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公開番号
2025127298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023957
出願日
2024-02-20
発明の名称
駐車システム
出願人
日本発條株式会社
,
株式会社ニッパツパーキングシステムズ
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
E04H
6/06 20060101AFI20250825BHJP(建築物)
要約
【課題】台風などで強風が発生した場合に稼働しても安全を確保することができる駐車システムを提供する。
【解決手段】車両を載置するためのパレットと、前記パレットに設けられ、前記パレットと連動する昇降ガイドと、間隔を開けて上下方向に配置される複数のガイドレールと、前記昇降ガイドが前記ガイドレールに沿うように、前記パレットを前記上下方向に移動させる昇降装置と、周囲の風速を計測する風速計と、前記風速が第1風速以上であることを判定すると、前記昇降ガイドの一部が前記間隔に位置するときの前記パレットの第1移動速度を、前記昇降ガイドの全部が前記ガイドレールに位置するときの前記パレットの第2移動速度より遅くするように前記昇降装置を制御する制御部と、を備える、駐車システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両を載置するためのパレットと、
前記パレットに設けられ、前記パレットと連動する昇降ガイドと、
間隔を開けて上下方向に配置される複数のガイドレールと、
前記昇降ガイドが前記ガイドレールに沿うように、前記パレットを前記上下方向に移動させる昇降装置と、
周囲の風速を計測する風速計と、
前記風速が第1風速以上であることを判定すると、前記昇降ガイドの一部が前記間隔に位置するときの前記パレットの第1移動速度を、前記昇降ガイドの全部が前記ガイドレールに位置するときの前記パレットの第2移動速度より遅くするように前記昇降装置を制御する制御部と、を備える、駐車システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記パレットに連結される横行台車と、前記横行台車を横方向に移動させる横行装置と、をさらに備え、
前記複数のガイドレールは、柱に固定される複数の第1ガイドレールと、前記横行台車と連動し、隣接する前記第1ガイドレールの間に位置する第2ガイドレールと、を含み、
前記横行装置が前記横行台車を前記横方向に移動させるときは、前記昇降ガイドの全部は隣接する前記第1ガイドレールの間に位置し、前記昇降ガイドの一部は前記第2ガイドレールと係合する、請求項1に記載の駐車システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記風速が前記第1風速以上であると判定すると、前記第1移動速度を、前記風速が前記第1風速未満の場合における前記第1移動速度より遅くするように前記昇降装置を制御する、請求項1に記載の駐車システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記風速が前記第1風速以上であることを判定すると、表示部に所定の第1表示を出力させる、請求項1に記載の駐車システム。
【請求項5】
ユーザの操作を受け付ける操作部をさらに備え、
前記制御部は、前記パレットを移動させている場合、前記風速が前記第1風速より大きい第2風速以上であることを判定すると、前記パレットの移動を停止させる、請求項1に記載の駐車システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記風速が前記第2風速以上であることを判定した後、前記操作部における操作にかかわらず、前記パレットの停止を維持する、請求項5に記載の駐車システム。
【請求項7】
前記制御部は、判定した前記風速が第2風速以上、第3風速未満のとき、前記風速が前記第2風速より小さい第4風速以下で所定時間を経過するまで、前記操作部における操作にかかわらず、前記パレットの停止を維持し、判定した前記風速が第3風速以上のとき、前記操作部における操作にかかわらず、前記パレットの停止を維持する、請求項5に記載の駐車システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記風速が前記第2風速以上であることを判定すると、表示部に所定の第2表示を出力させる、請求項5に記載の駐車システム。
【請求項9】
ユーザの操作を受け付ける操作部をさらに備え、
ユーザの操作時において、前記制御部は、前記パレットを移動させていない場合、前記風速が前記第1風速より大きい第2風速以上であることを判定すると、前記操作部の操作にかかわらず、前記パレットの停止を維持する、請求項1に記載の駐車システム。
【請求項10】
ユーザの操作を受け付ける操作部をさらに備え、
ユーザの操作時において、前記制御部は、前記パレットを移動させていない場合、前記風速が前記第1風速より大きい第2風速以上であることを判定すると、
前記制御部は、判定した前記風速が前記第2風速以上、第3風速未満のとき、前記風速が前記第2風速より小さい第4風速以下になるまで前記操作部における操作にかかわらず、前記パレットの停止を維持し、判定した前記風速が第3風速以上であるとき、前記風速が前記第4風速以下で所定時間を経過するまで前記風速が前記第4風速以下で所定時間を経過するまで前記操作部における操作にかかわらず、前記パレットの停止を維持する、請求項1に記載の駐車システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車などの車両を駐車するための駐車システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の駐車システムとして、車両を載置することができる複数のパレットを積み重ねて、複数の車両を駐車することができる、いわゆる多段式駐車システムが知られている。多段式駐車システムは、ユーザが車両を入出庫しようとする場合、操作盤を操作することで、パレットの昇降移動や横行移動が行われ、所望のパレットが入出庫口まで呼び出される。
【0003】
多段式駐車システムは、例えば特許文献1で開示されるように、パレットの昇降移動を安定させるため、支柱に設置された上下方向に延びるガイドレールに係合する昇降ガイドを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-209644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、駐車システムは、パレットの横行移動も行うため、ガイドレールは、昇降ガイドが横方向に移動できるように間隔を開けて配置されなければならない。このため、ガイドレールのない領域が存在することから、上の段のパレットの昇降移動を行うと、その昇降ガイドの先端は、一方のガイドレールの終端から出て、ガイドレールのない領域を通過し、他方のガイドレールの始端から入ることになる。
【0006】
台風などで強風が発生した場合に駐車システムを誤って稼働すると、パレットが強風で煽られることがある。パレットが強風で煽られると、ガイドレールのない領域においては、昇降ガイドの先端がガイドレールの始端からうまく入ることができず、ガイドレールから外れるおそれがあった。パレットに車両が載置されていないと、重量が軽く、特に煽られやすい。
【0007】
そこで本発明は、台風などで強風が発生した場合に稼働しても安全を確保することができる駐車システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る駐車システムは、車両を載置するためのパレットと、前記パレットに設けられ、前記パレットと連動する昇降ガイドと、間隔を開けて上下方向に配置される複数のガイドレールと、前記昇降ガイドが前記ガイドレールに沿うように、前記パレットを前記上下方向に移動させる昇降装置と、周囲の風速を計測する風速計と、前記風速が第1風速以上であることを判定すると、前記昇降ガイドの一部が前記間隔に位置するときの前記パレットの第1移動速度を、前記昇降ガイドの全部が前記ガイドレールに位置するときの前記パレットの第2移動速度より遅くするように前記昇降装置を制御する制御部と、を備える。
【0009】
この構成によれば、台風などで強風が発生した場合に駐車システムを稼働しても、駐車システムの周囲の風速が第1風速以上になると、昇降ガイドの一部がガイドレールの間隔に位置するときのパレットの昇降速度(第1移動速度)は、昇降ガイドの全部がガイドレールに位置するときよりも遅くなるように制御される。このため、昇降ガイドがガイドレールから外れそうになったときやガイドレールから外れたときでも、ユーザが直ちに駐車システムの非常停止を行うことができ、安全を確保することができる。昇降ガイドがガイドレールから外れそうにないときは、そのままパレットの昇降移動を続けることができる。
【0010】
本発明の一実施形態に係る駐車システムは、前記パレットに連結される横行台車と、前記横行台車を横方向に移動させる横行装置と、をさらに備え、前記複数のガイドレールは、柱に固定される複数の第1ガイドレールと、前記横行台車と連動し、隣接する前記第1ガイドレールの間に位置する第2ガイドレールと、を含み、前記横行装置が前記横行台車を前記横方向に移動させるときは、前記昇降ガイドの全部は隣接する前記第1ガイドレールの間に位置し、前記昇降ガイドの一部は前記第2ガイドレールと係合させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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