TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025111195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005454
出願日2024-01-17
発明の名称乗物用シート
出願人株式会社タチエス,本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類B60N 2/56 20060101AFI20250723BHJP(車両一般)
要約【課題】空調機能を持つ乗物用シートの製造コストを下げること。
【解決手段】乗物用シート1は、送風装置63と、送風装置63を支持するブラケット64と、ブラケット64を支持するシートフレーム33と、送風装置63に接続された第1ケーブル634と、第1ケーブル634と乗物の電気配線とを接続する第2ケーブル50と、を備え、ブラケット64は、第1ケーブル634を支持する第1支持部(係合孔H1)と、第2ケーブル50を支持する第2支持部(係合孔H2)と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
乗物に搭載される乗物用シートであって、
送風装置と、
前記送風装置を支持するブラケットと、
前記ブラケットを支持するシートフレームと、
前記送風装置に接続された第1ケーブルと、
前記第1ケーブルと前記乗物の電気配線とを接続する第2ケーブルと、を備え、
前記ブラケットは、前記第1ケーブルを支持する第1支持部と、前記第2ケーブルを支持する第2支持部と、を有する乗物用シート。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
請求項1に記載の乗物用シートであって、
前記ブラケットは、前記乗物用シートの後方側の背面に、前記シートフレームに固着される固着部と、補強用のリブと、が設けられ、
前記リブは、前記乗物用シートの前後方向の長さの異なる複数種が設けられる乗物用シート。
【請求項3】
請求項2に記載の乗物用シートであって、
前記ブラケットは、前記背面に、前記シートフレームと係合する係合爪を有する乗物用シート。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の乗物用シートであって、
前記ブラケットは、前記乗物用シートの前後方向における位置が異なる第1部分と第2部分を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも前記乗物用シートの後方に位置しており、
前記第1部分に、前記第1支持部と前記第2支持部が設けられる乗物用シート。
【請求項5】
請求項4に記載の乗物用シートであって、
前記第1部分は、前記送風装置に対面する対面部と、前記対面部から張り出した張出部とを有し、
前記第1支持部は、前記対面部に設けられ、
前記第2支持部は、前記張出部に設けられる乗物用シート。
【請求項6】
請求項4に記載の乗物用シートであって、
前記ブラケットは、前記第2ケーブルを係止する係止部を有し、
前記係止部は、前記第2ケーブルと前記シートフレームとの間に配置される部材を含む乗物用シート。
【請求項7】
請求項6に記載の乗物用シートであって、
前記ブラケットは、前記第1部分と前記第2部分を繋ぐ第3部分を有し、
前記第2ケーブルは、前記第3部分に沿って配置され、
前記第3部分に前記係止部が設けられる乗物用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートバックの骨格を構成するシートバックフレームと、前記シートバック内に配置されたブロアと、前記ブロアが固定されるブラケットと、前記シートバックフレームの後側に設けられたカバー部材とを備え、前記ブラケットは、前記カバー部材との間で前記シートバックフレームを挟み、前記カバー部材に固定されていること乗物用シートが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6395934号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の技術は、空調機能を持つ乗物用シートの製造コストを下げることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の技術の一態様の乗物用シートは、乗物に搭載される乗物用シートであって、送風装置と、前記送風装置を支持するブラケットと、前記ブラケットを支持するシートフレームと、前記送風装置に接続された第1ケーブルと、前記第1ケーブルと前記乗物の電気配線とを接続する第2ケーブルと、を備え、前記ブラケットは、前記第1ケーブルを支持する第1支持部と、前記第2ケーブルを支持する第2支持部と、を有するものである。
【発明の効果】
【0006】
本開示の技術によれば、空調機能を持つ乗物用シートの製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の技術の一実施形態である乗物用シート1の概略構成を示す外観斜視図である。
図2は、シートバック3の内部構成を示す模式図である。
図3は、図2に示す連結部材62、送風装置63、及びブラケット64の分解斜視図である。
図4は、送風装置63及びブラケット64を図3とは異なる方向から見た斜視図である。
図5は、ブラケット64を図3及び図4とは異なる方向から見た斜視図である。
図6は、ブラケット64を後ろ側から見た図である。
図7は、送風装置63、ブラケット64、及びアッパーフレーム33Uの接続状態での断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本開示の技術の一実施形態である乗物用シート1の概略構成を示す外観斜視図である。本明細書における乗物には、自動車、航空機、電車、移動用ドローン、又は船舶等が含まれる。以下の説明においては、乗物用シート1に正規の姿勢にて座る乗員の前方を前方向Frと記載し、前方向Frの逆方向を後方向Rrと記載し、これらを併せて前後方向と記載する。また、上記乗員を後ろ側から見たときのその乗員に対し右方を右方向Rと記載し、その乗員の左方を左方向Lと記載し、これらを併せて左右方向と記載する。また、前後方向及び左右方向に垂直な方向であって、ヘッドレストからシート座面側に向かう方向を下方向Dと記載し、下方向Dの逆方向を上方向Uと記載し、これらを併せて上下方向と記載する。前後方向、左右方向、及び上下方向は、互いに交差する方向となっている。
【0009】
乗物用シート1は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、乗員の腰部及び背部を支持するシートバック3と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト4と、を備える。乗物用シート1は、図1の例では、自動車の運転席側シートや助手席側シートであるが、後部座席のベンチシート等であっても良い。
【0010】
シートクッション2は、骨格を形成する図示省略のシートフレームを有し、このシートフレームは、ウレタンフォーム等の比較的軟質な樹脂発泡材からなるクッションパッド21によって覆われ、さらに皮革、織布、又は不織布等の表皮材を含むトリムカバー22によって覆われている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社タチエス
乗物用シート
1日前
株式会社タチエス
乗物用シート
1日前
株式会社タチエス
シートクッションのトリムカバーの固定構造およびこれを備えた車両用シート
2日前
個人
カーテント
1か月前
個人
タイヤレバー
1日前
個人
警告装置
3か月前
個人
車窓用防虫網戸
2か月前
個人
小型EVシステム
3か月前
日本精機株式会社
ケース
3か月前
個人
車輪清掃装置
2か月前
個人
ホイルのボルト締結
1か月前
個人
車両通過構造物
2日前
個人
アンチロール制御装置
4か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
個人
キャンピングトライク
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
ブレーキシステム
3か月前
個人
車両用スリップ防止装置
1か月前
個人
アクセルのソフトウェア
1か月前
個人
ワイパーゴム性能保持具
2か月前
個人
乗合路線バスの客室装置
14日前
個人
キャンピングトレーラー
1か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
2か月前
個人
車載小物入れ兼雨傘収納具
28日前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
個人
円湾曲ホイール及び球体輪
14日前
株式会社ニフコ
保持装置
29日前
井関農機株式会社
収穫作業車両
2か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
3か月前
個人
音声ガイド、音声サービス
7日前
個人
自走式立体型洗車場
4か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
1か月前
続きを見る