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公開番号2025117740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012622
出願日2024-01-31
発明の名称プロジェクションシステム、及びプロジェクター用基台
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 21/16 20060101AFI20250805BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】プロジェクターの冷却効率の低下を抑制できるプロジェクションシステム、及びプロジェクター用基台を提供する。
【解決手段】プロジェクションシステムは、プロジェクターと、プロジェクターを載置する基台と、を備え、プロジェクターは、筐体と、筐体に収容され駆動に伴って発熱する発熱部と、筐体に設けられ筐体の内部の熱気を排出する排気部と、を備え、基台は、壁部と、壁部で区画される空間に位置する載置部と、壁部で区画される空間に位置する送風部と、を備え、壁部で区画される空間のうち載置部より上方である上方空間にプロジェクターが配置され、壁部で区画される空間のうち載置部より下方である下方空間に送風部が配置され、載置部と壁部との少なくとも一方に送風部から送風される空気を下方空間から上方空間に送り込む連通口が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プロジェクターと、
前記プロジェクターを載置する基台と、
を備え、
前記プロジェクターは、
筐体と、
前記筐体に収容され駆動に伴って発熱する発熱部と、
前記筐体に設けられ前記筐体の内部の熱気を排出する排気部と、
を備え、
前記基台は、
壁部と、
前記壁部で区画される空間に位置する載置部と、
前記壁部で区画される空間に位置する送風部と、
を備え、
前記壁部で区画される空間のうち前記載置部より上方である上方空間に前記プロジェクターが配置され、
前記壁部で区画される空間のうち前記載置部より下方である下方空間に前記送風部が配置され、
前記載置部と前記壁部との少なくとも一方に前記送風部から送風される空気を前記下方空間から前記上方空間に送り込む連通口が設けられる、
プロジェクションシステム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記基台は、前記壁部のうち前記プロジェクターの前記排気部と対向する部分である対向部を備え、
前記連通口は、前記プロジェクションシステムを鉛直下方に平面視した場合に、前記排気部と前記対向部との間に位置する、
請求項1に記載のプロジェクションシステム。
【請求項3】
前記基台は、前記壁部のうち前記プロジェクターの前記排気部と対向する部分である対向部を備え、
前記壁部のうち前記プロジェクターより上方に排気口が設けられ、
前記排気口は、前記プロジェクションシステムを鉛直下方に平面視した場合に、前記排気部と前記対向部との間に位置する、
請求項1または請求項2に記載のプロジェクションシステム。
【請求項4】
前記基台は、前記壁部のうち前記プロジェクターの前記排気部と対向する部分である対向部を備え、
前記壁部のうち前記プロジェクターより上方に排気口が設けられ、
前記排気口と前記連通口とは、前記プロジェクションシステムを鉛直下方に平面視した場合に、前記排気部と前記対向部との間に位置する、
請求項1または請求項2に記載のプロジェクションシステム。
【請求項5】
前記プロジェクションシステムを鉛直下方に平面視した場合に、
前記排気口の少なくとも一部と、
前記連通口の少なくとも一部と、
が重なる、
請求項4に記載のプロジェクションシステム。
【請求項6】
前記送風部は、ファンであり、
前記プロジェクションシステムを鉛直下方に平面視した場合に、
前記排気口の少なくとも一部と、
前記連通口の少なくとも一部と、
前記ファンの送風口の少なくとも一部と、
が重なる、
請求項4に記載のプロジェクションシステム。
【請求項7】
前記壁部には、前記排気口の縁部の少なくとも一部から鉛直上方に延びる整流部が設けられる、
請求項3に記載のプロジェクションシステム。
【請求項8】
前記筐体には、前記筐体に設けられ前記筐体の内部に外部の空気を送り込む吸気部が設けられ、
前記上方空間には、
前記吸気部と、
前記排気部、前記排気口、及び前記連通口と、
を仕切る仕切り壁が配置される
請求項3に記載のプロジェクションシステム。
【請求項9】
筐体と、
前記筐体に収容され駆動に伴って発熱する発熱部と、
前記筐体に設けられ前記筐体の内部の熱気を排出する排気部と、
を備えるプロジェクターを載置可能なプロジェクター用基台であって、
壁部と、
前記壁部で区画される空間に位置する載置部と、
前記壁部で区画される空間に位置する送風部と、
を備え、
前記壁部で区画される空間のうち前記載置部より上方である上方空間に前記プロジェクターが配置可能に形成され、
前記壁部で区画される空間のうち前記載置部より下方である下方空間に前記送風部が配置され、
前記載置部と前記壁部との少なくとも一方に前記送風部から送風される空気を前記下方空間から前記上方空間に送り込む連通口が設けられる、
プロジェクター用基台。
【請求項10】
前記壁部のうち前記プロジェクターの前記排気部と対向する部分である対向部を備え、
前記連通口は、前記プロジェクター用基台を鉛直下方に平面視した場合に、前記排気部と前記対向部との間に位置する、
請求項9に記載のプロジェクター用基台。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクションシステム、及びプロジェクター用基台に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、使用場所に移動した際の配線作業を不要としてプロジェクターの利便性を最適にすることができるプロジェクター用ラック及びプロジェクターシステムを開示する。特許文献1のプロジェクター用ラックは、プロジェクターを収容して移動可能に構成されている。このプロジェクター用ラックは、プロジェクターが収容され、収容されたプロジェクターの投写光を外部に投写させる開口が設けられた収容部と、収容部に収容されたプロジェクターに電力を供給するバッテリーとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-98644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようなプロジェクター用ラックに載置されるプロジェクターには、当該プロジェクターの駆動に伴って生じる熱を排出することで冷却する排気部が設けられるものがある。
しかしながら、プロジェクター用ラックでは、このようなプロジェクターがプロジェクター用ラックに載置された場合、プロジェクター用ラックの所定箇所や、他の装置等が排気部に対向して位置することで、プロジェクターの冷却効率が低下する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のプロジェクションシステムは、プロジェクターと、前記プロジェクターを載置する基台と、を備え、前記プロジェクターは、筐体と、前記筐体に収容され駆動に伴って発熱する発熱部と、前記筐体に設けられ前記筐体の内部の熱気を排出する排気部と、を備え、前記基台は、壁部と、前記壁部で区画される空間に位置する載置部と、前記壁部で区画される空間に位置する送風部と、を備え、前記壁部で区画される空間のうち前記載置部より上方である上方空間に前記プロジェクターが配置され、前記壁部で区画される空間のうち前記載置部より下方である下方空間に前記送風部が配置され、前記載置部と前記壁部との少なくとも一方に前記送風部から送風される空気を前記下方空間から前記上方空間に送り込む連通口が設けられる。
【0006】
本開示のプロジェクター用基台は、筐体と、前記筐体に収容され駆動に伴って発熱する発熱部と、前記筐体に設けられ前記筐体の内部の熱気を排出する排気部と、を備えるプロジェクターを載置可能なプロジェクター用基台であって、壁部と、前記壁部で区画される空間に位置する載置部と、前記壁部で区画される空間に位置する送風部と、を備え、前記壁部で区画される空間のうち前記載置部より上方である上方空間に前記プロジェクターが配置可能に形成され、前記壁部で区画される空間のうち前記載置部より下方である下方空間に前記送風部が配置され、前記載置部と前記壁部との少なくとも一方に前記送風部から送風される空気を前記下方空間から前記上方空間に送り込む連通口が設けられる。
【0007】
本開示のプロジェクター用基台は、筐体と、前記筐体に収容され駆動に伴って発熱する発熱部と、前記筐体に設けられ前記筐体の内部の熱気を排出する排気部と、を備えるプロジェクターを載置可能なプロジェクター用基台であって、複数の前記プロジェクターを載置可能な載置部と、前記載置部の下方に位置する送風部と、を備え、前記載置部には、前記送風部から送風される空気を、複数の前記プロジェクターの各々の間に位置する空間に送り込む連通口が設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態1に係るプロジェクションシステムの斜視図。
プロジェクターの構成を示すブロック図。
図1の平面IIIでの断面図。
実施形態2に係るプロジェクションシステムの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図4を用いて、各実施形態を説明する。各実施形態では、基台10、110の投写開口15が設けられる面を前面とし、当該前面が向かう方向を前方とする。各図に示す符号FRは、設置状態における基台10、110の前方を示し、符号UPは、基台10、110の上方を示し、符号LHは、基台10、110の左方を示す。設置状態における基台10、110では、上下方向が鉛直方向に一致し、前後方向及び左右方向が水平方向に一致する。
以下の説明において、各方向は、これらの基台10、110の方向に沿った方向である。
【0010】
<実施形態1>
図1は、本開示の実施形態1に係るプロジェクションシステム1の斜視図である。図1では、説明の便宜上、仕切り壁34を二点鎖線で示す。
図1に示すように、プロジェクションシステム1は、プロジェクター2と、当該プロジェクター2が載置される基台10と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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