TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025113767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008090
出願日2024-01-23
発明の名称太陽電池付き衣類
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類H10K 30/50 20230101AFI20250728BHJP()
要約【課題】太陽電池ユニットを備えながらも、衣類の意匠性が損なわれることを抑制できる。
【解決手段】太陽電池付き衣類は、衣類本体10と、衣類本体10の背面に取り付けられる太陽電池ユニット11とを備える。太陽電池ユニット11は、衣類本体10の背面に取り付けられる支持部20、支持部20に支持されるベース部30、及びベース部30に固定される太陽電池セル40を備える。ベース部30は、衣類本体10の背面を覆う展開状態と、展開状態に比べて衣類本体10の背面を覆う面積が小さくされる格納状態との間で変形可能に構成されている。太陽電池セル40は、展開状態においてベース部30の外面側に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
衣類本体と、前記衣類本体の外面に取り付けられる太陽電池ユニットと、を備える太陽電池付き衣類であって、
前記太陽電池ユニットは、
前記衣類本体の外面に取り付けられる支持部と、
前記支持部に支持され、前記衣類本体の外面を覆う展開状態と、前記展開状態に比べて前記衣類本体の外面を覆う面積が小さくされる格納状態との間で変形可能に構成されるベース部と、
前記ベース部に固定され、前記展開状態において前記ベース部の外面側に位置する太陽電池セルと、を備える、
太陽電池付き衣類。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記ベース部及び前記太陽電池セルは、それぞれ可撓性を有するシート状であり、
前記支持部は、
前記ベース部の基端に連結される軸部と、
前記軸部を回転可能に支持する軸支部と、を備え、
前記格納状態においては、前記軸部により前記ベース部が巻き取られている、
請求項1に記載の太陽電池付き衣類。
【請求項3】
前記支持部は、前記ベース部を巻き取る方向に前記軸部を回転付勢する付勢部材を備える、
請求項2に記載の太陽電池付き衣類。
【請求項4】
前記展開状態における前記ベース部の基端側及び先端側を基端側及び先端側とするとき、
前記ベース部は、短冊状をなす複数のスラットを有し、
前記支持部は、
複数の前記スラットの幅方向の一端同士及び他端同士をそれぞれ連結するとともに前記基端側に延びる一対の連結紐と、
複数の前記スラットのうち前記展開状態における前記ベース部の先端を構成する前記スラットに連結されるとともに前記先端を構成する前記スラットを除く他の前記スラットに遊嵌され、前記基端側に延びる貫通紐と、
一対の前記連結紐を操作することで前記衣類本体の外面に対する前記スラットの傾斜角度を変更する第1操作部と、
前記貫通紐を操作することで前記スラット同士の間隔を調整する第2操作部と、を有し、
前記展開状態においては複数の前記スラットが前記衣類本体の外面に沿う姿勢であり、且つ前記スラットの幅方向に互いに隣り合って配置される一方、前記格納状態においては、複数の前記スラットが前記衣類本体の外面に交差する姿勢であり、且つ前記スラットの厚み方向において互いに重なり合うように構成されている、
請求項1に記載の太陽電池付き衣類。
【請求項5】
前記ベース部には、前記展開状態における前記ベース部を前記衣類本体に対して着脱自在に係止する係止部が設けられている、
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の太陽電池付き衣類。
【請求項6】
前記太陽電池セルは、ペロブスカイト型の太陽電池セルである、
請求項1に記載の太陽電池付き衣類。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池付き衣類に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、太陽電池付き衣類が記載されている。特許文献1に記載の太陽電池付き衣類は、上着、シート型の太陽電池、及び上着に設けられ、上着に対して太陽電池を着脱可能に取り付ける取り付け手段を備える。取り付け手段としては、透明なポケットなどが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-038980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の太陽電池付き衣類では、取り付け手段を介して太陽電池が取り付けられた状態においては、太陽電池によって衣類が常に覆われる。このため、取り付け手段として透明なポケットを採用した場合であっても、衣類のうち太陽電池によって覆われる部分に文字やイラスト、柄などの意匠が施されていると、当該意匠が太陽電池によって隠れる。その結果、衣類の意匠性が損なわれるという不都合が生じる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための太陽電池付き衣類の各態様を記載する。
[態様1]
衣類本体と、前記衣類本体の外面に取り付けられる太陽電池ユニットと、を備える太陽電池付き衣類であって、前記太陽電池ユニットは、前記衣類本体の外面に取り付けられる支持部と、前記支持部に支持され、前記衣類本体の外面を覆う展開状態と、前記展開状態に比べて前記衣類本体の外面を覆う面積が小さくされる格納状態との間で変形可能に構成されるベース部と、前記ベース部に固定され、前記展開状態において前記ベース部の外面側に位置する太陽電池セルと、を備える、太陽電池付き衣類。
【0006】
上記構成によれば、ベース部の格納状態においては、展開状態に比べて、ベース部によって覆われる衣類本体の面積が小さくなる。このため、衣類本体のうち、展開状態においてベース部によって覆われる部分に、文字やイラスト、柄などの意匠を施すことで、格納状態において当該意匠を外部に露出させることが可能となる。したがって、太陽電池ユニットを備えながらも、衣類の意匠性が損なわれることを抑制できる。
【0007】
[態様2]
前記ベース部及び前記太陽電池セルは、それぞれ可撓性を有するシート状であり、前記支持部は、前記ベース部の基端に連結される軸部と、前記軸部を回転可能に支持する軸支部と、を備え、前記格納状態においては、前記軸部により前記ベース部が巻き取られている、[態様1]に記載の太陽電池付き衣類。
【0008】
上記構成によれば、ベース部の格納状態においては、軸部を回転させることによってベース部が軸部により巻き取られる。このため、上記太陽電池付き衣類を簡単な構成によって具現化することができる。
【0009】
[態様3]
前記支持部は、前記ベース部を巻き取る方向に前記軸部を回転付勢する付勢部材を備える、[態様2]に記載の太陽電池付き衣類。
【0010】
上記構成によれば、付勢部材の付勢力によって展開状態のベース部が自動的に巻き取られる。このため、展開状態のベース部を巻き取る手間を省くことができる。したがって、太陽電池ユニットの使い勝手が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

豊田合成株式会社
取付装置
6日前
豊田合成株式会社
樹脂製品
1か月前
豊田合成株式会社
ハンドル装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
3日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
27日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
27日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
27日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
26日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
26日前
豊田合成株式会社
車両用外装品
1か月前
豊田合成株式会社
ハンドル装置
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
26日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
25日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
11日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
11日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
11日前
豊田合成株式会社
車両用外装品
10日前
豊田合成株式会社
車両用ビーム
10日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
5日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
5日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
2か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
2か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
3日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
3日前
豊田合成株式会社
光源モジュール
2か月前
豊田合成株式会社
光源モジュール
1か月前
豊田合成株式会社
車両の音出力装置
1か月前
豊田合成株式会社
ステアリング装置
1か月前
豊田合成株式会社
太陽電池付き衣類
今日
豊田合成株式会社
ステアリング装置
2か月前
豊田合成株式会社
ステアリング装置
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置及び車両
1か月前
豊田合成株式会社
イルミネーション装置
1か月前
続きを見る