TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025117084
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011762
出願日
2024-01-30
発明の名称
釣竿
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
主分類
A01K
87/00 20060101AFI20250804BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣竿の重量増加を抑制しつつコルク特有の質感を確保する。
【解決手段】第1樹脂を有する繊維強化樹脂製の竿本体1と、竿本体1を覆うコルクシート31を有する表層部30と、竿本体1と表層部30との間に設けられ、竿本体1と表層部30とを接着させる、第1樹脂とは異なる第2樹脂を有する接着層と、を備え、表層部30は、コルクシート31における竿本体1の周方向の両端部同士が重なり合う第1重ね合わせ部71を有し、表層部30は、コルクシート31を目止めする目止め部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1樹脂を有する繊維強化樹脂製の竿本体と、
前記竿本体を覆うコルクシートを有する表層部と、
前記竿本体と前記表層部との間に設けられ、前記竿本体と前記表層部とを接着させる、前記第1樹脂とは異なる第2樹脂を有する接着層と、
を備える、釣竿。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記表層部は、前記コルクシートにおける前記竿本体の周方向の両端部同士が重なり合う第1重ね合わせ部を有する、請求項1に記載の釣竿。
【請求項3】
前記表層部は、前記コルクシートを目止めする目止め部を有する、請求項1又は2に記載の釣竿。
【請求項4】
前記表層部は、前記コルクシートが欠損した欠損部を有し、
前記目止め部は、前記欠損部を埋める第1目止め部を含む、請求項3に記載の釣竿。
【請求項5】
前記表層部は、前記コルクシートにおける前記竿本体の周方向の両端部同士が重なり合う第1重ね合わせ部を有し、
前記目止め部は、前記第1重ね合わせ部に設けられる第2目止め部を有する、請求項3に記載の釣竿。
【請求項6】
前記コルクシートは、第1方向に延びる帯状コルク片が前記第1方向と直交する第2方向に並ぶ集成シートを含む、請求項1又は2に記載の釣竿。
【請求項7】
前記表層部は、前記第1方向が前記竿本体の周方向に沿う第1方向部を有する、請求項6に記載の釣竿。
【請求項8】
前記竿本体は、外径が前記竿本体の軸方向に沿って拡径又は縮径する径変化部を有し、
前記表層部は、前記径変化部を覆う第1覆い部を有する、請求項1又は2に記載の釣竿。
【請求項9】
前記竿本体は、断面非円形の異形断面部を有し、
前記表層部は、前記異形断面部を覆う第2覆い部を有する、請求項1又は2に記載の釣竿。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣竿に関し、特に、釣竿の表面の構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
釣竿の例えばグリップにコルク筒が装着されることがある。グリップにコルク筒が装着されていると、グリップを把持した際に手が滑りにくくなる。また、コルク筒によって高級感も演出することができる。しかしながら、コルク筒を使用することによって釣竿の重量が増加することになる。
【0003】
これに対して、出願人は既に下記特許文献1のようにグリップの表面にコルクシートを使用する構成について提案している。即ち、竿本体のマトリックス樹脂がコルクシートに浸透することにより竿本体にコルクシートが固着されている。しかしながら、コルクシートにマトリックス樹脂が浸透しているため、コルクの色合いや質感が損なわれやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5725943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、釣竿の重量増加を抑制しつつコルク特有の質感を確保することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1側面の釣竿は、竿本体と、表層部と、接着層とを備える。竿本体は、繊維強化樹脂製である。竿本体は、第1樹脂を有する。表層部は、コルクシートを有する。コルクシートは、竿本体を覆う。接着層は、竿本体と表層部との間に設けられる。接着層は、竿本体と表層部とを接着させる。接着層は、第1樹脂とは異なる第2樹脂を有する。
【0007】
この構成によれば、竿本体がコルクシートによって覆われている。そのため、コルク筒に比して釣竿を容易に軽量化することができる。そして、コルクシートは、竿本体との間に介在する接着層によって竿本体に接着され、接着層は、竿本体の第1樹脂とは異なる第2樹脂を有している。そのため、コルクの色合いや質感が維持され、コルクの風合いを釣竿の表面に忠実に表現することができる。
【0008】
第1側面に従う第2側面の釣竿においては、表層部は、第1重ね合わせ部を有する。第1重ね合わせ部においては、コルクシートにおける竿本体の周方向の両端部同士が重なり合う。この構成によれば、コルクシートの端部同士が重ね合わせられているので、コルクシートの竿本体からの剥がれを防止することができ、コルクシートを竿本体に強固に貼り付けることができる。また、コルクシートの端部には、面方向や厚さ方向に微小な凹凸が生じやすいが、第1重ね合わせ部が設けられることにより、コルクシートの端部に凹凸が生じていたとても、竿本体の露出を防止することができ、良好な外観を容易に維持することができる。
【0009】
第1側面又は第2側面に従う第3側面の釣竿においては、表層部は、目止め部を有する。目止め部は、コルクシートを目止めする。この構成によれば、コルクシートの表面に表出したコルク細胞の気泡空間が目止め部によって埋められることになる。そのため、コルクシートの表面が整えられて滑らかになり、良好な外観体裁を得ることができると共に、表層部を手で触れたり把持したりした際における手触りも良好なものとなる。また、コルクシートの亀裂も抑制することができる。
【0010】
第3側面に従う第4側面の釣竿においては、表層部は、欠損部を有する。欠損部は、コルクシートが欠損したものである。目止め部は、第1目止め部を含む。第1目止め部は、欠損部を埋める。この構成によれば、コルクシートの欠損部が第1目止め部によって埋められているので、表層部を平滑にすることができ、また、欠損部を介して竿本体が露出することを回避することができる。従って、コルクシートであっても、コルク特有の質感や外観を確保することができる。また、表層部を手で触れたり把持したりした際における手触りも良好なものとなる。更には、欠損部を起点としてコルクシートが破れたりすることも抑制され、耐久性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社シマノ
釣竿
1日前
株式会社シマノ
釣竿
19日前
株式会社シマノ
釣竿
1か月前
株式会社シマノ
ルアー
5日前
株式会社シマノ
ルアー
7日前
株式会社シマノ
ルアー
20日前
株式会社シマノ
ルアー
1か月前
株式会社シマノ
人力駆動車用のコンポーネント
15日前
株式会社シマノ
人力駆動車用のコンポーネント
15日前
株式会社シマノ
人力駆動車用部品、または、釣り用品
7日前
株式会社シマノ
人力駆動車用の変速機および人力駆動車用のコンポーネント
15日前
株式会社シマノ
人力駆動車用の変速機および人力駆動車用のコンポーネント
15日前
株式会社シマノ
人力駆動車用の変速装置および人力駆動車用のコンポーネント
15日前
株式会社シマノ
人力駆動車用の制御装置
1か月前
株式会社シマノ
人力駆動車用の制御システム
29日前
個人
ルアー
8日前
個人
播種装置
5日前
個人
釣り用ルアー
1か月前
個人
釣り用ルアー
1か月前
個人
プランターセット
12日前
個人
生命力近親交配方法
12日前
個人
獣捕獲罠装置
15日前
個人
養殖システム
今日
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社シマノ
釣竿
19日前
個人
ペット用オムツカバー
19日前
株式会社アテックス
草刈機
20日前
株式会社シマノ
釣竿
1日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
1か月前
個人
植物栽培装置
21日前
株式会社シマノ
釣竿
1か月前
個人
漁業支援装置及び方法
6日前
ウエダ産業株式会社
切断装置
1日前
株式会社パクマケ
植栽用遮光板
27日前
株式会社村岡水産
釣り用ワーム
1か月前
松山株式会社
草刈作業機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る