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公開番号
2025085038
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-04
出願番号
2023193790
出願日
2023-11-14
発明の名称
搬送路遮断装置
出願人
個人
代理人
弁理士法人友野国際特許事務所
主分類
E03F
7/02 20060101AFI20250528BHJP(上水;下水)
要約
【課題】 下水道などの搬送路に危険な不純物が混入した場合、作業中の道路の通行障害を防ぎながら、迅速に搬送路の上流からの流れを遮断して危険を防止することの可能な搬送路遮断装置を提供すること。
【解決手段】 給排可能な気体或いは液体を充填可能な袋体と、袋体を枡部あるいは開渠部の搬送路より低い位置に固定する固定部と、道路の路面下に通す前記袋体と道路外の給排出装置を接続するホースとを設置し、該袋体に気体或いは液体を充填することにより該袋体を膨張させ枡部の略全体または略半分に充填することで搬送路の上流からの流れを実質的に遮断する。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送路の途中に設けられた枡部あるいは開渠部において、
折り畳まれた状態で配置され、給排可能な気体或いは液体を給排口より充填可能な袋体と、
前記袋体を前記枡部あるいは前記開渠部に固定する固定部と、
前記給排口と給排出装置を接続するホースおよび/またはホースを通す配管と、
を備え、前記ホースおよび/または前記ホースを通すための配管を道路の路面下に通すことを特徴とする搬送路遮断装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記袋体を誘導しながら膨張させるためのガイドレ―ルを前記搬送路の壁面に配置することを特徴とする請求項1に記載の搬送路遮断装置。
【請求項3】
平面を構成するプレートを前記搬送路の壁面に配置することを特徴とする請求項1に記載の搬送路遮断装置。
【請求項4】
前記袋体は、複数に分割される袋小体で構成されることを特徴とする請求項1に記載の搬送路遮断装置。
【請求項5】
気体或いは液体を充填後の前記袋体と、前記枡部あるいは前記開渠部との空隙に作業空間の構成が可能な袋体容量を特徴とする請求項1または請求項4に記載の搬送路遮断装置。
【請求項6】
水中ポンプと、道路の路面下に通す前記水中ポンプの排水用ホースおよび/または排水用ホースを通す配管とを備えることを特徴とする請求項5に記載の搬送路遮断装置。
【請求項7】
前記袋体は、幅小、横長、所望強度を確保できる厚さの部材を複数枚ですだれ状に構成し連結したシャッター構造を内蔵したことを特徴とする請求項1または請求項4に記載の搬送路遮断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば搬送路遮断装置に係り、特に例えば、上水道管、下水道管、暗渠管、農業用水管、開渠水路、各種パイプライン等の主として液体を搬送する管路、水路或いは気体を搬送する管路等の搬送路の搬送路途中に装備される搬送路遮断装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
液体や気体を搬送する管渠やパイプライン等の搬送路に、突発的な事故により異物が混入する場合がある。このような場合は迅速に搬送路の上流からの流れを遮断して異物の搬送を止めなければならない。
【0003】
突発的な事故により搬送路を直ちに遮断しなければならないときは、搬送路の一部を開けて遮断装置を挿入していたのでは間に合わないため、常時は搬送の障害にならない形で搬送路中に遮断装置を設置して置き、緊急時に該遮断装置を作動させる必要がある。
【0004】
上記のような制限に鑑み、特許文献1においては、常時は搬送の障害にならない形で搬送路中に遮断装置を設置して置き、緊急時に該遮断装置を作動させることは可能である。しかし、設置した遮断装置を使用して作業する時に、例えばマンホール周囲の相当範囲に給排出装置や袋体と接続する接続管(ホースなど)が道路上に展開することになる。そのため、作業の準備、作業中、作業の後片付け時間において、道路などの通行障害を発生させることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-053427号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のようなこれまでの問題点に照らして、本願は、下水道などの搬送路に危険な不純物が混入した場合、できるだけ迅速に搬送路の上流からの流れを遮断して危険を防止する、あるいは、農業用水管、農業用水路などの上流からの流れを遮断する必要があるときに迅速に作業が開始できること、および作業中に道路上に展開される給排出装置や接続管による通行障害を防ぐことの可能な搬送路遮断装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る搬送路遮断装置は、搬送路の途中に設けられた枡部あるいは開渠部において、折り畳まれた状態で配置され、給排可能な気体或いは液体を給排口より充填可能な袋体と、前記袋体を前記枡部あるいは前記開渠部に固定する固定部と、前記給排口と給排出装置を接続するホースおよび/またはホースを通す配管とを備え、前記ホースおよび/または前記ホースを通すための配管を道路の路面下に通すことを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、搬送路の途中に設けられた枡部あるいは開渠部に設置した固定部に固定されたゴムなどの弾性体で構成される袋体に気体或いは液体で充填し膨張させ、袋体は枡部あるいは開渠部を充填し壁などに圧力をかけ、搬送路の上流からの流れを実質的に遮断することが可能となる。さらに、枡部あるいは開渠部から道路脇まで、袋体に圧搾空気あるいは炭酸ガスの様な気体或いは液体を充填させる給排出装置と袋体を接続するホースを配管に通して道路の路面下に埋設しておくことで、道路外の給排出装置と接続管を接続すれば、迅速に排出作業が開始でき、作業中も、給排出装置とホースは道路上にないため、通行の障害を防ぐことが可能となる。ただし、ホースを配管に通して道路の路面下に埋設しておくことには限定されず、作業開始時に、道路の路面下に埋設した配管にホースを通して、給排出装置と袋体を接続してもよい。
【0009】
本願発明の第2の態様に係る搬送路遮断装置は、第1の態様に対して、前記袋体を誘導しながら膨張させるためのガイドレ―ルを前記搬送路の壁面に配置することを特徴としてもよい。
【0010】
本態様によれば、袋体は膨張しながらガイドレールに誘導されて枡部あるいは開渠部を充填し、壁面に圧力をかけて密着して上流からの流体の下流への漏れを防ぐことが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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