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公開番号
2025116025
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025084972,2022530945
出願日
2025-05-21,2020-11-04
発明の名称
流体飛び散りの抑制に関するシステムおよび方法
出願人
ティービーケー プロダクツ エルエルシー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03D
9/00 20060101AFI20250731BHJP(上水;下水)
要約
【課題】好適な流体飛び散りの抑制に関するシステムおよび方法を提供すること。
【解決手段】流体飛び散りを抑制するためのシステムおよび方法は、容器および/または流体表面から離間した流体を用いて該流体流動を通過して流れる流体の流れから物質を効果的に捕捉することを含む。流体流動は、流体表面および/または容器に関連してスプレーエンベロープを作成し、流体の流れの小滴が容器から出るのを実質的に防止する。流体流動は、供給流体が、スプレーパターンを容器に注ぎ込むように、および/または流体表面と接触するように配向されたノズルを介して流れることを可能にすることによって、作成される。流体流動は、選択的に作動および非作動され、かつ/また、自動的に(例えば、光または動きで)作動および非作動され得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
方法であって、該方法は、
容器から離間したスプレーパターンを確立するステップであって、該スプレーパターンは、流体の層流によって形成され、かつ、外気側と、対向する容器側とを有
し、かつ、ノズルによって向けられ、該ノズルは、ノズル本体と、出口と、ダイバータとを含み、該ダイバータは、所定のレベルの流体が該ノズルを通して流動するときに、該出口に隣接する閉位置から開位置へと移動するように構成され、該ダイバータは、該出口の周辺部の周りに等しい量で、該ノズル本体の長手方向軸を横切って外向きに流体を向けるように形作られていて、流体の該層流が、少なくとも部分的なドームの形状を有する連続的な水の壁を形成するようになってい
る、ステップと、
該外気側から該スプレーパターンを通して流体流れを向けるステップと、
該スプレーパターンを用いて、該容器側にある該流体流れからの流体を含む流体小滴の該外気側への移動を妨害するステップと
を含む、方法。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記スプレーパターンは、扇形パターンを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記扇形パターンは、45度から135度の間の広がり角を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記広がり角は80度である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記容器内に配置された静水圧流体表面をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記スプレーパターンは、前記静水圧流体表面に対して所定の角度で確立されており、そのような角度は、15度から90度の間である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記角度は、30度を超える、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記角度は、65度である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記スプレーパターンは水からなり、前記流体流れは尿を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
システムであって、該システムは、
液体を保持している液体受器と、
第1のスプレーパターンを鋭角で該液体の露出面に向けることにより第1のスプレーエンベロープを規定するように構成された第1のノズルであって、該第1のスプレーパターンは、流体の層流によって形成される、第1のノズルと
を含み、
該第1のノズルは、ノズル本体と、出口と、ダイバータとを含み、
該ダイバータは、所定のレベルの流体が該第1のノズルを通して流動するときに、該出口に隣接する閉位置から開位置へと移動するように構成され、該ダイバータは、該出口の周辺部の周りに等しい量で、該ノズル本体の長手方向軸を横切って外向きに流体を向けるように形作られていて、流体の該層流が、少なくとも部分的なドームの形状を有する連続的な水の壁を形成するようになっており、
該第1のスプレーパターンは、該第1のスプレーエンベロープからの液滴が該第1のスプレーパターンを通過するのを防ぐように構成されている、システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
本出願は、2019年11月27日に出願され、「Systems and Methods Related to Fluid Splash Containment」と題された、同時係属中の米国仮特許出願第62/941,504号の優先権および利益を主張し、該米国仮特許出願は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
規定された領域または容積内での流体飛び散りの抑制は難しくあり得る。そのような抑制は、製造作業、洗浄作業、または廃液の抑制などの家庭の状況においてさえも必要または望まれ得る。流体の流れが実質的に静水圧の(一般に静止している)流体表面内または固体表面上に導かれ、その流れが、様々な場所、速度、および/または圧力であるにもかかわらず、しばらくの間流動し続ける場合、飛び散りが発生する傾向がある。
【0003】
このような状況(例えば、最初は実質的に静水圧のトイレの水または他の受器もしくは容器に入っていく尿流)での飛び散りには、複数の原因があると考えられる。飛び散りの第1の原因は、静水圧表面または受器(例えば、トイレまたは小便器)表面からの流れの反転または偏流であると考えられる。飛び散りの第2の原因は、受容流体(例えば、トイレの水)が流れの導入に反応し、流れの交点から外側に飛び散ることを含み得る。飛び散りの第3の原因は、最初の2つの原因の組み合わせであり得、これは、流れの方向、流量、および/または、圧力の変化によって引き起こされ得る。
【0004】
流体飛び散りを抑制するために、従前の方法が開発されてきた。第1の方法は、受容流体自体を界面活性剤などで処理し、受容流体の表面張力を低下させることである。このようにして、受容流体の露出または静止表面は、受容流体への流れの流入および継続的な流動の際に、気泡でできた飛び散り防護表面を形成させられ得る。この方法は部分的に成功していることが証明されているが、(例えば、トイレが流された後に)受容水の継続的な化学的処理が必要であり、また、流れの流入時(すなわち、反転または編流)および気泡層の形成前に生じた飛び散りを適切に防がない場合がある。
【0005】
別の従前の方法は、飛び散る小滴を物理的に捕捉するための物理的障壁またはシールドを作成するために、流体受器の物理的構造の量を増加させることであった。この試みられた解決策には複数の問題がある。第1に、追加の構造はかさばり、かつ魅力的ではない可能性があり、特定のユーザーによる受器の使用を妨げることさえあり得る。第2に、物理的構造またはシールドは、衛生状態を維持するために頻繁かつ徹底的な清掃を必要とする。第3に、物理的構造障壁は、流れの流動の方向と実質的に反対向きに動き得る、飛び散る小滴を捕捉するのに常に効果的であるとは限らない。
【0006】
従って、流体飛び散り抑制の技術は、従前の方法に関連する問題の少なくともいくつかに対処するための、改善されたシステムおよび方法から利益を得るであろう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によるシステムおよび方法の実施形態は、概して、流体飛び散りの抑制に関し、より具体的には、流体の流れを受け取るためのスプレーエンベロープに関する。
【0008】
本発明による方法の一態様によれば、方法は、容器から離間した(例えば、水の)第1の流体流動を確立するステップであって、該流体流動は外気側と対向する容器側とを有する、ステップを含む。第1の流体の流れ(例えば、尿)は、外気側から流体流動を通して向けられる。また、容器側にある該第1の流体の流れからの流体を含む流体小滴の移動は、第1の流体流動を用いて、妨害されるか、または完全に外気側に到着するのを妨げられる。第1の流体流動は、スプレーまたは層流であり得る。
【0009】
本発明による方法の別の態様によれば、第1の流体流動は、扇形(例えば、実質的にV字形であり、比較的平面、曲線平面、または円錐形でさえあり得る)のスプレーパターンであり得る。扇形のスプレーパターンは、45度から135度の間の広がり角を含み得、より好ましくは、約80度であり得る。
【0010】
本発明による方法のさらに別の態様によれば、静水圧流体表面(例えば、トイレの水)が容器内に配置され得る。第1の流体流動は、静水圧流体表面に対して所定のスプレー角で確立され得、そのようなスプレー角は、約15度から約90度の間であり、より好ましくは30度より大きく、さらにより好ましくは約65度である。
(【0011】以降は省略されています)
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