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公開番号
2025115386
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2025008748
出願日
2025-01-21
発明の名称
おりもの吸収通気シート
出願人
個人
代理人
主分類
A61F
13/472 20060101AFI20250730BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】接触を抑え、快適に装着でき、洗濯乾燥に強い、おりもの吸収通気シートを提供する。
【解決手段】おりもの吸収通気シートは、粗目の編み地で成り着用時に着用者の肌に接触する第一層と、速乾性通気性を有する麻入りの粗目の編み地で成る第二層と、下着に接触する第三層とを有する生地体と、前記生地体の左右端部に配置された一対の下着装着用固定部とを縫い合わせたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粗目の編み地で成り着用時に着用者の肌に接触する第一層と、速乾性通気性を有する麻入りの粗目の編み地で成る第二層と、下着に接触する第三層とを有する生地体と、前記生地体の左右端部に配置された一対の下着装着用固定部とを縫い合わせた植物性天然繊維のおりもの吸収通気シート。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記生地体の端部に開口部を備え、前記第二層は出し入れ自在に構成されている請求項1のおりもの吸収通気シート。
【請求項3】
前記固定部は、テープ紐を鋭角のV字に折り畳んで構成されている請求項1又は請求項2のおりもの吸収通気シート。
【請求項4】
前記第一層は、無結節の編み地でなる請求項1又は請求項2のおりもの吸収通気シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は下着汚れを防ぎ陰部を快適に保つおりもの吸収通気シートに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のおりものシートには、化学合成繊維でできた使い捨てのものと、ガーゼ等の平織生地でできた、洗って繰り返し使うもの(以下、「布おりものシート」と略する。)がある。
使い捨てのおりものシートは市場が大きく、その既存性から消費者が手に取り易い。交換、廃棄が手軽にでき便利であるが、使い捨て製品特有の材質にかぶれる人も多い。シートが陰部を密閉するために蒸れ、過剰におりものが分泌されてしまう。おりものが出るから使う、使うから出る、という悪循環に陥り、意図せずシートの消費が増していくことは否めない。(特許文献1、特許文献2)
一方布おりものシートは、健康、地球環境保護の視点から選ばれるようになってきたが少数派にある。洗濯乾燥がうまくいかず、継続使用が断念され使い捨てのおりものシートに戻ってしまうケースもある。
おりものシートを使用しない選択もあるが、下着が汚れ、臭いが付き、服に響くこともある。生活の中で下着を数回取り換えることは容易ではなく、おりものシートは必要とされる。自分に合ったシートに出会えず困っている女性は少なからず存在する。
両従来品が、吸収と防漏を目的に製造されており、股の構造上重要で求められるべき通気について、見過ごされてきた問題があった。
【0003】
特許文献3、特許文献4は経血吸収の用途が基になっている。特許文献3は防水布を用いており、タオル生地、ワッフル生地はいずれも目が詰まった平織である。特許文献4は生地体が厚すぎる。いずれも一般的な従来品の構造で、おりものシートには適さない。特許文献5の生地体は編み地ではなく、バンドが厚みに加わる。特許文献6の生地ガーゼは平織であり、従来品では、おりものシートとしても使え、使い捨てナプキンの上でも使えるといった、天然繊維のカット生地が販売されているが、歩いていると定位置からずれ、トイレで落ちた時の回収が問題となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2024-073841
特開2011-135998
特開2006-288681
特開2011―104328
特開2017-192600
実開昭56-66314
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
おりものと経血の作用性質は全く異なるのに、厚みや大きさだけを変えて販売されてきた。布おりものシートは、肌に優しい生地を用いたことがゴールとなっており、熱がこもり易い陰部に相応しい構造でない上、衛生的に長く繰り返し使うことが困難であった。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、不快感の解消とかぶれを抑制する、洗濯乾燥に強い、おりもの吸収通気シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は粗目の編み地で成り着用時に着用者の肌に接触する第一層と、速乾性通気性を有する麻入りの粗目の編み地で成る第二層と、下着に接触する第三層とを有する生地体と、前記生地体の左右端部に配置された一対の下着装着用固定部とを縫い合わせた植物性天然繊維のおりもの吸収通気シートである。
前記生地体の端部に開口部を備え、前記第二層は出し入れ自在に構成されているおりもの吸収通気シートとしても良い。
前記固定部を、テープ紐を鋭角のV字に折り畳んで構成されている、おりもの吸収通気シートとしても良い。
前記第一層が、無結節の編み地で成るおりもの吸収通気シートとしても良い。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、植物性天然繊維の粗目の編み地で成り着用時に着用者の肌に接触する第一層と、速乾性通気性を有する麻入りの前記同様の粗目の編み地が主体となり陰部との接触を抑え、快適に装着でき、洗濯乾燥に強い、おりもの吸収通気シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態を示す上面図(a)下面図(b)の図面代用写真である。
本発明の一実施形態を示す図面であり、下着に装着した時の図である。
本発明の一生地体を示す分解斜図である。
本発明の一実施形態を示す断面図である。
本発明の一実用形態を示す斜視図である。
本発明の一実用形態を示す面図であり、折り畳んだ図面代用写真である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の例示の実施形態(以下、「本実施形態」と略する。)について、詳細に説明する。本発明は本実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
本実施形態のおりもの吸収通気シート1は、図3に示す通り植物性天然繊維の粗目の編み地で成り着用時に着用者の肌に接触する第一層20と、速乾性通気性を有する麻入りの粗目の編み地で成る第二層21と、下着に接触する第三層22とを有する生地体2と、生地体2の左右端部に配置された一対の下着装着用の固定部3とを縫い合わせた植物性天然繊維のおりもの吸収通気シート1である。図3のように、第一層20、第二層21、第三層22は同じ大きさで、中央部にくびれを設けることで、図2のように、装着した時に下着に沿う形状になっている。
(【0011】以降は省略されています)
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