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公開番号2025126988
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023417
出願日2024-02-20
発明の名称植木鉢用台
出願人個人
代理人個人
主分類A01G 9/00 20180101AFI20250825BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】1つの植木鉢用台における使用態様のバリエーションを増やすことができる植木鉢用の台を提供する。
【解決手段】植木鉢用台100は、載置台101と支持体110とを備えている。載置台101は、外枠部102と架設体107とを備えている。外枠部102は、4つの棒状の部材から構成されており平面視で方形状に形成されている。架設体107は、丸棒を一方向に延びる格子状に配置して構成されており、外枠部102の内側面で支持されている。この載置台101は、互いに反対側の方向に向かって設けられた第1面および第2面を備えている。また、支持体110は、設置面G上で起立する4つの柱状の支持材から構成されており方形状に形成された載置台101の各角にそれぞれ配置して構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
植木鉢を載せるための植木鉢用台であって、
互いに反対側に形成された第１面と第２面とで選択的に前記植木鉢を載せることができる載置台と、
前記載置台を設置面から離隔した位置で水平に支持する支持体とを備え、
前記載置台は、
前記第２面を前記設置面側に向けて前記第１面を上方に向けた第１姿勢と前記第１面を前記設置面側に向けて前記第２面を上方に向けた第２姿勢とを選択的にとることができることを特徴とする植木鉢用台。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
請求項１に記載した植木鉢用台において、
前記支持体は、
前記第１面が設けられた側において前記第１面に対して直交する方向に延びた第１支持体と、
前記第２面が設けられた側において前記第２面に対して直交する方向であって前記第１支持体と反対側に延びた第２支持体とを備えていることを特徴とする植木鉢用台。
【請求項３】
請求項２に記載した植木鉢用台において、
前記第１支持体と前記第２支持体とは、互いに異なる長さで形成されていることを特徴とする植木鉢用台。
【請求項４】
請求項１ないし請求項３のうちのいずれか１つに記載した植木鉢用台において、
前記載置台は、
前記植木鉢を載せる部分が丸棒を格子状に配置して構成されていることを特徴とする植木鉢用台。
【請求項５】
植木鉢を載せるための植木鉢用台であって、
前記植木鉢を載置するための第１面および同第１面の反対側に形成された第２面をそれぞれ有する第１載置台と、
前記植木鉢を載置するための第３面および同第３面の反対側に形成された第４面をそれぞれ有する第２載置台と、
前記第１載置台を設置面から離隔した位置で水平に支持するとともに前記第４面を前記第２面側に向けた状態で前記第２載置台を水平に支持する支持体とを備え、
前記第１載置台および前記第２載置台は、
前記第３面を前記設置面側に向けて前記第１面を上方に向けた第３姿勢と前記第１面を前記設置面側に向けて前記第３面を上方に向けた第４姿勢とを選択的にとることができることを特徴とする植木鉢用台。
【請求項６】
請求項５に記載した植木鉢用台において、
前記第１載置台における前記第２面は、
前記第４姿勢において物品を載置可能であり、
前記第２載置台における前記第４面は、
前記第３姿勢において物品を載置可能であることを特徴とする植木鉢用台。
【請求項７】
請求項５に記載した植木鉢用台において、
前記支持体は、
前記第１面が設けられた側において前記第１面に対して直交する方向に延びた第３支持体と、
前記第３面が設けられた側において前記第３面に対して直交する方向であって前記第３支持体と反対側に延びた第４支持体とを備えていることを特徴とする植木鉢用台。
【請求項８】
請求項７に記載した植木鉢用台において、
前記第３支持体と前記第４支持体とは、互いに異なる長さで形成されていることを特徴とする植木鉢用台。
【請求項９】
請求項６ないし請求項８のうちのいずれか１つに記載した植木鉢用台において、
前記第１載置台および前記第２載置台は、
厚さ方向に貫通して同厚さ方向に水を通すことができる貫通部をそれぞれ備えていることを特徴とする植木鉢用台。
【請求項１０】
請求項９に記載した植木鉢用台において、
前記貫通部は、
前記第１載置台および前記第２載置台の全面に亘って断続的に形成されていることを特徴とする植木鉢用台。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、２つの姿勢において植木鉢を載せることができる植木鉢用台に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、植木鉢を載せるための植木鉢用の台がある。例えば、下記特許文献１には、鉢本体を載置するための鉢載置部（テーブル）と鉢本体からの排水を受けるトレーを載置するためのトレー載置部（ベース）とを支柱（サポート）によって上下方向に空間を介した位置に設けた園芸植物用鉢の置き台が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平１０－２８６１５７号公報
【０００４】
しかしながら、上記特許文献１に記載された園芸植物用鉢の置き台においては、１つの置き台における使用態様のバリエーションが少なく使用できる場面が限られるという問題がある。すなわち、従来の園芸植物用鉢の置き台においては、鉢本体を置く高さまたは雰囲気を変更したい場合のほか、置き台が損傷した場合には、使用していた置き台に代えて新たな置き台を購入する必要があり、使用者の経済的な負担または置き台製作のための環境的な負担が生じるという問題がある。
【０００５】
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、１つの植木鉢用台における使用態様のバリエーションを増やすことができる植木鉢用の台を提供することにある。
【発明の概要】
【０００６】
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、植木鉢を載せるための植木鉢用台であって、互いに反対側に形成された第１面と第２面とで選択的に植木鉢を載せることができる載置台と、載置台を設置面から離隔した位置で水平に支持する支持体とを備え、載置台は、第２面を設置面側に向けて第１面を上方に向けた第１姿勢と第１面を設置面側に向けて第２面を上方に向けた第２姿勢とを選択的にとることができることにある。
【０００７】
このように構成した本発明の特徴によれば、植木鉢用台は、第１姿勢および第２姿勢（すなわち、第１姿勢に対して植木鉢用台を上下方向に反転させた姿勢）のどちらの姿勢でも第１面または第２面において植木鉢を載せることができる、所謂、リバーシブルであるため、植木鉢用台の使用態様のバリエーションを増やすことができる。
【０００８】
具体的には、植木鉢用台は、傷または汚れなどによって損傷した場合であっても植木鉢用台の姿勢を反転させることで損傷のないきれいな面を表側にして使い続けることができ１つの植木鉢用台をより長く使用することができる。また、植木鉢用台は、第１姿勢と第２姿勢とを定期的に変えながら使用することで傷または変色などによって変化する植木鉢用台の風合いを各姿勢ごとに楽しむこともできる。
【０００９】
また、本発明の他の特徴は、前記植木鉢用台において、支持体は、第１面が設けられた側において第１面に対して直交する方向に延びた第１支持体と、第２面が設けられた側において第２面に対して直交する方向であって第１支持体と反対側に延びた第２支持体とを備えていることにある。
【００１０】
このように構成した本発明の他の特徴によれば、植木鉢用台は、支持体が第１面または第２面が設けられた側においてそれぞれが第１面または第２面に対して直交する方向に延びた第１支持体および第２支持体を備えているため、第１姿勢および第２姿勢において載置台を設置面から離隔した位置で支持することができる。これによれば、植木鉢用台は、第１姿勢および第２姿勢のどちらの姿勢においても植木鉢を設置面から離隔した位置に置くことができる。また、植木鉢用台は、第１姿勢および第２姿勢のどちらの姿勢においても載置台と設置面との間に形成された空間を収容空間として物品を収容して使用することもできる。
（【００１１】以降は省略されています）

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