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公開番号
2025132778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030567
出願日
2024-02-29
発明の名称
車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/58 20060101AFI20250903BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートパッドに形成された切り欠き部分と対応する部分においてトリムに凹みが生じることを抑制することができる車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10は、着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッション12の一部を構成すると共に切り欠き部分16Dを有するクッションパッド16と、切り欠き部分16Dを覆う切り欠き部分被覆部18Dを有し、クッションパッド16に取付けられたトリムと、を備えている。また、車両用シート10は、切り欠き部分被覆部18Dに沿って設けられ、切り欠き部分被覆部18Dの切り欠き部分16Dの内部側への変位を制限する凹み抑制部材30を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッション又は着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックの一部を構成すると共に切り欠き部分を有するシートパッドと、
前記切り欠き部分を覆う切り欠き部分被覆部を有し、前記シートパッドに取付けられたトリムと、
前記切り欠き部分被覆部に沿って設けられ、前記切り欠き部分被覆部の前記切り欠き部分の内部側への変位を制限する凹み抑制部材と、
を備えた車両用シート。
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【請求項2】
前記凹み抑制部材は、前記トリムに固定されている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記切り欠き部分の内部には、係止部材が設けられており、
前記凹み抑制部材が、前記係止部材によって前記トリムとは反対側から支持されている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、トリムをクッションパッドに固定する際の作業性の低下を抑制することを実現した車両用シートが開示されている。この文献に記載された車両用シートは、クッションパッドとトリムとクリップとを備えている。クッションパッドは、裏面に露出する硬質パッドを有しており、硬質パッドには、溝部が設けられている。また、トリムは、クッションパッドに設けられた溝部の近傍に配置された端縁部を有しており、この端縁部は、クリップのトリム固定部に固定された固定部を有している。また、クリップは、ベース部と押圧部がクッションパッドに設けられた溝部に挿入されるようになっている。そして、トリムは、トリム固定部の端部の近傍に、作業者の指が挿通可能な窓部を有しており、トリムの端縁部は、トリム固定部の端部の一部を包み込み可能な包み込み部を有している。この構成では、包み込み部が、クリップの端部と作業者の指との間に介在して緩衝材として機能する。これにより、作業者が作業を繰り返し行う場合においても、手の疲労蓄積が抑制され、その結果、作業性の低下が抑制されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-026061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、クッションパッド等のシートパッドに切り欠き部分が形成されている構成においては、トリムの一部がシートパッドに形成された切り欠き部分に入り込み、トリムの一部に凹みが生じることが考えられるが、上記特許文献1に記載された構成は、この点を考慮していない。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、シートパッドに形成された切り欠き部分と対応する部分においてトリムに凹みが生じることを抑制することができる車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の車両用シートは、着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッション又は着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックの一部を構成すると共に切り欠き部分を有するシートパッドと、前記切り欠き部分を覆う切り欠き部分被覆部を有し、前記シートパッドに取付けられたトリムと、前記切り欠き部分被覆部に沿って設けられ、前記切り欠き部分被覆部の前記切り欠き部分の内部側への変位を制限する凹み抑制部材と、を備えている。
【0007】
第1の態様の車両用シートでは、トリムがシートパッドに取付けられている。ここで、シートパッドに形成された切り欠き部分は、トリムの切り欠き部分被覆部によって覆われている。また、切り欠き部分被覆部には、当該切り欠き部分被覆部に沿って凹み抑制部材が設けられている。この凹み抑制部材は、切り欠き部分被覆部の切り欠き部分の内部側への変位を制限している。これにより、シートパッドに形成された切り欠き部分と対応する部分である切り欠き部分被覆部においてトリムに凹みが生じることを抑制することができる。
【0008】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記凹み抑制部材は、前記トリムに固定されている。
【0009】
第2の態様の車両用シートでは、凹み抑制部材がトリムに固定されている。この構成では、トリムをシートパッドに取付ける際に、凹み抑制部材がズレ動くことを抑制することができる。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、第1の態様又は第2の態様の車両用シートにおいて、前記切り欠き部分の内部には、係止部材が設けられており、前記凹み抑制部材が、前記係止部材によって前記トリムとは反対側から支持されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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