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公開番号2025114110
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008578
出願日2024-01-24
発明の名称板材加工機のテーブル構造
出願人株式会社アマダ
代理人個人,個人,個人
主分類B23K 26/08 20140101AFI20250729BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】板材を支持するローラを昇降する駆動源の数が少なくて済み、ローラ支持とブラシ支持とでパスラインを同じにすることができる板材加工機のテーブル構造を提供する。
【解決手段】板材加工機のテーブル構造(TK)は、水平に配置された回動バー(33)と、回動バー(33)を回動させる駆動源(43)と、回動バー(33)に取り付けられた、加工する板材(W)を支持可能な第1ローラユニット(15)と、板材(W)を支持するブラシ部(22)を有するブラシユニット(2)を支持する第2ローラユニット(16)と、を備える。第1ローラユニット(15)と第2ローラユニット(16)とは、回動バー(33)の回動で一方が上昇し他方が下降する位置に取り付けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
水平に配置された回動バーと、
前記回動バーを回動させる駆動源と、
前記回動バーに取り付けられた、加工する板材を支持可能な第1ローラユニットと、前記板材を支持するブラシ部を有するブラシユニットを支持する第2ローラユニットと、
を備え、
前記第1ローラユニットと前記第2ローラユニットとは、前記回動バーの回動で一方が上昇し他方が下降する位置に取り付けられている板材加工機のテーブル構造。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記回動バーは、前記駆動源の動作によって第1回動位置と第2回動位置との間で回動し、
前記第1回動位置で、前記第2ローラユニットが支持する前記ブラシ部の上端は前記第1ローラユニットの上端よりも高く、
前記第2回動位置で、前記第1ローラユニットの上端は前記第2ローラユニットが支持する前記ブラシ部の上端よりも高い、
請求項1記載の板材加工機のテーブル構造。
【請求項3】
前記第1回動位置の前記ブラシ部の上端の高さと、前記第2回動位置の前記第1ローラユニットの上端の高さとが同じである請求項2記載の板材加工機のテーブル構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、板材加工機のテーブル構造に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
板材加工機のテーブルにおいて、厚板はローラで支持し薄板はブラシで支持する、というように、ローラ支持機構とブラシ支持機構とを切り替える構造が知られており、特許文献1に記載されている。
【0003】
特許文献1に記載されたテーブル構造は、比較的薄い板材を支持する多数のブラシを有するブラシプレートと、比較的厚い板材を支持する複数のローラ及びそれぞれのローラに連結されてそのローラをブラシの先端に対して上下に昇降させる複数のエアシリンダとを備えている。そして、特許文献1に記載されたテーブル構造は、複数のエアシリンダを同期駆動させて、複数のローラの上端をブラシ先端に対し上方へ突出した位置にして板材を支持し、下方へ没入した位置にしてブラシで板材を支持するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4149556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたテーブル構造は、複数のローラそれぞれに昇降の駆動源となるエアシリンダを有する。そのため、駆動源が多数必要となり、その数を減らすための改良の余地がある。また、そのテーブル構造は、支持された板材の高さ位置であるパスラインが、ローラ支持とブラシ支持とで異なる。そのため、支持態様に応じて、テーブルと、テーブルに隣接する板材搬出入装置との間でパスラインの高さ調整が必要になる、という点でも改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1又はそれ以上の実施形態の一態様は、水平に配置された回動バーと、前記回動バーを回動させる駆動源と、前記回動バーに取り付けられた、加工する板材を支持可能な第1ローラユニットと、前記板材を支持するブラシ部を有するブラシユニットを支持する第2ローラユニットと、を備え、前記第1ローラユニットと前記第2ローラユニットとは、前記回動バーの回動で一方が上昇し他方が下降する位置に取り付けられている板材加工機のテーブル構造である。
【発明の効果】
【0007】
1又はそれ以上の実施形態に係る板材加工機のテーブル構造によれば、板材を支持するローラを昇降する駆動源の数が少なくて済み、ローラ支持とブラシ支持とでパスラインを同じにできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施の形態の一態様であるテーブル構造TKを備えた板材加工機91を示す斜視図である。
図2Aは、テーブル構造TKを有する切換テーブル912を示す斜視図である。
図2Bは、図2AにおけるA部を示す前面図である。
図2Cは、切換テーブル912に形成されている出没孔23の上面図である。
図3は、切換テーブル912が備えるテーブルベース1の模式的上面図である。
図4は、テーブルベース1が備える支持ユニット13及び回動駆動部14を示す斜視図である。
図5Aは、支持ユニット13が備える第2ローラユニット16を示す平面図である。
図5Bは、支持ユニット13が備える第1ローラユニット15を示す平面図である。
図6は、支持ユニット13が第1回動状態にあるときの図4におけるS6-S6位置での断面図である。
図7は、支持ユニット13が第2回動状態にあるときの図6に相当する断面図である。
図8Aは、第1ローラユニット15の高さ位置調整機構CK15を示す横断面図である。
図8Bは、第2ローラユニット16の高さ位置調整機構CK16を示す横断面図である。
図9は、板材加工機91のブロック図である。
図10Aは、板材加工機91における板材支持態様の切替動作のフローの一部を示す図である。
図10Bは、板材加工機91における板材支持態様の切替動作のフローの残部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の板材加工機のテーブル構造の一態様であるテーブル構造TKを、テーブル構造TKを備えた板材加工機91により図1~図9を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態の一態様であるテーブル構造TKを備えた板材加工機91を示す斜視図である。図2Aは、テーブル構造TKを有する切換テーブル912を示す斜視図である。図2Bは、図2AにおけるA部を示す前面図である。図2Cは、切換テーブル912に形成されている出没孔23の上面図である。図3は、切換テーブル912が備えるテーブルベース1の模式的上面図である。図4は、テーブルベース1が備える支持ユニット13及び回動駆動部14を示す斜視図である。図5Aは、支持ユニット13が備える第2ローラユニット16を示す平面図である。図5Bは、支持ユニット13が備える第1ローラユニット15を示す平面図である。図6は、支持ユニット13が第1回動状態にあるときの図4におけるS6-S6位置での断面図である。図7は、支持ユニット13が第2回動状態にあるときの図6に相当する断面図である。図8Aは、第1ローラユニット15の高さ位置調整機構CK15を示す横断面図である。図8Bは、第2ローラユニット16の高さ位置調整機構CK16を示す横断面図である。図9は、板材加工機91のブロック図である。
【0010】
以下の説明において、上下前後左右の各方向を矢印の方向に規定する。左右方向はX軸方向、前後方向はY軸方向、上下方向はZ軸方向とも称する。
(【0011】以降は省略されています)

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