TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025113016
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007620
出願日
2024-01-22
発明の名称
予兆検知システム、予兆検知方法、予兆検知装置、及び予兆検知プログラム
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
主分類
G16H
20/00 20180101AFI20250725BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】ユーザの異常の予兆を検知することを目的としている。
【解決手段】端末装置と、予兆検知装置と、を含む予兆検知システムであって、予兆検知装置は、端末装置と紐付けられたユーザから取得された生体情報の入力と生体情報を入力した入力日時の情報を受け付ける入力受付部と、生体情報に基づいて、ユーザの状態を示す少なくとも1種以上の指標値を推定する状態推定部と、少なくとも1種以上の指標値のそれぞれの変動を示す情報から第1の所定期間ごとに算出した少なくとも1種以上の指標値の最大値及び最小値の第1の差分値を記録する差分値記録部と、記録した複数の第1の差分値及び入力日時の情報を用いて第2の所定期間後の第2の差分値を予測する差分値予測部と、第2の所定期間後の第1の差分値及び予測した前記第2の差分値の変化度が所定の条件を満たす場合に、ユーザの異常の予兆を検知する予兆検知部と、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
端末装置と、前記端末装置にネットワークを介して接続される予兆検知装置と、を含む予兆検知システムであって、
前記予兆検知装置は、
前記端末装置と紐付けられたユーザから取得された生体情報の入力と前記生体情報を入力した入力日時の情報を受け付ける入力受付部と、
前記生体情報に基づいて、前記ユーザの状態を示す少なくとも1種以上の指標値を推定する状態推定部と、
前記少なくとも1種以上の指標値のそれぞれの変動を示す情報から第1の所定期間ごとに算出した前記少なくとも1種以上の指標値の最大値及び最小値の第1の差分値を記録する差分値記録部と、
記録した複数の前記第1の差分値及び前記入力日時の情報を用いて第2の所定期間後の第2の差分値を予測する差分値予測部と、
前記第2の所定期間後の前記第1の差分値及び予測した前記第2の差分値の変化度が所定の条件を満たす場合に、前記ユーザの異常の予兆を検知する予兆検知部と、
を有する予兆検知システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記差分値記録部は、
前記少なくとも1種以上の指標値のそれぞれの変動を示す情報から算出した、睡眠時間を除く前記少なくとも1種以上の指標値の日内変動の最大値及び最小値の第1の差分値を記録し、
前記差分値予測部は、
記録した複数の前記第1の差分値の回帰曲線に基づき、前記第2の所定期間後の第2の差分値を予測する、
請求項1記載の予兆検知システム。
【請求項3】
前記予兆検知部は、
前記第2の所定期間後の前記第1の差分値が、予測した前記第2の差分値から所定値以上、下回る場合、又は、前記第2の所定期間後の前記第1の差分値が、予測した前記第2の差分値から所定値以上、下回る状態が連続した場合に、前記ユーザの異常の予兆を検知する
請求項1又は2記載の予兆検知システム。
【請求項4】
前記予兆検知部は、前記第2の所定期間後の前記第1の差分値及び予測した前記第2の差分値の前記ユーザの変化度と、他の複数のユーザの平均の前記変化度との差が所定以上である場合に、前記ユーザの異常の予兆を検知する
請求項1又は2記載の予兆検知システム。
【請求項5】
前記予兆検知部が前記ユーザの異常の予兆を検知した場合に、予防薬の摂取を推奨する通知を行う通知部、
を更に有する請求項1又は2記載の予兆検知システム。
【請求項6】
前記予兆検知部が前記ユーザの異常の予兆を検知した場合に、運転免許の返納を推奨する通知を行う通知部、
を更に有する請求項1又は2記載の予兆検知システム。
【請求項7】
前記予兆検知部が前記ユーザの異常の予兆を検知した場合に、前記ユーザの属性を示す情報を製薬会社又は医療機関に通知する通知部、
を更に有する請求項1又は2記載の予兆検知システム。
【請求項8】
前記異常の予兆を検知した前記ユーザの属性を示す情報を、保険料を算出する保険会社に通知する通知部、
を更に有する請求項1又は2記載の予兆検知システム。
【請求項9】
端末装置と、前記端末装置にネットワークを介して接続される予兆検知装置と、を含む予兆検知システムが行う予兆検知方法であって、
前記予兆検知装置が、
前記端末装置と紐付けられたユーザから取得された生体情報の入力と前記生体情報を入力した入力日時の情報を受け付け、
前記生体情報に基づいて、前記ユーザの状態を示す少なくとも1種以上の指標値を推定し、
前記少なくとも1種以上の指標値のそれぞれの変動を示す情報から第1の所定期間ごとに算出した前記少なくとも1種以上の指標値の最大値及び最小値の第1の差分値を記録し、
記録した複数の前記第1の差分値及び前記入力日時の情報を用いて第2の所定期間後の第2の差分値を予測し、
前記第2の所定期間後の前記第1の差分値及び予測した前記第2の差分値の変化度が所定の条件を満たす場合に、前記ユーザの異常の予兆を検知する、
予兆検知方法。
【請求項10】
端末装置にネットワークを介して接続される予兆検知装置であって、
前記端末装置と紐付けられたユーザから取得された生体情報の入力と前記生体情報を入力した入力日時の情報を受け付ける入力受付部と、
前記生体情報に基づいて、前記ユーザの状態を示す少なくとも1種以上の指標値を推定する状態推定部と、
前記少なくとも1種以上の指標値のそれぞれの変動を示す情報から第1の所定期間ごとに算出した前記少なくとも1種以上の指標値の最大値及び最小値の第1の差分値を記録する差分値記録部と、
記録した複数の前記第1の差分値及び前記入力日時の情報を用いて第2の所定期間後の第2の差分値を予測する差分値予測部と、
前記第2の所定期間後の前記第1の差分値及び予測した前記第2の差分値の変化度が所定の条件を満たす場合に、前記ユーザの異常の予兆を検知する予兆検知部と、
を有する予兆検知装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、予兆検知システム、予兆検知方法、予兆検知装置、及び予兆検知プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
認知症の早期症状である軽度認知障害に関係する正負の感情の変動を検出する検出装置は従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6755356号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の技術は、人物の身体状態に関する複数の項目を時系列に推定し、推定結果に基づいて人物の身体状態の変化を検出し、検出した人物の身体状態の変化に関する情報を出力しているが、身体状態の変化の予兆を検知するものではない。
【0005】
本開示は、ユーザの異常の予兆を検知することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の技術は、端末装置と、前記端末装置にネットワークを介して接続される予兆検知装置と、を含む予兆検知システムであって、前記予兆検知装置は、前記端末装置と紐付けられたユーザから取得された生体情報の入力と前記生体情報を入力した入力日時の情報を受け付ける入力受付部と、前記生体情報に基づいて、前記ユーザの状態を示す少なくとも1種以上の指標値を推定する状態推定部と、前記少なくとも1種以上の指標値のそれぞれの変動を示す情報から第1の所定期間ごとに算出した前記少なくとも1種以上の指標値の最大値及び最小値の第1の差分値を記録する差分値記録部と、記録した複数の前記第1の差分値及び前記入力日時の情報を用いて第2の所定期間後の第2の差分値を予測する差分値予測部と、前記第2の所定期間後の前記第1の差分値及び予測した前記第2の差分値の変化度が所定の条件を満たす場合に、前記ユーザの異常の予兆を検知する予兆検知部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
ユーザの異常の予兆を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一の実施形態の予兆検知システムのシステム構成の一例を示す図である。
予兆検知装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
第一の実施形態の通知先DBの一例を示す図である。
第一の実施形態のユーザDBの一例を示す図である。
第一の実施形態の履歴DBの一例を示す図である。
第一の実施形態の差分値記録DBの一例を示す図である。
緊張の指標値の変動を示す情報の一例の説明図である。
集中の指標値の変動を示す情報の一例の説明図である。
第一の実施形態の予兆検知システムの有する各装置の機能の一例を説明する図である。
差分値を予測する処理の一例について説明する図である。
ユーザの異常の予兆を検知する処理の一例について説明する図である。
第一の実施形態の予兆検知システムの動作の一例を説明するシーケンス図である。
状態推定部の処理の一例を説明するフローチャートである。
ステップS705~S707の処理の一例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第一の実施形態)
以下に、図面を参照して第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の予兆検知システムのシステム構成の一例を示す図である。
【0010】
本実施形態の予兆検知システム100は、予兆検知装置200、端末装置300、及び通知先装置500を含む。図1の予兆検知システム100において、予兆検知装置200、端末装置300、及び通知先装置500は、インターネット等のネットワークを介して接続される。端末装置300は、例えば、ウェアラブル端末400と、Bluetooth(登録商標)等によって通信を行ってよい。端末装置300は、ウェアラブル端末400から端末装置300と紐付けられたユーザの生体情報を取得し、予兆検知装置200に送信する。端末装置300は、ユーザの生体情報を取得(入力)した取得日時(入力日時)の情報を予兆検知装置200に送信する。取得日時の情報は、対応するユーザの生体情報と紐付けされるが、例えば、取得日時の情報と対応する生体情報をデータセットとして予兆検知装置200に送信することもできる。また、取得日時の情報は、ウェアラブル端末400に内蔵される時計機能に基づく情報であっても良いし、端末装置300に内蔵される時計機能に基づく情報であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
6日前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
6日前
株式会社カネカ
バルーンカテーテル
11日前
株式会社カネカ
バルーンカテーテル
11日前
株式会社カネカ
溶血素産生能の評価方法
今日
株式会社カネカ
反射防止層形成用組成物
8日前
株式会社カネカ
人工毛髪及び人工毛髪シート
7日前
株式会社カネカ
積層体、およびそれを含む成形体
8日前
株式会社カネカ
高周波処置具
19日前
株式会社カネカ
光学フィルム、偏光フィルム、画像表示装置、及び液晶表示装置
8日前
株式会社カネカ
予兆検知システム、予兆検知方法、予兆検知装置、及び予兆検知プログラム
4日前
カネカケンテック株式会社
埋設型枠および埋設型枠の製造方法
4日前
株式会社カネカ
FormII型の還元型補酵素Q10結晶の製造方法
11日前
株式会社カネカ
ポリプロピレン系樹脂押出発泡粒子、押出発泡粒子成形体、及びポリプロピレン系樹脂押出発泡粒子の製造方法
14日前
個人
支援システム
2か月前
個人
管理装置
2か月前
個人
対話システム
2か月前
個人
情報システムおよび方法
4か月前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置
1か月前
エムスリー株式会社
媒体
5か月前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置
8日前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置
8日前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置
8日前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置
8日前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置
8日前
個人
診療の管理装置及び診療システム
5日前
株式会社M-INT
情報処理システム
3か月前
ゾーン株式会社
コンピュータシステム
3か月前
医療法人社団梅華会
医療の支援装置
6か月前
株式会社CureApp
プログラム
27日前
富士電機株式会社
食事管理システム
4か月前
株式会社サンクスネット
情報提供システム
2か月前
大王製紙株式会社
作業管理システム
4か月前
個人
透析医療に関する回答方法及びその装置
6か月前
株式会社サンクスネット
リスク判定システム
6か月前
アルケア株式会社
コミュニケーションシステム
6か月前
続きを見る
他の特許を見る