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公開番号2025118334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013600
出願日2024-01-31
発明の名称リサイクル方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250805BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ドラムユニットを分解することなく、クリーニングローラの状態を判定できる技術を提供する。
【解決手段】感光体ドラム30およびクリーニングローラ40がドラムフレームに組み付けられた状態において、計測器90によって、感光体ドラム30とクリーニングローラ40との間のニップ圧を反映した計測値Vを取得する。そして、計測値Vが第1しきい値V1以上か否かを判定する。これにより、ドラムユニットを分解することなく、クリーニングローラ40の状態を判定できる。
【選択図】図7


特許請求の範囲【請求項1】
ドラムフレームと、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムと接触するクリーニングローラと、
を備えた使用済みのドラムユニットのリサイクル方法であって、
前記感光体ドラムおよび前記クリーニングローラが前記ドラムフレームに組み付けられた状態において、計測器によって、前記感光体ドラムと前記クリーニングローラとの間のニップ圧を反映した計測値を取得する計測工程と、
前記計測値が第1しきい値以上か否かを判定する判定工程と、
を有することを特徴とする、リサイクル方法。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
請求項1に記載のリサイクル方法であって、
前記計測器は感圧素子を含み、
前記計測工程は、
前記感光体ドラムと前記クリーニングローラとの間に前記感圧素子を挿入する工程と、
前記計測値として、前記感圧素子から出力される計測値を取得する工程と、
を含むことを特徴とする、リサイクル方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のリサイクル方法であって、
前記計測器は、
フォースゲージと、
前記フォースゲージの計測軸に接続されたシートと、
を含み、
前記計測工程は、
前記感光体ドラムと前記クリーニングローラとの間に、前記シートを挿入する工程と、
前記感光体ドラムおよび前記クリーニングローラの回転を停止させた状態で、前記感光体ドラムと前記クリーニングローラとの間から前記シートを引き抜くときの引張力を、前記フォースゲージにより、前記計測値として計測することを特徴とする、リサイクル方法。
【請求項4】
ドラムフレームと、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムと接触するクリーニングローラと、
前記クリーニングローラに接触するクリーニングシャフトと、
を備えた使用済みのドラムユニットのリサイクル方法であって、
前記クリーニングローラおよび前記クリーニングシャフトが前記ドラムフレームに組み付けられた状態において、計測器によって、前記クリーニングローラと前記クリーニングシャフトとの間のニップ圧を反映した計測値を取得する計測工程と、
前記計測値が第1しきい値以上か否かを判定する判定工程と、
を有することを特徴とする、リサイクル方法。
【請求項5】
請求項4に記載のリサイクル方法であって、
前記計測器は感圧素子を含み、
前記計測工程は、
前記クリーニングローラと前記クリーニングシャフトとの間に前記感圧素子を挿入する工程と、
前記計測値として、前記感圧素子から出力される計測値を取得する工程と、
を含むことを特徴とする、リサイクル方法。
【請求項6】
請求項4または請求項5に記載のリサイクル方法であって、
前記計測器は、
フォースゲージと、
前記フォースゲージの計測軸に接続されたシートと、
を含み、
前記計測工程は、
前記クリーニングローラと前記クリーニングシャフトとの間に前記シートを挿入する工程と、
前記クリーニングローラおよび前記クリーニングシャフトの回転を停止させた状態で、前記クリーニングローラと前記クリーニングシャフトとの間から前記シートを引き抜くときの引張力を、前記フォースゲージにより、前記計測値として計測することを特徴とする、リサイクル方法。
【請求項7】
請求項1、請求項2、請求項4、または請求項5に記載のリサイクル方法であって、
前記計測工程では、前記クリーニングローラの回転軸と平行な第1方向における複数の位置において、前記計測値を取得し、
前記判定工程では、前記複数の計測値の全てが、前記第1しきい値以上か否かを判定することを特徴とする、リサイクル方法。
【請求項8】
請求項7に記載のリサイクル方法であって、
前記判定工程では、前記複数の計測値の最大値と最小値との差が、第2しきい値以下か否かを判定することを特徴とする、リサイクル方法。
【請求項9】
請求項1、請求項2、請求項4、または請求項5に記載のリサイクル方法であって、
前記判定工程において、前記計測値が前記第1しきい値以上と判定した場合に、前記クリーニングローラのリサイクルが可能と判定し、
前記判定工程において、前記計測値が前記第1しきい値未満と判定した場合に、前記クリーニングローラのリサイクルが不可と判定することを特徴とする、リサイクル方法。
【請求項10】
請求項9に記載のリサイクル方法であって、
前記クリーニングローラのリサイクルが不可と判定された場合に、前記クリーニングローラを交換する交換工程
をさらに有することを特徴とする、リサイクル方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、リサイクル方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタやLEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。電子写真方式の画像形成装置は、本体フレームに対して着脱可能なドラムユニットを有する。ドラムユニットは、感光体ドラムと、感光体ドラムをクリーニングするクリーニングローラとを有する。クリーニングローラは、感光体ドラムの外周面からトナーおよび紙粉を除去する。
【0003】
クリーニングローラを有する従来のドラムユニットは、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-182009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
使用済みのドラムユニットは、資源の有効活用のために、リサイクルされる場合がある。その際、クリーニングローラを再利用できるか否かを判定する必要がある。しかしながら、従来、クリーニングローラを再利用できるか否かを判定するためには、ドラムユニットを分解して、クリーニングローラを調べなければならなかった。このため、クリーニングローラを再利用できるか否かの判定は、工数がかかる作業であった。
【0006】
本開示の目的は、ドラムユニットを分解することなく、クリーニングローラの状態を判定できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の第1開示は、ドラムフレームと、感光体ドラムと、前記感光体ドラムと接触するクリーニングローラと、を備えた使用済みのドラムユニットのリサイクル方法であって、前記感光体ドラムおよび前記クリーニングローラが前記ドラムフレームに組み付けられた状態において、計測器によって、前記感光体ドラムと前記クリーニングローラとの間のニップ圧を反映した計測値を取得する計測工程と、前記計測値が第1しきい値以上か否かを判定する判定工程と、を有することを特徴とする。
【0008】
本願の第2開示は、第1開示のリサイクル方法であって、前記計測器は感圧素子を含み、前記計測工程は、前記感光体ドラムと前記クリーニングローラとの間に前記感圧素子を挿入する工程と、前記計測値として、前記感圧素子から出力される計測値を取得する工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
本願の第3開示は、第1開示または第2開示のリサイクル方法であって、前記計測器は、フォースゲージと、前記フォースゲージの計測軸に接続されたシートと、を含み、前記計測工程は、前記感光体ドラムと前記クリーニングローラとの間に、前記シートを挿入する工程と、前記感光体ドラムおよび前記クリーニングローラの回転を停止させた状態で、前記感光体ドラムと前記クリーニングローラとの間から前記シートを引き抜くときの引張力を、前記フォースゲージにより、前記計測値として計測することを特徴とする。
【0010】
本願の第4開示は、ドラムフレームと、感光体ドラムと、前記感光体ドラムと接触するクリーニングローラと、前記クリーニングローラに接触するクリーニングシャフトと、を備えた使用済みのドラムユニットのリサイクル方法であって、前記クリーニングローラおよび前記クリーニングシャフトが前記ドラムフレームに組み付けられた状態において、計測器によって、前記クリーニングローラと前記クリーニングシャフトとの間のニップ圧を反映した計測値を取得する計測工程と、前記計測値が第1しきい値以上か否かを判定する判定工程と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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