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公開番号2025119484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014391
出願日2024-02-01
発明の名称トラクタ
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類F01N 3/08 20060101AFI20250806BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】エンジンの排ガスから有害物質が多く削減されるトラクタを提供する。
【解決手段】エンジンボンネット20によって形成されるエンジンルーム19に、エンジン5と、エンジン5が排出する排ガスを浄化処理する排ガス浄化装置25と、排ガス浄化のための制御ユニット31と、が設けられている。制御ユニット31を収容しているユニットケース32が備えられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンボンネットによって形成されるエンジンルームと、
前記エンジンルームに設けられたエンジンと、
前記エンジンルームに設けられ、前記エンジンが排出する排ガスを浄化処理する排ガス浄化装置と、
排ガス浄化のための制御ユニットと、が備えられ、
前記制御ユニットは、前記エンジンルームに設けられ、
前記制御ユニットを収容しているユニットケースが備えられているトラクタ。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記エンジンよりも前側に設けられ、エンジン冷却風を供給する回転ファンが備えられ、
前記制御ユニットは、前記エンジンルームの後部において前記エンジンよりも車体横外側に位置している請求項1に記載のトラクタ。
【請求項3】
前記エンジンボンネットが揺動開閉可能に取り付けられたボンネット保持フレームが備えられ、
前記ユニットケースは、前記ボンネット保持フレームに取り付けられている請求項1または2に記載のトラクタ。
【請求項4】
前記ユニットケースは、前記ボンネット保持フレームに取り付けられ、且つ、前記制御ユニットを保持しているケース本体と、前記ケース本体を開閉する蓋ケース部と、を有し、
前記蓋ケース部は、前記ケース本体に対して車体横外側方から脱着可能に構成されている請求項3に記載のトラクタ。
【請求項5】
前記ケース本体に、当該ケース本体の周縁部から立ち上がる本体周壁部が備えられ、
前記蓋ケース部に、当該蓋ケース部の周縁部から立ち上がる蓋周壁部が備えられ、
前記蓋ケース部の閉じ状態において、前記本体周壁部と、前記蓋周壁部とが前記ユニットケースの内外方向に重複するように構成されている請求項4に記載のトラクタ。
【請求項6】
前記蓋周壁部は、前記本体周壁部に対して前記ケース本体の外側に位置して前記本体周壁部と重複するように構成されている請求項5に記載のトラクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トラクタに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されるように、エンジンボンネットによって形成されるエンジンルームと、エンジンルームに設けられたエンジンと、エンジンルームに設けられ、エンジンが排出する排ガスを浄化処理する排ガス浄化装置(第2排ガス浄化装置)と、が備えられたトラクタがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-51493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記したトラクタでは、エンジンの排ガスに含まれる有害物質を削減する排ガス処理が排ガス浄化装置によって行われるが、有害物質の削減が多く行われるトラクタが要望されている。
【0005】
本発明は、エンジンの排ガスから有害物質が多く削減されるトラクタを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によるトラクタは、
エンジンボンネットによって形成されるエンジンルームと、前記エンジンルームに設けられたエンジンと、前記エンジンルームに設けられ、前記エンジンが排出する排ガスを浄化処理する排ガス浄化装置と、排ガス浄化のための制御ユニットと、が備えられ、前記制御ユニットは、前記エンジンルームに設けられ、前記制御ユニットを収容しているユニットケースが備えられている。
【0007】
本構成によると、エンジンの排ガスが排ガス浄化装置によって浄化処理されて排ガスに含まれる有害物質が削減される。エンジンの放熱やエンジンルームの熱気による制御ユニットの昇温や制御ユニットの水濡れがユニットケースによって防止あるいは抑制されて制御ユニットが排ガス浄化のための制御を適切に行い、適切な制御の基で排ガス浄化装置が排ガスの浄化処理を行う。つまり、エンジンの放熱、エンジンルームの熱気、洗浄水などのエンジンルームへの入り込みにかかわらず制御ユニットによる排ガス浄化のための制御が適切に行われ、この制御に基づいて排ガス浄化装置による排ガス浄化が行われることにより、エンジンの排ガスから有害物質が多く削減される。
【0008】
本発明においては、
前記エンジンよりも前側に設けられ、エンジン冷却風を供給する回転ファンが備えられ、前記制御ユニットは、前記エンジンルームの後部において前記エンジンよりも車体横外側に位置していると好適である。
【0009】
本構成によると、回転ファンによって供給されてエンジンルームの後部に向かって流れる冷却風がユニットケースに当り、エンジンの放熱やエンジンルームの熱気によるユニットケースの昇温が防止あるいは抑制される。ユニットケースの昇温が防止あるいは抑制されることにより、制御ユニットの昇温が防止あるいは抑制されて制御ユニットによる排ガス浄化の制御が適切に行われる。
【0010】
本発明においては、
前記エンジンボンネットが揺動開閉可能に取り付けられたボンネット保持フレームが備えられ、前記ユニットケースは、前記ボンネット保持フレームに取り付けられていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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