TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025130647
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024039479
出願日2024-02-27
発明の名称巻糸係止具
出願人個人
代理人
主分類A01K 89/01 20060101AFI20250901BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】糸巻きに巻かれた反発力が強い糸類が巻き戻るのを防ぎ、糸類の出し入れを容易にする糸類の巻糸係止具の提供である。
【解決手段】糸巻の略円柱状部に巻きつけたワイヤーやテグス等の糸類を外周から着脱可能に巻きつけ固定できるベルト体と、該ベルト体を着脱し易くするための非接着部分の持ち手を有し、該ベルト体の中間位置に設けられた貫通孔と前記穴に着色またはパーツを設けて明示することを特徴とする巻糸係止用具。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤーやテグス等の糸類を巻きつけた糸巻の略円柱状部に巻きつけられるベルト体と、該ベルト体を前記糸巻にループ状に巻きつけた際に、前記ベルト体の表裏接面する部位に相互で着脱可能に設けられた着脱機構と、前記ベルト体の外側端部に設けられ表裏が非接合となる持ち手部と、前記ベルト体中間位置に設けられた糸通し孔とよりなる巻糸係止具。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記糸通し孔の少なくとも一方の開口部に摩耗防止のための摩耗保護部を設けたことを特徴とする請求項1記載の巻糸係止具。
【請求項3】
前記ベルト体の糸通し孔から出てくる糸との可視認識手段が施されることを特徴とする請求項1又は2記載の巻糸係止具。
【請求項4】
前記ベルト体がナイロンやポリエステル素材などの滑りやすい素材よりなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の巻糸係止具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手芸の糸巻や釣りのスプール等に関して、糸巻きに巻かれた糸類が反発力により巻き戻るのを防ぎ、糸類の出し入れを容易にするとともに糸が解けて周りの物に絡みつくのを防ぐ糸類の巻糸係止具である。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、手芸糸類であれば糸巻の外周壁部に糸止め用切り込みが設けられており、糸類の端を挟み込んで固定していた。この際、糸巻の糸止め用切り込み位置が決まっており、切った糸の長さによって糸止め用切り込みからはみ出す糸の長さが異なるものであった。そのため、糸止め用切り込みからはみ出す糸が短すぎて外れ易かったり、はみ出す糸が長くて周りのものに絡みやすいという問題があった。
また、糸類の反発力が強いため切れ込みから外れやすく、糸が切れ込みから外れてバラバラに巻きが解けて絡まってしまうことも多々あった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-086221
【0004】
特開2001-204312
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
2008-086221のベルトは釣り用スプールの糸巻きのテグスを解けてこないように保持しておくためのベルトで、糸巻き面を幅広く覆って巻き糸ほどけを防止するために考案されている。そのため糸巻きにベルトを強く結束させるのを目的にしているので、サイズ調節のために帯状のクロロプレーンゴムやウレタンなどの合成樹脂等柔軟性と伸縮性を有する素材を使用して締め付けているので、テグス使用時にはベルトを外して使用しなければならない。
【0006】
2001-204312では糸類の糸端を巻き付けたベルトの内側の端に孔を付けて通し、糸端を見つけやすく保存しているが、その糸端を確保するためには、いちいちベルトを外さなければならない。
【0007】
手芸用糸類(例えばテグスやワイヤー)の場合は、カバーの切れ込みに挟んだ部分の折れや傷を避ける必要があった。その際、巻き戻りを防ぐために、糸類の先端をマスキングテープで糸巻きの外側壁面に貼り付けたり、糸巻きの大きさがピッタリ入るサイズのビニール袋に入れて巻きが解けるのを防いでいるが、糸類を使用するたびにテープで留めたり、糸巻きのサイズとピッタリの出し入れし難いビニール袋に入れて、糸巻きから糸が解けるのを防止しなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
ワイヤーやテグス等を巻きつけた糸巻の略円柱状部に巻きつけられるベルト体と、該ベルト体を前記糸巻に巻きつけた際に前記ベルト体の表裏接面する部位に相互で着脱可能に設けられた着脱機構と、前記ベルト体の外側端部に設けられ表裏が非接合となる持ち手部と、前記ベルト体中間位置に設けられた糸通し孔とによりなる。
【0009】
前記糸通し孔の少なくとも一方の開口部に摩耗防止のための摩耗保護部を設けたことを特徴とする。
【0010】
前記ベルト体から出した糸の場所の可視認識手段として、ベルト体と違う色のパーツをつけたり、糸通し孔周辺を着色して糸通し孔を明示することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
ルアー
1か月前
個人
播種装置
1か月前
個人
巻糸係止具
1日前
個人
虫の生け捕り具
20日前
個人
植物栽培用培地
12日前
個人
植木鉢用台
8日前
個人
プランターセット
1か月前
個人
釣り仕掛け処理具
7日前
個人
獣捕獲罠装置
1か月前
個人
養殖システム
27日前
個人
生命力近親交配方法
1か月前
岡部株式会社
浮魚礁
20日前
株式会社アテックス
草刈機
1か月前
株式会社シマノ
釣竿
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
25日前
株式会社シマノ
釣竿
28日前
個人
ペット用オムツカバー
1か月前
井関農機株式会社
圃場作業機
1日前
井関農機株式会社
収穫作業車両
21日前
個人
苔玉スタンド
8日前
個人
漁業支援装置及び方法
1か月前
中国電力株式会社
巣撤去具
18日前
松山株式会社
農作業機
8日前
松山株式会社
農作業機
8日前
株式会社シマノ
ルアー
13日前
ウエダ産業株式会社
切断装置
28日前
松山株式会社
農作業機
8日前
みのる産業株式会社
苗植付装置
5日前
株式会社フルトン
水中捕捉装置
1か月前
みのる産業株式会社
苗植付装置
5日前
第一衛材株式会社
ペット用おむつ
18日前
個人
害虫捕獲、解放及び駆除装置
1か月前
個人
給水方法及びこれを用いた給水装置
6日前
鹿島建設株式会社
レインガーデン
1か月前
個人
落口枡用取付部材及び落口枡
1か月前
株式会社クボタ
田植機
4日前
続きを見る