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公開番号
2025108909
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002440
出願日
2024-01-11
発明の名称
UE(User Equipment)
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
76/18 20180101AFI20250716BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ストアアンドフォワード機能をサポートしているUE、衛星、及びネットワークが、ストアアンドフォワード機能を用いたセッションマネジメントのための手続きを実行する際に、ネットワークとUE間の適切な制御情報の送受信と、制御情報に基づいた適切なメッセージの再送とタイマー管理を実行し、セッションマネジメントのための手続きを中止せず適切に実行することが可能なUEを提供する。
【解決手段】UEは、ストアアンドフォワード機能をサポートしていることを示す能力情報をネットワークに送信し、ネットワークからストアアンドフォワード機能を使用することを示す第1の情報を受信する。第1の情報に基づいて、PDUセッション確立要求メッセージを送信したタイミングで、第1のタイマーを開始し、第1のタイマーのタイマー値は、UE及びネットワークがストアアンドフォワード機能を使用する通信において使用されるタイマー値である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
送受信部と制御部とを備えるUE(User Equipment)であって、
前記送受信部は、
前記UEがストアアンドフォワード機能をサポートしていることを示す能力情報をネットワークに送信し、
前記ネットワークがストアアンドフォワード機能を使用することを示す第1の情報を前記ネットワークから受信し、
前記制御部は、前記第1の情報に基づいて、前記送受信部がPDU(Protocol Data Unit)セッション確立要求メッセージを送信したタイミングで、第1のタイマーを開始し、
前記第1のタイマーのタイマー値は、前記UE及び前記ネットワークがストアアンドフォワード機能を使用する通信において使用されるタイマー値である、
ことを特徴とするUE。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記前記第1のタイマーは、ストアアンドフォワード機能を用いない通信で使用されるタイマーT3580と異なるタイマーであり、
前記第1のタイマー値は、前記ストアアンドフォワード機能を用いない通信で使用されるタイマーT3580のタイマー値より長い値である、
ことを特徴とする請求項1に記載のUE。
【請求項3】
前記送受信部は、前記第1の情報と共に第2のタイマー値を受信し、
前記制御部は、前記第1のタイマーに前記第2のタイマー値を設定又は置換する、
ことを特徴とする請求項1から2に記載のUE。
【請求項4】
送受信部と制御部とを備えるUE(User Equipment)であって、
前記送受信部は、
前記UEがストアアンドフォワード機能をサポートしていることを示す能力情報、及びストアアンドフォワード機能による通信をサポートする1又は複数のS-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)をrequested NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に含めてネットワークに送信し、
前記ネットワークがストアアンドフォワード機能を使用することを示す第1の情報、及びストアアンドフォワード機能による通信をサポートする1又は複数のS-NSSAIを含むallowed NSSAIを前記ネットワークから受信し、
前記UEが、前記allowed NSSAIに含まれる前記ストアアンドフォワード機能をサポートするS-NSSAIへのPDU(Protocol Data Unit)セッション確立手続きを実行する場合、前記制御部は、前記第1の情報に基づいて、前記送受信部がPDUセッション確立要求メッセージを送信したタイミングで、第1のタイマーを開始し、
前記第1のタイマーのタイマー値は、前記UE及び前記ネットワークがストアアンドフォワード機能を使用する通信において使用されるタイマー値である、
ことを特徴とするUE。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、UE(User Equipment)に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project:登録商標)では、第5世代(5G)の移動通信システムである5GS(5G System)のシステムアーキテクチャが検討されており、新しい手続きや新しい機能のサポートするための議論が行われている(非特許文献1~4を参照)。5G規格のRelease 19において、人工衛星(Satellite;単に「衛星」とも称する)を介した5G通信のためのアーキテクチャ、通信や制御のための手続き、等が検討されている(非特許文献4を参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP TS 23.501 V18.4.0 (2023-12); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; System architecture for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)
3GPP TS 23.502 V18.4.0 (2023-12); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)
3GPP TS 24.501 V18.5.0 (2023-12); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3; (Release 18)
3GPP TR 23.700-29 V0.2.0 (2023-11); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on integration of satellite components in the 5G architecture; Phase 3; (Release 19)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
5GS (5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GCN (5G Core Network)が検討されている。さらに、人工衛星(Satellite;単に「衛星」とも称する)を介した5G通信のためのアーキテクチャが検討されている。
【0005】
現在、このような、ユーザ端末(UE)とコアネットワークとを接続する無線技術(無線アクセス技術)として衛星を利用する通信アーキテクチャにおいて、衛星を介した無線接続の特性を考慮した、手続き、メッセージ、又はパラメータの従来からの拡張に関する検討が進められている。より具体的には、例えば、衛星を介した5G通信の新たな機能として、衛星への基地局機能の搭載、衛星及びUEによるストアアンドフォワード(Store and Forward)機能のサポート、UE-衛星-UE通信のサポート、等が検討されている。
【0006】
一方、衛星及びUEによるストアアンドフォワード(Store and Forward)機能の実現に際して、UE及び衛星間での制御情報の送受信や、UE又はネットワークから送受信される制御情報、及び/又はユーザデータを衛星にストアする期間や、ストア後に転送された制御情報の取り扱いに関するUE及び各装置の挙動や処理が明確になっていない。
【0007】
本実施例の一態様は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、ストアアンドフォワード機能をサポートしているUE、衛星、及びネットワークが、ストアアンドフォワード機能を用いたセッションマネジメントのための各手続きを実行する際に、ストアアンドフォワード機能を考慮した、ネットワークとUE間の適切な制御情報の送受信と、当該制御情報に基づいた適切なメッセージの再送とタイマー管理を実行し、セッションマネジメントのための各手続きを中止せず適切に実行し、完了する為の手法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本実施例の一態様のUE(User Equipment)は、送受信部と制御部と記憶部とを備えるUEであって、前記送受信部は、前記UEがストアアンドフォワード機能をサポートしていることを示す能力情報をネットワークに送信し、前記ネットワークがストアアンドフォワード機能を使用することを示す第1の情報を前記ネットワークから受信し、前記制御部は、前記第1の情報に基づいて、前記送受信部がPDU(Protocol Data Unit)セッション確立要求メッセージを送信したタイミングで、第1のタイマーを開始し、前記第1のタイマーのタイマー値は、前記UE及び前記ネットワークがストアアンドフォワード機能を使用する通信において使用されるタイマー値である、ことを特徴とする。本実施例の一態様のUE(User Equipment)は、送受信部と制御部と記憶部とを備えるUEであって、前記送受信部は、前記UEがストアアンドフォワード機能をサポートしていることを示す能力情報、及びストアアンドフォワード機能による通信をサポートする1又は複数のS-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)をrequested NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に含めてネットワークに送信し、前記ネットワークがストアアンドフォワード機能を使用することを示す第1の情報、及びストアアンドフォワード機能による通信をサポートする1又は複数のS-NSSAIを含むallowed NSSAIを前記ネットワークから受信し、前記UEが、前記allowed NSSAIに含まれる前記ストアアンドフォワード機能をサポートするS-NSSAIへのPDU(Protocol Data Unit)セッション確立手続きを実行する場合、前記制御部は、前記第1の情報に基づいて、前記送受信部がPDUセッション確立要求メッセージを送信したタイミングで、第1のタイマーを開始し、前記第1のタイマーのタイマー値は、前記UE及び前記ネットワークがストアアンドフォワード機能を使用する通信において使用されるタイマー値である、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本実施例の一態様によれば、UEとネットワークが、衛星を介して、当該衛星が提供するストアアンドフォワード機能を用いた通信を実行する際のセッションマネジメントのための各手続きにおいて、ネットワークとUE間の適切な制御情報の送受信と、当該制御情報に基づいた適切なタイマー管理、及び/又は適切なメッセージの再送信を実行する手段、及び当該制御情報に基づいた適切な処理を実行するための手法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
移動通信システム(EPS/5GS)の概略を説明する図である。
移動通信システム(EPS/5GS)の詳細構成を説明する図である。
UEの装置構成を説明する図である。
5GSにおけるアクセスネットワーク装置(gNB)の構成を説明する図である。
5GSにおけるコアネットワーク装置(AMF/SMF/UPF)の構成を説明する図である。
登録手続きを説明する図である。
セッションマネジメント手続きを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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