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公開番号
2025112080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006158
出願日
2024-01-18
発明の名称
量子ビットデバイスの製造方法
出願人
富士通株式会社
代理人
個人
主分類
H10N
60/01 20230101AFI20250724BHJP()
要約
【課題】量子ビットを覆う部材が基板から剥離することを抑制することが可能な量子ビットデバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】量子ビットデバイスの製造方法は、量子ビット基板の第1面に第1導電膜を形成する工程と、前記第1面に量子ビットを形成する工程と、前記量子ビット基板に前記量子ビット基板を貫通する少なくとも1つの貫通孔を形成する工程と、前記第1面から前記量子ビットと前記貫通孔を覆うようにレジストを形成する工程と、前記第1導電膜及び前記レジスト上に第2導電膜を形成する工程と、前記第2導電膜上に第1部材を形成する工程と、前記第1部材を形成する工程の後に前記量子ビット基板の第2面から前記貫通孔を介して前記レジストを除去する工程と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
量子ビット基板の第1面に第1導電膜を形成する工程と、
前記第1面に量子ビットを形成する工程と、
前記量子ビット基板に前記量子ビット基板を貫通する少なくとも1つの貫通孔を形成する工程と、
前記第1面に前記量子ビットと前記貫通孔を覆うようにレジストを形成する工程と、
前記第1導電膜及び前記レジスト上に第2導電膜を形成する工程と、
前記第2導電膜上に第1部材を形成する工程と、
前記第1部材を形成する工程の後に前記量子ビット基板の第2面から前記貫通孔を介して前記レジストを除去する工程と、
を備えることを特徴とする量子ビットデバイスの製造方法。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記第2導電膜はグランド電位が供給されることを特徴とする請求項1に記載の量子ビットデバイスの製造方法。
【請求項3】
前記第1導電膜及び前記第2導電膜は超伝導膜であることを特徴とする請求項2に記載の量子ビットデバイスの製造方法。
【請求項4】
前記貫通孔の内面に前記第1導電膜に接続する第3導電膜を形成する工程を備え、
前記第2導電膜は、前記第1導電膜及び前記第3導電膜を介してグランド電位が供給されることを特徴とする請求項1または2に記載の量子ビットデバイスの製造方法。
【請求項5】
前記第1導電膜、前記第2導電膜、及び前記第3導電膜は超伝導膜であることを特徴とする請求項4に記載の量子ビットデバイスの製造方法。
【請求項6】
前記第1部材は樹脂又は無機絶縁物を含む膜であることを特徴とする請求項1または2に記載の量子ビットデバイスの製造方法。
【請求項7】
前記量子ビットを形成する工程の前に前記貫通孔を形成する工程が行われることを特徴とする請求項1または2に記載の量子ビットデバイスの製造方法。
【請求項8】
前記量子ビットを形成する工程の後に前記貫通孔を形成する工程が行われることを特徴とする請求項1または2に記載の量子ビットデバイスの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、量子ビットデバイスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
量子ビットが設けられた基板に凹部を有する部材をバンプ等の接合材を用いて接合し、量子ビットを凹部により形成される空隙内に配置した量子ビットデバイスが知られている(例えば特許文献1、2)。また、量子ビットが設けられた基板にビアが形成された構成も知られている(例えば特許文献1-3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2019-532520号公報
特開2020-61554号公報
特表2022-530310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
量子ビットが設けられた基板に凹部を有する部材を複数の接合材を用いて接合する場合、複数の接合材の高さが製造ばらつき等によって均一にならないことがある。この場合、高さの低い接合材は基板と部材の接合に十分に寄与できず、部材が基板から剥離する場合が生じる。
【0005】
1つの側面では、量子ビットを覆う部材が基板から剥離することを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、量子ビット基板の第1面に第1導電膜を形成する工程と、前記第1面に量子ビットを形成する工程と、前記量子ビット基板に前記量子ビット基板を貫通する少なくとも1つの貫通孔を形成する工程と、前記第1面に前記量子ビットと前記貫通孔を覆うようにレジストを形成する工程と、前記第1導電膜及び前記レジスト上に第2導電膜を形成する工程と、前記第2導電膜上に第1部材を形成する工程と、前記第1部材を形成する工程の後に前記量子ビット基板の第2面から前記貫通孔を介して前記レジストを除去する工程と、を有することを特徴とする量子ビットデバイスの製造方法である。
【発明の効果】
【0007】
1つの側面として、量子ビットを覆う部材が基板から剥離することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例に係る量子ビットデバイスの平面図である。
図2(a)および図2(b)は、実施例に係る量子ビットデバイスの断面図である。
図3(a)は、実施例におけるジョセフソン接合素子の平面図、図3(b)は、図3(a)のA-A断面図、図3(c)は、図3(a)のB-B断面図である。
図4(a)から図4(c)は、実施例に係る量子ビットデバイスの第1の製造方法を示す断面図(その1)である。
図5(a)から図5(c)は、実施例に係る量子ビットデバイスの第1の製造方法を示す断面図(その2)である。
図6(a)から図6(c)は、実施例に係る量子ビットデバイスの第1の製造方法を示す断面図(その3)である。
図7(a)から図7(c)は、実施例におけるジョセフソン接合素子の製造方法を示す図(その1)である。
図8(a)および図8(b)は、実施例におけるジョセフソン接合素子の製造方法を示す図(その2)である。
図9(a)から図9(c)は、実施例に係る量子ビットデバイスの第2の製造方法を示す断面図(その1)である。
図10(a)から図10(c)は、実施例に係る量子ビットデバイスの第2の製造方法を示す断面図(その2)である。
図11(a)から図11(d)は、比較例に係る量子ビットデバイスの製造方法を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、実施例に係る量子ビットデバイス100の平面図である。図2(a)および図2(b)は、実施例に係る量子ビットデバイス100の断面図である。図1では、量子ビット基板10上に設けられた第1部材18と導電膜17の一部を透視して図示し、図の明瞭化のために、導電膜にハッチングを付している。
(【0011】以降は省略されています)
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