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公開番号
2025114189
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008715
出願日
2024-01-24
発明の名称
給排気装置、給排気システム及び給排気方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F26B
21/00 20060101AFI20250729BHJP(乾燥)
要約
【課題】加熱装置に供給される空気の温度を効果的に上昇させる。
【解決手段】液が付与されたシートを加熱する加熱装置4と、加熱装置4に設けられた複数の給気口43a~43fを介して加熱装置4内に給気する給気手段6と、加熱装置4内の空気を排気する排気手段5と、排気手段5によって排気される空気の熱を回収すると共に、回収した熱を給気手段6によって供給される空気へ付与して当該空気を加熱する熱交換器55と、を備える加熱装置の給排気装置500であって、熱交換器55により加熱された加熱空気が、複数の給気口43a~43fのうちの一部の給気口43d~43fを介して加熱装置4内に供給され、熱交換器55により加熱されない非加熱空気が、その他の給気口43a~43cを介して加熱装置4内に供給される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
液が付与されたシートを加熱する加熱装置と、
前記加熱装置に設けられた複数の給気口を介して前記加熱装置内に給気する給気路を有する給気手段と、
前記加熱装置内の空気を排気する排気手段と、
前記排気手段によって排気される空気の熱を回収すると共に、回収した熱を前記給気手段によって供給される空気へ付与して当該空気を加熱する熱交換器と、
を備える加熱装置の給排気装置であって、
前記熱交換器により加熱された加熱空気が、前記複数の給気口のうちの一部の給気口を介して前記加熱装置内に供給され、
前記熱交換器により加熱されない非加熱空気が、その他の前記給気口を介して前記加熱装置内に供給されることを特徴とする給排気装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記加熱空気は、前記非加熱空気が供給される前記給気口よりも前記シートの搬送方向下流側に給気する前記給気口を介して前記加熱装置に供給される請求項1に記載の給排気装置。
【請求項3】
前記給気手段は、屋外空気を前記熱交換器に供給する屋外空気供給路と、屋内空気を前記熱交換器に供給する屋内空気供給路と、を有し、
前記給排気装置は、前記屋外空気供給路と前記屋内空気供給路とを切り替えて前記屋外空気又は前記屋内空気を前記熱交換器に供給可能にする前記切替手段を備える請求項1に記載の給排気装置。
【請求項4】
前記給気手段は、前記加熱空気を前記加熱装置に供給する加熱装置給気路と、前記加熱空気を屋内に供給する屋内給気路とを有し、
前記給排気装置は、前記加熱装置給気路と前記屋内給気路とを切り替えて前記加熱空気を前記加熱装置又は前記屋内に供給可能にする切替手段を備える請求項1に記載の給排気装置。
【請求項5】
液が付与されたシートを加熱する加熱装置と、
前記加熱装置に設けられた複数の給気口を介して前記加熱装置内に給気する給気手段と、
前記加熱装置内の空気を排気する排気手段と、
前記排気手段によって排気される空気の熱を回収すると共に、回収した熱を前記給気手段によって供給される空気へ付与して当該空気を加熱する熱交換器と、
給気路を切り替える切替手段と、
前記切替手段を制御する制御部と、
を備える加熱装置の給排気システムであって、
前記制御部は、
前記熱交換器により加熱された加熱空気を、前記複数の給気口のうちの一部の給気口を介して前記加熱装置内に供給し、
前記熱交換器により加熱されない非加熱空気を、その他の前記給気口を介して前記加熱装置内に供給するように、
前記切替手段を制御することを特徴とする給排気システム。
【請求項6】
前記給排気システムは、前記加熱空気の温度を検知する加熱空気温度検知手段を備え、
前記制御部は、
前記加熱空気温度検知手段によって検知される前記加熱空気の温度に基づいて前記切替手段を制御し、前記加熱空気が供給される前記給気口の数及び位置を変更する請求項5に記載の給排気システム。
【請求項7】
前記給排気システムは、前記シートの搬送速度情報を取得する搬送速度情報取得部を備え、
前記制御部は、
前記搬送速度情報取得部によって取得される搬送速度情報に基づいて前記切替手段を制御し、前記加熱空気が供給される前記給気口の数及び位置を変更する請求項5に記載の給排気システム。
【請求項8】
前記給気路は、屋外空気を前記熱交換器に供給する屋外空気供給路と、屋内空気を前記熱交換器に供給する屋内空気供給路と、を有し、
前記給排気システムは、
前記屋外空気の温度を検知する屋外空気温度検知手段と、
前記屋内空気の温度を検知する屋内空気温度検知手段とを備え、
前記制御部は、
前記屋外空気温度検知手段によって検知される前記屋外空気の温度が前記屋内温度検知手段によって検知される前記屋内空気の温度よりも高い場合に、前記屋外空気供給路を介して前記屋外空気が前記熱交換器に供給されるように前記切替手段を制御し、
前記屋外空気温度検知手段によって検知される前記屋外空気の温度が前記屋内温度検知手段によって検知される前記屋内空気の温度以下である場合に、前記屋内空気供給路を介して前記屋内空気が前記熱交換器に供給されるように前記切替手段を制御する請求項5に記載の給排気システム。
【請求項9】
前記給気路は、屋外空気を前記熱交換器に供給する屋外空気供給路と、屋内空気を前記熱交換器に供給する屋内空気供給路と、を有し、
前記給排気システムは、
前記屋外空気の温度を検知する屋外空気温度検知手段と、
前記屋内空気の温度を検知する屋内空気温度検知手段とを備え、
前記制御部は、
前記屋外空気温度検知手段によって検知される前記屋外空気の温度から前記屋内温度検知手段によって検知される前記屋内空気の温度を減算した差分が所定の閾値以上である場合に、前記屋外空気供給路を介して前記屋外空気が前記熱交換器に供給されるように前記切替手段を制御し、
前記屋外空気温度検知手段によって検知される前記屋外空気の温度から前記屋内温度検知手段によって検知される前記屋内空気の温度を減算した差分が前記所定の閾値未満である場合に、前記屋内空気供給路を介して前記屋内空気が前記熱交換器に供給されるように前記切替手段を制御する請求項5に記載の給排気システム。
【請求項10】
前記給気路は、前記加熱空気を前記加熱装置に供給する加熱装置給気路と、前記加熱空気を屋内に供給する屋内給気路とを有し、
前記給排気システムは、
前記加熱空気の温度を検知する加熱空気温度検知手段を備え、
前記制御部は、
前記加熱空気温度検知手段によって検知される前記加熱空気の温度が所定の温度以上である場合に、前記加熱装置給気路を介して前記加熱空気が前記加熱装置に供給されるように前記切替手段を制御し、
前記加熱空気温度検知手段によって検知される前記加熱空気の温度が前記所定の温度未満である場合に、前記屋内給気路を介して前記加熱空気が屋内に供給されるように前記切替手段を制御する請求項5に記載の給排気システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給排気装置、給排気システム及び給排気方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
加熱装置の一例として、インクが付与されたシートを加熱して乾燥させる乾燥装置が知られている。
【0003】
このような乾燥装置においては、シートと加熱した際に、インクに含まれる水分又は溶剤などが蒸気となって気化するため、発生する蒸気を装置外に排出する給排気装置が設けられているものがある。
【0004】
例えば、特許文献1(特許第7185111号公報)においては、乾燥装置の消費エネルギーを低減するため、排出される熱媒体の熱を熱交換器によって有効利用する乾燥装置が提案されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1においては、排熱の有効利用について提案されているものの、加熱装置に供給される空気の温度を効果的に上昇させる方法については検討されていなかった。
【0006】
そこで、本発明においては、加熱装置に供給される空気の温度を効果的に上昇させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、液が付与されたシートを加熱する加熱装置と、前記加熱装置に設けられた複数の給気口を介して前記加熱装置内に給気する給気手段と、前記加熱装置内の空気を排気する排気手段と、前記排気手段によって排気される空気の熱を回収すると共に、回収した熱を前記給気手段によって供給される空気へ付与して当該空気を加熱する熱交換器と、を備える加熱装置の給排気装置であって、前記熱交換器により加熱された加熱空気が、前記複数の給気口のうちの一部の給気口を介して前記加熱装置内に供給され、前記熱交換器により加熱されない非加熱空気が、その他の前記給気口を介して前記加熱装置内に供給されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、加熱装置に供給される空気の温度を効果的に上昇させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を制御する制御部における画像形成に関するハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る給排気装置の概略構成図である。
本発明の第2実施形態に係る給排気装置の概略構成図である。
本発明の第2実施形態に係る給排気システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第2実施に係る給排気方法の一例を示すフローチャートである。
本発明の第2実施形態に係る給気態様の一例を示すである。
本発明の第2実施形態に係る給気態様の一例を示すである。
本発明の第3実施形態に係る給排気システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第3実施に係る給排気方法の一例を示すフローチャートである。
本発明の第3実施形態に係る給気態様の一例を示すである。
本発明の第3実施形態に係る給気態様の一例を示すである。
本発明の第4実施形態に係る給排気装置の概略構成図である。
本発明の第4実施形態に係る給排気システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第4実施に係る給排気方法の一例を示すフローチャートである。
本発明の第4実施形態に係る給気態様の一例を示すである。
本発明の第4実施形態に係る給気態様の一例を示すである。
本発明の第5実施形態に係る給排気装置の概略構成図である。
本発明の第5実施形態に係る給排気システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第5実施に係る給排気方法の一例を示すフローチャートである。
本発明の第5実施形態に係る給気態様の一例を示すである。
本発明の第5実施形態に係る給気態様の一例を示すである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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