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公開番号
2025113753
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008069
出願日
2024-01-23
発明の名称
紙葉類識別装置、紙葉類処理装置及び紙葉類識別方法
出願人
グローリー株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
G07D
7/12 20160101AFI20250728BHJP(チェック装置)
要約
【課題】紙葉類が変形した場合の形状の異常を検知することができる紙葉類識別装置、紙葉類処理装置及び紙葉類識別方法を提供する。
【解決手段】紙葉類の光学画像において、前記紙葉類の4つの周縁辺上の領域のうち、同一周縁辺上の異なる位置にある2領域の傾きを比較する第1の比較処理、及び、対向する2つの周縁辺上の2領域の傾きを比較する第2の比較処理のうちの少なくとも一方の比較処理を行い、いずれかの比較処理において前記傾きが一致しない場合に前記紙葉類を変形紙葉類と判定する変形判定部を備える紙葉類識別装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紙葉類の光学画像において、前記紙葉類の4つの周縁辺上の領域のうち、同一周縁辺上の異なる位置にある2領域の傾きを比較する第1の比較処理、及び、対向する2つの周縁辺上の2領域の傾きを比較する第2の比較処理のうちの少なくとも一方の比較処理を行い、いずれかの比較処理において前記傾きが一致しない場合に前記紙葉類を変形紙葉類と判定する変形判定部を備えることを特徴とする紙葉類識別装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記変形判定部では、少なくとも前記第1の比較処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
【請求項3】
前記変形判定部では、少なくとも前記第2の比較処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
【請求項4】
前記4つの周縁辺は対向する2つの長辺と対向する2つの短辺を有し、前記変形判定部では、前記第1の比較処理として、同一長辺上の異なる位置にある2領域の傾きを比較することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
【請求項5】
前記4つの周縁辺は対向する2つの長辺と対向する2つの短辺を有し、前記変形判定部では、前記第2の比較処理として、対向する2つの長辺上で少なくとも一部が正対しない位置にある2領域の傾きを比較することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
【請求項6】
前記4つの周縁辺は対向する2つの長辺と対向する2つの短辺を有し、前記変形判定部では、前記第2の比較処理として、対向する2つの短辺の傾きを比較することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
【請求項7】
前記紙葉類がポリマー紙幣であり、前記変形紙葉類は、変形が生じたポリマー紙幣であることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
【請求項8】
前記紙葉類の光学画像が赤外画像であることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
【請求項9】
請求項1~8のいずれかに記載の紙葉類識別装置を備えることを特徴とする紙葉類処理装置。
【請求項10】
紙葉類の光学画像において、前記紙葉類の4つの周縁辺上の領域のうち、同一周縁辺上の異なる位置にある2領域の傾きを比較する第1の比較処理、及び、対向する2つの周縁辺上の2領域の傾きを比較する第2の比較処理のうちの少なくとも一方の比較処理を行い、いずれかの比較処理において前記傾きが一致しない場合に前記紙葉類を変形紙葉類と判定する変形判定ステップを行うことを特徴とする紙葉類識別方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、紙葉類識別装置、紙葉類処理装置及び紙葉類識別方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
紙幣(銀行券)、商品券、小切手、有価証券等の紙葉類を処理する処理装置として、正損判定の機能を有する装置があり、紙葉類の形状の異常状態を検出することにより紙葉類の損傷の度合いを認識する。
【0003】
特許文献1には、被検出媒体の四隅座標から仮想枠を生成することを特徴とする紙葉類判別装置及び紙葉類の仮想枠生成方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-234147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
紙葉類には、その材質が紙のものやポリマー(樹脂系)のものがある。材質が紙の場合、紙葉類の周辺が欠落状態になることが多いが、材質がポリマーの場合、熱による変形が生じることが多い。
【0006】
特許文献1に記載の技術では、媒体周辺の欠落の検知は可能だが、紙葉類の材質がポリマーの場合によく見られる、媒体の変形を検知することは難しい。また、紙葉類が折れて光学画像上では変形したものを検知することは難しい。
【0007】
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、紙葉類が変形した場合の形状の異常を検知することができる紙葉類識別装置、紙葉類処理装置及び紙葉類識別方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、(1)本開示の紙葉類識別装置は、紙葉類の光学画像において、前記紙葉類の4つの周縁辺上の領域のうち、同一周縁辺上の異なる位置にある2領域の傾きを比較する第1の比較処理、及び、対向する2つの周縁辺上の2領域の傾きを比較する第2の比較処理のうちの少なくとも一方の比較処理を行い、いずれかの比較処理において前記傾きが一致しない場合に前記紙葉類を変形紙葉類と判定する変形判定部を備える。
【0009】
(2)上記(1)に記載の紙葉類識別装置において、前記変形判定部では、少なくとも前記第1の比較処理を行ってもよい。
【0010】
(3)上記(1)又は(2)に記載の紙葉類識別装置において、前記変形判定部では、少なくとも前記第2の比較処理を行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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