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公開番号2025113372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025084231,2021143948
出願日2025-05-20,2021-09-03
発明の名称画像処理装置及び設定値の記憶方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250725BHJP(計算;計数)
要約【課題】履歴情報を記憶することが好ましくない設定項目を含むジョブの設定履歴を再利用する際に、再利用可能な設定項目の設定内容のみを読み出し、履歴情報の利用に係る利便性をより向上させることが可能な画像処理装置等を提供する。
【解決手段】画像処理に関するジョブを実行するジョブ実行部と、前記ジョブの実行に係る設定値を設定履歴として記憶可能な記憶部と、前記記憶部に対する前記設定値の記憶を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記設定値が特定の設定値に該当する場合、当該設定値の記憶を制限する画像処理装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ジョブを実行するジョブ実行部と、
前記ジョブの実行に係る設定値を記憶する記憶部と、
前記設定値の記憶を制御し、前記設定値を収納したファイルを生成する制御部とを備え、
前記制御部は、前記設定値が特定の設定値に該当する場合、前記ファイルに対する前記特定の設定値の収納を制限することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記設定値が特定の設定値に該当するか否かを判定する判定部を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記設定値が前記特定の設定値としてセキュリティに関する設定値に該当するか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記セキュリティに関する設定値には、アクセス制御がなされた情報にアクセスするための識別符号が含まれることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記設定値が前記特定の設定値としてジョブ操作に関する設定値に該当するか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記ジョブ操作に関する設定値には、前記ファイルを利用したジョブの実行に再利用不可な設定値が含まれることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記ジョブの実行に再利用不可な設定値には、プレビュー画像編集に係る設定値又は割り込みジョブに係る設定値が含まれることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記ジョブの実行に再利用不可な設定値には、用紙選択、不正印刷防止、現像剤節約、ファイル名自動生成、原稿読取、外部記憶装置のファイルパス、又は電子署名若しくは暗号化に係る設定値が含まれることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記ファイルは、複数の前記設定値を含み、
前記制御部は、前記特定の設定値に該当する前記設定値以外の設定値を前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記設定値が特定の設定値に該当する場合であっても、所定の条件を満たす場合、前記特定の設定値を前記ファイルに収納することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
複合機等の画像処理装置には、プリント、ファクス、又はイメージ送信等のジョブの実行に関し、これらのジョブの実行に係る設定値を設定履歴として記憶するものがある。
【0003】
近年、記憶した設定履歴を利用することにより、ジョブの実行に係るユーザの手間や時間を軽減する試みがなされている。具体的には、画像処理装置は、ユーザによる選択が可能となるように設定履歴を表示部に表示する。ユーザによる設定履歴の選択を受け付けた画像処理装置は、当該設定履歴に紐づけられた設定値に基づきジョブを実行することで、当該設定履歴に対応するジョブを容易に再現することができる。
【0004】
一般的に、設定履歴にはジョブの実行に関連する全ての設定項目に係る設定値が記憶される。しかしながら、例えば、アクセス制御がなされた情報にアクセスするためのパスワード等の機密情報を含む設定履歴は、記憶されるとセキュリティの観点から好ましくない。また、読取対象の原稿に依存する設定項目や、ファイル名の設定等を含む設定履歴は、記憶してもそのままの内容で再利用することはできず、当該設定履歴の再利用の際に再度手動で設定内容(設定値)を変更する必要があり、煩わしいといった問題があった。
【0005】
設定履歴の記憶制御に関する技術として、例えば、特許文献1には、ジョブの属性に応じて履歴情報の保存方法を選択することが可能な画像入出力装置について開示がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-88327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1では、ジョブの種類が、着脱可能な外部記憶媒体に保存された画像データを印刷するジョブや、セキュアプリントに係るジョブ等の、セキュアな設定項目を含むジョブに該当する場合、当該ジョブに係る履歴情報を保存しない。
【0008】
そのため、特許文献1では、ジョブの種類が上記ジョブに該当する場合、ジョブに含まれるセキュアな設定項目以外の設定項目の履歴情報についても再利用できない構成であるため、当該ジョブに係る履歴情報を再利用したいユーザにとっては、使い勝手が良いものではなかった。
【0009】
また、特許文献1では、履歴情報をそのまま再利用することが不可能な設定項目を含む設定履歴の記憶制御については、考慮がされていなかった。すなわち、特許文献1では、セキュアな設定項目を含むジョブや読取対象の原稿に依存する設定項目等を含むジョブのように、履歴情報を記憶することが好ましくない(履歴情報を記憶しても再利用できない)設定項目を含むジョブ全般に係る設定履歴の記憶について、十分な制御がなされているとは言い難かった。
【0010】
本開示は、履歴情報を記憶することが好ましくない設定項目を含むジョブの設定履歴を再利用する際に、再利用可能な設定項目の設定内容のみを読み出し、履歴情報の利用に係る利便性をより向上させることが可能な画像処理装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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