面の夾雑物が整地体に絡み付くことは少なくなる。このように、整地体が整地体保護部材により、夾雑物から保護される。
圃場面の夾雑物の整地体への絡み付きが少なくなることにより、作業装置の圃場への作業が、夾雑物に阻害されること少なく円滑に行われるようになる。
また、夾雑物以外の障害物に対しても、例えば、障害物が整地体と接触する前に、整地体保護部材と接触することにより、例えば、機体を減速又は停止することにより、障害物が整地体に影響を及ぼすことを防止することができる。
【0008】
本発明において、前記整地体保護部材の右部の前端部と前記整地体保護部材の前記左部の前端部とが連結され、前記右部は、平面視で、前記右部の前端部と前記左部の前端部との連結部分から、斜め右後方に向けて延出され、前記左部は、平面視で、前記右部の前端部と前記左部の前端部との連結部分から、斜め左後方に向けて延出されていると好適である。
【0009】
本発明によると、フロートの前方の田面の夾雑物は、機体の前進に伴って、整地体保護部材により、左右に案内される。
整地体の前方の夾雑物は、右及び左に分けられて案内されることにより、右又は左の一方に片寄って案内されることが少なくなるので、夾雑物の整地体への絡み付きを少なくするという面で有利である。
【0010】
また、機体の前進に伴って、整地体保護部材が夾雑物を横方に案内する際、圃場の泥水や夾雑物から整地体保護部材に負荷が掛かる。
本発明によると、整地体保護部材は平面視で左右対称に近い形状となる。これにより、整地体保護部材の右部及び左部に掛かる負荷が、互いに逆向きとなり、互いに相殺し合うようになるので、機体の前進に伴って、整地体保護部材は圃場面に沿って安定して前進する。
(【0011】以降は省略されています)
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