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公開番号
2025111849
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025082116,2021051540
出願日
2025-05-15,2021-03-25
発明の名称
クリップ及びクリップを備えた乗物用シート
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
弁理士法人大島特許事務所
主分類
B60N
2/90 20180101AFI20250723BHJP(車両一般)
要約
【課題】組付作業が容易なクリップ及びクリップを備えた乗物用シートを提供する
【解決手段】屈曲部14を介して互いに接続された第1棒状部15及び第2棒状部16を有する第1部材12を第2部材10に固定するためのクリップ13であって、第1棒状部15の少なくとも一部を受容する第1溝24を有する第1部分17と、第2棒状部16の少なくとも一部を受容する第2溝27を有する第2部分18と、第1部分17と第2部分18とを接続し、第1部材12に対する第2部材10の相対位置を維持する接続部19と、第1部分17に設けられ、第2部材10に係合する係合部31とを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
屈曲部を介して互いに接続された第1棒状部及び第2棒状部を有する第1部材を第2部材に固定するためのクリップであって、
前記第1棒状部の少なくとも一部を受容する第1溝を有する第1部分と、
前記第2棒状部の少なくとも一部を受容する第2溝を有する第2部分と、
前記第1部分と前記第2部分とを接続し、前記第1部材に対する前記第2部材の相対位置を維持する接続部と、
前記第1部分に設けられ、前記第2部材に係合する係合部とを有し、
前記第1溝の開口方向と前記第2溝の開口方向とが互いに異なり、
前記第1部分は、前記接続部側に第1端面を有し、
前記第2部分は、前記接続部側に第2端面を有し、
前記第1溝の一端は前記第1端面に到達し、
前記第2溝の一端は前記第2端面に到達し、
前記第1端面、前記接続部、及び前記第2端面は、前記第1溝及び前記第2溝のそれぞれと直交する方向に延びる第3溝を画定し、
前記第1溝は、前記第3溝の延在方向における第1側に向けて開口し、
前記第2溝は、前記第3溝の延在方向における第2側に向けて開口しており、
前記第3溝に前記第1部材の前記屈曲部が受容された状態で、前記クリップが前記第1部材に対して前記第3溝を中心として回転することによって、前記第1棒状部の少なくとも一部が前記第1溝に受容され、かつ、前記第2棒状部の少なくとも一部が前記第2溝に受容される、クリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリップ及びクリップを備えた乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、乗物用シートのシートバックにおいて、受圧部材から延びる棒状部材の一端をアッパメンバに固定する樹脂製のクリップを開示している。クリップは、棒状部材が挿入される貫通孔が形成された本体部と、本体部から突出し、アッパメンバに形成された係合孔に挿入される弾性爪とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-262294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係るクリップは、棒状部材に対して変位可能に取り付けられる。そのため、棒状部材に取り付けられたクリップをアッパメンバに取り付けるときに、クリップの棒状部材に対する位置及び向きを固定しなければならない。その結果、クリップによる棒状部材のアッパメンバへの取付作業が煩雑になるという問題がある。特に、自動化機械によって棒状部材をアッパメンバに取り付ける場合には、クリップの位置決めのために複雑な機構が必要になる。
【0005】
本発明は、以上の背景に鑑み、組付作業が容易なクリップ及びクリップを備えた乗物用シートを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、屈曲部(14)を介して互いに接続された第1棒状部(15)及び第2棒状部(16)を有する第1部材(12)を第2部材(10)に固定するためのクリップ(13)であって、前記第1棒状部(15)の少なくとも一部を受容する第1溝(24)を有する第1部分(17)と、前記第2棒状部(16)の少なくとも一部を受容する第2溝(27)を有する第2部分(18)と、前記第1部分(17)と前記第2部分(18)とを接続し、前記第1部材(12)に対する前記第2部材(10)の相対位置を維持する接続部(19)と、前記第1部分(17)に設けられ、前記第2部材(10)に係合する係合部(31)とを有する。
【0007】
この態様によれば、第1溝に第1棒状部が受容され、かつ第2溝に第2棒状部が受容されることによって、第1部材に対するクリップの位置が定まる。そのため、クリップによる第1部材の第2部材への組付作業を容易にすることができる。
【0008】
上記の態様において、前記第1溝(24)の開口方向と前記第2溝(27)の開口方向とが互いに異なるとよい。
【0009】
この態様によれば、クリップが第1部材から脱落し難くなる。
【0010】
上記の態様において、前記第1部分(17)は、前記接続部(19)側に第1端面(22)を有し、前記第2部分(18)は、前記接続部(19)側に第2端面(23)を有し、前記第1溝(24)の一端は前記第1端面(22)に到達し、前記第2溝(27)の一端は前記第2端面(23)に到達し、前記第1端面(22)、前記接続部(19)、及び前記第2端面(23)は、前記第1溝(24)及び前記第2溝(27)のそれぞれと直交する方向に延びる第3溝(28)を画定し、前記第1溝(24)は、前記第3溝(28)の延在方向における第1側に向けて開口し、前記第2溝(27)は、前記第3溝(28)の延在方向における第2側に向けて開口しているとよい。
(【0011】以降は省略されています)
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