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公開番号2025113699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007983
出願日2024-01-23
発明の名称レーザ加工システム
出願人株式会社アマダ
代理人個人,個人,個人
主分類B23K 26/70 20140101AFI20250728BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】リフタを上下に駆動するための駆動部品にかかる負荷を軽減する。
【解決手段】レーザ加工システム1は、ワークに対してレーザ加工を行うレーザ加工機13の上部に設けられ、ワークが載置されるパレットPを収納する収納棚3と、収納棚3及びレーザ加工機13の側方に配置され、パレットPが載置可能なリフタ5と、リフタ5の一方の端部を支持すると共に、収納棚3とレーザ加工機13との間でリフタ5を上下方向に移動させるリフタ駆動部7と、を備える。制御部9は、レーザ加工機13が設置された床面を基準に上下方向の所定の範囲でリフタ5を停止させた場合に、リフタを支持するようにリフタ支持部を動作させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ワークに対してレーザ加工を行うレーザ加工機の上部に設けられ、前記ワークが載置されるパレットを収納する収納棚と、
前記収納棚及び前記レーザ加工機の側方に配置され、前記パレットが載置可能なリフタと、
前記リフタの一方の端部を支持すると共に、前記収納棚と前記レーザ加工機との間で前記リフタを上下方向に移動させるリフタ駆動部と、
前記リフタの前記一方の端部よりも前記リフタの他方の端部側に配置され、前記リフタを支持可能なリフタ支持部と、
前記リフタ駆動部及び前記リフタ支持部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記レーザ加工機が設置された床面を基準に上下方向の所定の範囲で前記リフタを停止させた場合に、前記リフタを支持するように前記リフタ支持部を動作させる
レーザ加工システム。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記リフタ支持部は、
前記リフタに設けられ、前記上下方向に延在するブレーキレールと、
前記床面に対して支持され、前記ブレーキレールを把持する把持装置と、を備え、
前記制御部は、前記上下方向の前記所定の範囲で前記リフタを停止させた場合に、前記把持装置に前記ブレーキレールを把持させる
請求項1に記載のレーザ加工システム。
【請求項3】
前記リフタ支持部は、
前記床面に対して支持され、前記上下方向へ延在するブレーキレールと、
前記リフタに設けられ、前記ブレーキレールを把持する把持装置と、を備え、
前記制御部は、前記上下方向の前記所定の範囲で前記リフタを停止させた場合に、前記把持装置に前記ブレーキレールを把持させる
請求項1に記載のレーザ加工システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記ブレーキレールを把持した前記把持装置が前記ブレーキレールを開放するときに、前記把持装置に開放と把持とを複数回繰り返し実行させる請求項2または3に記載のレーザ加工システム。
【請求項5】
前記リフタ支持部は、
前記リフタの下方の前記床面に配置され、上下方向に昇降して前記リフタを支持する昇降機と、
前記昇降機に設けられ、前記昇降機の昇降を停止させるストッパと、を備え、
前記制御部は、前記上下方向の前記所定の範囲で前記リフタを停止させた場合、前記ストッパで前記昇降機の昇降を停止させる
請求項1に記載のレーザ加工システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザ加工システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
パレット収納部とレーザ加工機とを上下に隣接して設けたレーザ加工システムが特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されたレーザ加工システムは、ワークが載置されたパレットを上下方向に移動させるリフタを備え、リフタによって、上部に配置されたパレット収納部から下方に配置されたレーザ加工部へとパレットを移動させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-347390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のレーザ加工システムでは、リフタに対して大きな荷重が作用した場合に、リフタを上下に駆動するための駆動部品にかかる負荷が大きくなっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一又はそれ以上の実施形態の態様は、ワークに対してレーザ加工を行うレーザ加工機の上部に設けられ、ワークが載置されるパレットを収納する収納棚と、収納棚及びレーザ加工機の側方に配置され、パレットが載置可能なリフタと、リフタの一方の端部を支持すると共に、収納棚とレーザ加工機との間でリフタを上下方向に移動させるリフタ駆動部と、リフタの一方の端部よりもリフタの他方の端部側に配置され、リフタを支持可能なリフタ支持部と、リフタ駆動部及びリフタ支持部を制御する制御部と、を備え、制御部は、レーザ加工機が設置された床面を基準に上下方向の所定の範囲でリフタを停止させた場合に、リフタを支持するようにリフタ支持部を動作させるレーザ加工システムである。
【発明の効果】
【0006】
一又はそれ以上の実施形態に係るレーザ加工システムによれば、リフタ支持部を動作させることで、リフタの駆動部品にかかる負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係るレーザ加工システムの構成を示す側面図である。
図2は、第1実施形態に係るレーザ加工システムのリフタの構造を示す斜視図である。
図3は、第1実施形態に係るレーザ加工システムのリフタ駆動部の構造を説明するための図である。
図4Aは、第1実施形態に係るレーザ加工システムのリフタ支持部の構造を示す図である。
図4Bは、第1実施形態に係るレーザ加工システムのリフタ支持部の構造を示すために、図4AのA部を拡大した図である。
図5は、第1実施形態に係るレーザ加工システムの支持テーブルの構造を示す斜視図である。
図6は、第1実施形態に係るレーザ加工システムの把持装置の構造を説明するための図である。
図7Aは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおける把持装置とブレーキレールとの関係を示す図である。
図7Bは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおける把持装置とブレーキレールとの関係を示す図である。
図7Cは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおける把持装置とブレーキレールとの関係を示す図である。
図8Aは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおけるリフタ支持部の動作を説明するための図である。
図8Bは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおけるリフタ支持部の動作を説明するための図である。
図8Cは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおけるリフタ支持部の動作を説明するための図である。
図8Dは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおけるリフタ支持部の動作を説明するための図である。
図8Eは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおけるリフタ支持部の動作を説明するための図である。
図8Fは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおけるリフタ支持部の動作を説明するための図である。
図8Gは、第1実施形態に係るレーザ加工システムにおけるリフタ支持部の動作を説明するための図である。
図9は、第1実施形態に係るレーザ加工システムによる把持装置の制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10は、変形例1に係るレーザ加工システムの構造を説明するための図である。
図11は、変形例2に係るレーザ加工システムによる把持装置の制御処理を説明するための図である。
図12は、第2実施形態に係るレーザ加工システムのリフタ支持部の構造を示す斜視図である。
図13は、第3実施形態に係るレーザ加工システムのリフタ支持部の構造を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、図面を参照し、本実施形態に係るレーザ加工システム1について説明する。図1は、第1実施形態に係るレーザ加工システム1の構成を示す側面図である。本実施形態に係るレーザ加工システム1は、収納棚3と、リフタ5と、リフタ駆動部7と、制御部9と、リフタ支持部11と、レーザ加工機13とを備えている。
【0009】
レーザ加工システム1は、ワークが載置されたパレットPを、レーザ加工機13と収納棚3との間で交換する。具体的に、レーザ加工システム1は、加工対象となるワークが載置されたパレットPを収納棚3から搬出してレーザ加工機13へ搬入する。レーザ加工機13による加工が終了すると、レーザ加工システム1は、レーザ加工機13からパレットPを搬出し、搬出されたパレットPを収納棚3に収納する。そして、レーザ加工システム1は、新たなパレットPを収納棚3から搬出してレーザ加工機13へ搬入する。
【0010】
パレットPは、左右方向に沿って横長となる矩形形状を有している。パレットPには、ワークを支持する複数のワーク支持部材Psが設けられている。複数のワーク支持部材Psは、左右方向にかけて間隔を空けて配置されている。ワーク支持部材Psは、前後方向(図1における紙面の垂直方向)に延在する板状部材であり、上下方向に沿うように起立した状態で配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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