TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025117226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011960
出願日
2024-01-30
発明の名称
定着装置および画像形成装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250804BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着ベルトが確実に清掃される定着装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置20は、定着面32を有する定着ベルト30と、加圧部材40と、第1壁部24を有する定着ベルトホルダー22と、自由部52を有する支持膜体50と、クリーニング部材60とを備える。支持膜体50は、第1壁部24に取り付けられる。クリーニング部材60は、支持膜体50に取り付けられる。自由部52は、取付部54と、シート接触部56とを有する。クリーニング部材60は、自由部52の弾性によって定着面32に接触する。シート接触部56は、シートSと接触している間、自由部52の弾性に反してクリーニング部材60を定着面32から離す。シート接触部56は、シートSがシート接触部56から離れると、自由部52の弾性によってクリーニング部材60を定着面32に接近させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー像が形成されたシートと接触して前記トナー像を前記シートに定着させるための定着面を有する定着ベルトと、
前記定着ベルトの前記定着面と接触して前記定着ベルトを加圧することで、前記定着ベルトとの間に、前記シートを挟み込むニップ領域を形成する加圧部材と、
第1壁部を有し、前記定着ベルトを囲む定着ベルトホルダーと、
前記第1壁部に取り付けられた支持膜体と、
前記支持膜体に取り付けられたクリーニング部材と
を備え、
前記加圧部材は、回転軸心を有し、
前記加圧部材は、前記回転軸心の周りに回転することで、前記トナー像が形成された前記シートを前記ニップ領域へ供給し、かつ、前記トナー像が定着した前記シートを前記ニップ領域から排出させ、
前記支持膜体は、前記第1壁部から離れることが可能かつ弾性を示す自由部を有し、
前記自由部は、前記クリーニング部材が取付けられる取付部と、前記ニップ領域から排出される前記シートと接触するシート接触部とを有し、
前記クリーニング部材は、前記自由部の弾性によって前記取付部とともに前記第1壁部から離れて、前記定着ベルトの前記定着面に接触し、
前記シート接触部は、前記ニップ領域から排出される前記シートと接触している間、前記自由部の弾性に反して前記取付部とともに前記第1壁部に接近して、前記クリーニング部材を前記定着ベルトの前記定着面から離し、
前記シート接触部は、前記シートが前記ニップ領域から排出されて前記シート接触部から離れると、前記自由部の弾性によって前記取付部とともに前記第1壁部から離れて、前記クリーニング部材を前記定着ベルトの前記定着面に接近させる、定着装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記加圧部材は、前記ニップ領域に対して重力方向の下方から前記シートを供給し、前記ニップ領域に対して前記重力方向の上方へと前記シートを排出し、
前記定着ベルトホルダーの前記第1壁部は、前記重力方向に対して傾斜しており、
前記クリーニング部材は、前記定着ベルトの前記定着面に向かう方向に重力を受け、
前記シート接触部は、前記ニップ領域から排出される前記シートと接触している間、重力に反する方向に前記シートから力を受ける、請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記クリーニング部材のうち、前記定着面に接触する部分は、前記回転軸心と平行な幅方向における寸法が、前記シートの前記幅方向における寸法以上である、請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記クリーニング部材は、前記取付部に対して傾斜した傾斜面を有し、
前記傾斜面には、前記回転軸心と平行な幅方向に延びるリブが複数形成されている、請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置と、
前記シートに前記トナー像を形成する画像形成部と
を備え、
前記定着装置は、前記画像形成部によって前記シートに形成された前記トナー像を、前記シートに定着させる、画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電子写真装置の定着器が開示されている。特許文献1の定着器は、シートの画像面上のトナー画像を定着する定着ローラまたは定着ベルトなどの定着回転部材と、定着回転部材の表面を清掃するクリーニング部材と、クリーニング部材を移動する駆動手段とを備えている。クリーニング部材は清掃位置と退避位置とに移動自在に設けられている。特許文献1の定着器は、駆動手段により、クリーニング部材を清掃位置に移動し、クリーニング部材を定着回転部材の表面に押し当てる。そして特許文献1の定着器は、定着回転部材の清掃の後、クリーニング部材を退避位置に移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-107975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の定着器では、定着回転部材の清掃の必要があるときに、オペレーターが外部操作パネルなどを操作して駆動手段を駆動することにより、クリーニング部材が移動する。したがって、オペレーターが操作を行わなければ、定着回転部材は清掃されないままとなる。定着回転部材が清掃されないままになっていると、シートから定着回転部材に付着した余剰トナーおよび紙粉などの汚損物が、他のシートに付着してシートを汚損する可能性がある。また汚損物がシートに付着すると、トナー画像が正しくシートに定着しない可能性もある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、定着ベルトが確実に清掃される定着装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面に係る定着装置は、定着ベルトと、加圧部材と、定着ベルトホルダーと、支持膜体と、クリーニング部材とを備える。定着ベルトは、トナー像が形成されたシートと接触して前記トナー像を前記シートに定着させるための定着面を有する。加圧部材は、前記定着ベルトの前記定着面と接触して前記定着ベルトを加圧することで、前記定着ベルトとの間に、前記シートを挟み込むニップ領域を形成する。ベルトホルダーは、第1壁部を有し、前記定着ベルトを囲む。支持膜体は、前記第1壁部に取り付けられる。クリーニング部材は、前記支持膜体に取り付けられる。前記加圧部材は、回転軸心を有する。前記加圧部材は、前記回転軸心の周りに回転することで、前記トナー像が形成された前記シートを前記ニップ領域へ供給し、かつ、前記トナー像が定着した前記シートを前記ニップ領域から排出させる。前記支持膜体は、前記第1壁部から離れることが可能かつ弾性を示す自由部を有する。前記自由部は、前記クリーニング部材が取付けられる取付部と、前記ニップ領域から排出される前記シートと接触するシート接触部とを有する。前記クリーニング部材は、前記自由部の弾性によって前記取付部とともに前記第1壁部から離れて、前記定着ベルトの前記定着面に接触する。前記シート接触部は、前記ニップ領域から排出される前記シートと接触している間、前記自由部の弾性に反して前記取付部とともに前記第1壁部に接近して、前記クリーニング部材を前記定着ベルトの前記定着面から離す。前記シート接触部は、前記シートが前記ニップ領域から排出されて前記シート接触部から離れると、前記自由部の弾性によって前記取付部とともに前記第1壁部から離れて、前記クリーニング部材を前記定着ベルトの前記定着面に接近させる。
【0007】
本発明の一局面に係る画像形成装置は、上記に記載の定着装置と、前記シートに前記トナー像を形成する画像形成部とを備える。前記定着装置は、前記画像形成部によって前記シートに形成された前記トナー像を、前記シートに定着させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、定着ベルトが確実に清掃される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を模式的に示す図である。
本発明の実施形態に係る定着装置の断面を模式的に示す図である。
支持膜体およびクリーニング部材を模式的に示す斜視図である。
クリーニング部材を模式的に示す斜視図である。
定着ベルトとクリーニング部材との間の寸法関係を模式的に示す図である。
クリーニング部材が定着ベルトの定着面から離れる状態を模式的に示す図である。
クリーニング部材が定着ベルトの定着面に接近する状態を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明に係る定着装置20および画像形成装置10の実施形態を説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
監視用カメラ
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
6日前
株式会社イノン
接写補助装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
15日前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
6日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
ブラザー工業株式会社
再生方法
7日前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
撮像方法
1か月前
株式会社オプトル
プロジェクタ
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
アイホン株式会社
機器の設置構造
4日前
アイホン株式会社
機器の設置構造
4日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
興和株式会社
マウント構造
25日前
個人
空間周波数領域での結像状態補正手法
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
18日前
日本放送協会
光分布生成装置
4日前
ブラザー工業株式会社
リサイクル方法
6日前
シャープ株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
シャープ株式会社
画像形成装置
2か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る