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公開番号
2025132787
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030578
出願日
2024-02-29
発明の名称
車両用シート
出願人
日本発條株式会社
,
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/42 20060101AFI20250903BHJP(車両一般)
要約
【課題】ランバーサポートを支持するワイヤのバックフレームからの抜け止めを行うことができる車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10は、着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバック14と、シートバックの骨格を構成し、差し込み孔32Aを有するバックフレーム18と、シートバック14内において着座乗員の腰部とシート前後方向に対向する位置に配置されたランバーサポート34と、を備えている。また、車両用シート10は、ランバーサポート34から差し込み孔32A側へ向けて延びると共に、差し込み孔32Aに差し込まれた状態で差し込み孔32Aに係止されるサポートワイヤ36を備えている。サポートワイヤ36には、ランバーサポート34がシート後方側へ向けて押圧された際に差し込み孔32Aの縁に直接又は間接的に係止されるノッチ36Cが形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、
前記シートバックの骨格を構成し、差し込み部分を有するバックフレームと、
前記シートバック内において着座乗員の腰部とシート前後方向に対向する位置に配置されたランバーサポートと、
前記ランバーサポートから前記差し込み部分側へ向けて延びると共に、前記差し込み部分に差し込まれた状態で前記差し込み部分に係止され、前記ランバーサポートがシート後方側へ向けて押圧された際に前記差し込み部分の縁に直接又は間接的に係止されるノッチが形成されているワイヤと、
を備えた車両用シート。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記差し込み部分の縁には、ブッシュが取付けられており、
前記ランバーサポートがシート後方側へ向けて押圧される力が定められた荷重を超えた際に前記ブッシュが割れて、前記ノッチが前記差し込み部分の縁に直接係止される請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記差し込み部分の縁には、前記ワイヤが前記差し込み部分に差し込まれる方向へ向かうにつれて次第に窄まる形状に形成された部分を有するブッシュが取付けられている請求項1に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、着座乗員の腰部を支持するランバーサポート(姿勢保持部材)を備えた車両用シートが開示されている。この文献に記載されたランバーサポートには、バックフレーム側へ向けて延びるワイヤが係止されている。そして、このワイヤが、バックフレームに形成された孔(軸支部)に挿入されることで、ランバーサポートが、ワイヤを介してバックフレームに支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-136649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両の後面衝突時においては、ランバーサポートがシート後方側へ向けて強い力で押圧される。そのため、ランバーサポートを支持するワイヤのバックフレームからの抜け止めを行うことが重要ではあるが、上記特許文献1に記載された構成には、この点で改善の余地がある
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、ランバーサポートを支持するワイヤのバックフレームからの抜け止めを行うことができる車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の車両用シートは、着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、前記シートバックの骨格を構成し、差し込み部分を有するバックフレームと、前記シートバック内において着座乗員の腰部とシート前後方向に対向する位置に配置されたランバーサポートと、前記ランバーサポートから前記差し込み部分側へ向けて延びると共に、前記差し込み部分に差し込まれた状態で前記差し込み部分に係止され、前記ランバーサポートがシート後方側へ向けて押圧された際に前記差し込み部分の縁に直接又は間接的に係止されるノッチが形成されているワイヤと、を備えている。
【0007】
第1の態様の車両用シートでは、着座乗員の背部がシートバックによってシート後方側から支持されると共に、着座乗員の腰部がランバーサポートによってシート後方側から支持される。ここで、ランバーサポートからはワイヤが延びており、当該ワイヤがバックフレームの差し込み部分に差し込まれた状態で当該差し込み部分に係止されている。これにより、ランバーサポートがワイヤを介してバックフレームに支持されている。ここで、車両の後面衝突時に、ランバーサポートがシート後方側へ向けて押圧されると、ワイヤに形成されたノッチが、差し込み部分の縁に直接又は間接的に係止される。これにより、ランバーサポートを支持するワイヤのバックフレームからの抜け止めを行うことができる。
【0008】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記差し込み部分の縁には、ブッシュが取付けられており、前記ランバーサポートがシート後方側へ向けて押圧される力が定められた荷重を超えた際に前記ブッシュが割れて、前記ノッチが前記差し込み部分の縁に直接係止される。
【0009】
第2の態様の車両用シートでは、差し込み部分の縁には、ブッシュが取付けられている。そして、ランバーサポートがシート後方側へ向けて押圧される力が定められた荷重を超えると、ブッシュが割れて、ノッチが差し込み部分の縁に直接係止される。このように、ノッチが差し込み部分の縁に直接係止されるようにすることで、ランバーサポートを支持するワイヤのバックフレームからの抜け止めをより強固に行うことができる。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記差し込み部分の縁には、前記ワイヤが前記差し込み部分に差し込まれる方向へ向かうにつれて次第に窄まる形状に形成された部分を有するブッシュが取付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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