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公開番号
2025117546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2025006473
出願日
2025-01-16
発明の名称
乗物用シート
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
弁理士法人大島特許事務所
主分類
B60N
2/879 20180101AFI20250804BHJP(車両一般)
要約
【課題】 ワイヤハーネスをヘッドレストピラーに通すことが可能な乗物用シートを提供する。
【解決手段】 乗物用シートであって、シートバックと、シートバックの上部に設けられたヘッドレストと、ヘッドレストの内部からシートバックの内部に延びるワイヤハーネス80とを有し、ヘッドレストは、シートバックに延びる、中空のパイプ材によって形成された一対のヘッドレストピラーとを有し、ワイヤハーネス80は、第1コネクタ81と、第1コネクタ81から延びる第1配線82A及び第2配線82Bと、第1配線82Aに接続された第2コネクタ83Aと、第2配線82Bに接続された第3コネクタ83Bとを有し、第1配線82Aは第2配線82Bよりも長く形成され、第1配線82A及び第2配線82Bは一対のヘッドレストピラーの一方の内部を通過している。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物用シートであって、
シートバックと、
前記シートバックの上部に設けられたヘッドレストと、
前記ヘッドレストの内部から前記シートバックの内部に延びるワイヤハーネスとを有し、
前記ヘッドレストは、前記シートバックに延びる、中空のパイプ材によって形成された一対のヘッドレストピラーとを有し、
前記ワイヤハーネスは、第1コネクタと、前記第1コネクタから延びる第1配線及び第2配線と、前記第1配線に接続された第2コネクタと、前記第2配線に接続された第3コネクタとを有し、
前記第1配線は前記第2配線よりも長く形成され、
前記第1配線及び前記第2配線は一対の前記ヘッドレストピラーの一方の内部を通過している乗物用シート。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記第1配線及び前記第2配線には外装部材が被せられ、
前記外装部材は前記第2コネクタを外部に露出させる孔を有する請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項3】
前記第1配線及び前記第2配線には外装部材が被せられ、
前記第2コネクタ及び前記第3コネクタは前記外装部材の端部から外方に突出している請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項4】
前記第1配線は前記第3コネクタと対応する部分に保護部材を有する請求項2又は3に記載の乗物用シート。
【請求項5】
前記第3コネクタと、前記保護部材が設けられた前記第1配線とを合わせた幅は、前記ヘッドレストピラーの内径よりも小さい請求項4に記載の乗物用シート。
【請求項6】
前記ワイヤハーネスは、前記第1コネクタから延びる第3配線及び第4配線と、前記第3配線に接続された第4コネクタと、前記第4配線に接続された第5コネクタとを更に有し、
前記第3配線は前記第4配線よりも長く形成され、
前記第3配線及び前記第4配線は一対の前記ヘッドレストピラーの他方の内部を通過している請求項4に記載の乗物用シート。
【請求項7】
前記第1コネクタのピンの数は、前記第2~第5コネクタのピンの数の合計と等しい請求項6に記載の乗物用シート。
【請求項8】
前記第2コネクタと前記第4コネクタとは同じ構造を有し、前記第3コネクタと前記第5コネクタとは同じ構造を有する請求項6に記載の乗物用シート。
【請求項9】
前記第1コネクタには電装装置が接続され、
一対の前記ヘッドレストピラーの上端部及び前記電装装置にはパッドが被せられ、前記パッドには表皮材が被せられている請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項10】
前記シートバックの下方にはシートクッションが設けられ、
前記ワイヤハーネスは前記シートバックの内部を通過して前記シートクッションの下方に延びている請求項1に記載の乗物用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ヘッドレストにスピーカ及びマイクが設けられた乗物用シートを開示している。このような乗物用シートにおいて、ヘッドレスト及びマイクの制御装置は、シートクッション又はシートバックに設けられることがある。この場合、ヘッドレストからシートバックに延びるヘッドレストピラーがパイプによって形成され、スピーカ及びマイクと制御装置とを接続するワイヤハーネスがパイプ内に配置される場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-188137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ワイヤハーネスの端部に設けられるコネクタ(カプラ)が大きいと、コネクタがヘッドレストピラー内に進入することができず、ワイヤハーネスをヘッドレストピラー内に通すことができないという問題がある。
【0005】
本発明は、以上の背景を鑑み、ワイヤハーネスをヘッドレストピラーに通すことが可能な乗物用シートを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、乗物用シート(1)であって、シートバック(12)と、前記シートバックの上部に設けられたヘッドレスト(15)と、前記ヘッドレストの内部から前記シートバックの内部に延びるワイヤハーネス(80)とを有し、前記ヘッドレストは、前記シートバックに延びる、中空のパイプ材によって形成された一対のヘッドレストピラー(70)とを有し、前記ワイヤハーネスは、第1コネクタ(81)と、前記第1コネクタから延びる第1配線(82A)及び第2配線(82B)と、前記第1配線に接続された第2コネクタ(83A)と、前記第2配線に接続された第3コネクタ(83B)とを有し、前記第1配線は前記第2配線よりも長く形成され、前記第1配線及び前記第2配線は一対の前記ヘッドレストピラーの一方の内部を通過している。
【0007】
この態様によれば、第2コネクタと第3コネクタとがワイヤハーネスの長手方向において互いにオフセットして配置される。そのため、第2コネクタと第3コネクタとが一体に形成される場合よりも、ワイヤハーネスの最大幅が小さくなる。その結果、第2コネクタ及び第3コネクタがヘッドレストピラー内を通過することが可能になり、ワイヤハーネスがヘッドレストピラー内を通過することが可能になる。これにより、ワイヤハーネスをヘッドレストピラーに通すことが可能な乗物用シートを提供することができる。
【0008】
上記の態様において、前記第1配線及び前記第2配線には外装部材(85A)が被せられ、前記外装部材は前記第2コネクタを外部に露出させる孔(87A)を有してもよい。
【0009】
この態様によれば、第2コネクタ及び第3コネクタを外部に露出させつつ、第1配線及び第2配線を外装部材によって保護することができる。
【0010】
上記の態様において、前記第1配線及び前記第2配線には外装部材(85A)が被せられ、前記第2コネクタ及び前記第3コネクタは前記外装部材の端部から外方に突出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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