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公開番号
2025118776
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025076832,2021075792
出願日
2025-05-02,2021-04-28
発明の名称
中間接続部材、電子モジュールの製造方法、電子モジュール、及び電子機器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
H05K
1/14 20060101AFI20250805BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】高精度に配線部が配置される中間接続部材を得ること。
【解決手段】中間接続部材300は、絶縁基板部321と、絶縁基板部322と、絶縁基板部321及び絶縁基板部322の間に配置され、絶縁基板部321及び絶縁基板部322とは異なる材質の絶縁層部323と、を備える。中間接続部材300は、絶縁基板部321と絶縁層部323との間にZ方向に延在するように配置され、Z方向の両端面が外部に露出する複数の配線部311と、絶縁基板部322と絶縁層部323との間にZ方向に延在するように配置され、Z方向の両端面が外部に露出する複数の配線部312と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに対向して配置される第1回路ユニット及び第2回路ユニット同士を電気的に接続するのに用いられる中間接続部材であって、
第1方向と交差する第2方向に互いに間隔をあけて配置された複数の第1配線部を備え、
前記複数の第1配線部の各々は、前記第1方向の両端面が外部に露出するように前記第1方向に延在して配置され、
前記複数の第1配線部のうち少なくとも1つは、第1幅であり、前記複数の第1配線部のうち少なくとも1つは、前記第1幅よりも広い第2幅である、
ことを特徴とする中間接続部材。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記第2方向に互いに間隔をあけて配置された複数の第2配線部を更に備え、
前記複数の第2配線部は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に前記複数の第1配線部と間隔をあけて配置され、
前記複数の第2配線部の各々は、前記第1方向の両端面が外部に露出するように前記第1方向に延在して配置され、
前記複数の第2配線部のうち少なくとも1つは、第3幅であり、前記複数の第2配線部のうち少なくとも1つは、前記第3幅よりも広い第4幅である、
ことを特徴とする請求項1に記載の中間接続部材。
【請求項3】
前記複数の第1配線部に含まれる前記第2幅の第1配線部と、前記複数の第2配線部に含まれる前記第4幅の第2配線部とが、前記第2方向においてずれている、
ことを特徴とする請求項2に記載の中間接続部材。
【請求項4】
互いに対向して配置される第1回路ユニット及び第2回路ユニット同士を電気的に接続するのに用いられる中間接続部材であって、
第1方向と交差する第2方向に間隔をあけて配置された複数の第1配線部を備え、
前記複数の第1配線部の各々は、前記第1方向の両端面が外部に露出するように前記第1方向に延在して配置され、
前記複数の第1配線部のうち少なくとも1つは、第1厚さであり、前記複数の第1配線部のうち少なくとも1つは、前記第1厚さよりも厚い第2厚さである、
ことを特徴とする中間接続部材。
【請求項5】
前記第2方向に互いに間隔をあけて配置された複数の第2配線部を更に備え、
前記複数の第2配線部は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に前記複数の第1配線部と間隔をあけて配置され、
前記複数の第2配線部の各々は、前記第1方向の両端面が外部に露出するように前記第1方向に延在して配置され、
前記複数の第2配線部のうち少なくとも1つは、第3厚さであり、前記複数の第2配線部のうち少なくとも1つは、前記第3厚さよりも厚い第4厚さである、
ことを特徴とする請求項4に記載の中間接続部材。
【請求項6】
前記複数の第1配線部に含まれる前記第2厚さの第1配線部と、前記複数の第2配線部に含まれる前記第4厚さの第2配線部とが、前記第2方向においてずれている、
ことを特徴とする請求項5に記載の中間接続部材。
【請求項7】
第1絶縁基板部と、
第2絶縁基板部と、
前記複数の第1配線部が、前記第1絶縁基板部に配置され、
前記複数の第2配線部が、前記第2絶縁基板部に配置されている、
ことを特徴とする請求項2又は5に記載の中間接続部材。
【請求項8】
互いに対向して配置される第1回路ユニット及び第2回路ユニット同士を電気的に接続するのに用いられる中間接続部材であって、
第1絶縁基板部と、
第1方向と交差する第2方向に互いに間隔をあけて前記第1絶縁基板部に配置された複数の第1配線部を備え、
前記複数の第1配線部の各々は、前記第1方向の両端面が外部に露出するように前記第1方向に延在して配置され、
前記第1絶縁基板部は、前記複数の第1配線部のうちの1つの第1配線部の幅よりも幅の広い、及び/又は前記複数の第1配線部のうちの1つの第1配線部の厚さよりも深い第1溝部を含む、
ことを特徴とする中間接続部材。
【請求項9】
前記第2方向に互いに間隔をあけて前記第1絶縁基板部に配置された複数の第2配線部を更に備え、
前記複数の第2配線部は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に前記複数の第1配線部と間隔をあけて配置され、
前記複数の第2配線部の各々は、前記第1方向の両端面が外部に露出するように前記第1方向に延在して配置され、
前記第1絶縁基板部は、前記複数の第2配線部のうちの1つの第2配線部の幅よりも幅の広い、及び/又は前記複数の第2配線部のうちの1つの第2配線部の厚さよりも深い第2溝部を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の中間接続部材。
【請求項10】
第2絶縁基板部と、
前記第2方向に互いに間隔をあけて前記第2絶縁基板部に配置された複数の第2配線部を更に備え、
前記複数の第2配線部は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に前記複数の第1配線部と間隔をあけて配置され、
前記複数の第2配線部の各々は、前記第1方向の両端面が外部に露出するように前記第1方向に延在して配置され、
前記第2絶縁基板部は、前記複数の第2配線部のうちの1つの第2配線部の幅よりも幅の広い、及び/又は前記複数の第2配線部のうちの1つの第2配線部の厚さよりも深い第2溝部を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の中間接続部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、2つの回路ユニット同士を電気的に接続する中間接続部材に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電子機器の一例であるデジタルカメラやカメラ内蔵のスマートフォンなどの撮像装置は、電子モジュールの一例である撮像モジュールを備える。撮像モジュールは、複数の電子部品を有する。撮像モジュールの場合、複数の電子部品のうちの1つの電子部品は、イメージセンサである。各電子部品は、プリント配線板などのリジッド基板に実装されるが、電子機器の小型化の要求から、撮像モジュールにおいては、高密度実装が要求されてきている。
【0003】
高密度実装を実現する構造の一つとして、回路ユニットを複数段に積み重ねることで構成された3次元実装構造が知られている。3次元実装構造には、互いに対向する2つの回路ユニット同士をはんだボールを用いて接続する方法や、互いに対向する2つの回路ユニット同士を、配線を有する中間接続部材を用いて接続する方法が知られている。2つの回路ユニットの2つのリジッド基板間に電子部品が配置されるような場合には、中間接続部材で2つの回路ユニット同士を接続する方法が用いられる。
【0004】
特許文献1には、絶縁基板に複数のスルーホールを形成し、絶縁基板の各スルーホールに導体を充填することで構成された中間接続部材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-111232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電子機器の更なる小型化の要求から、中間接続部材を用いた3次元実装構造の更なる小型化が要求されており、中間接続部材においては、配線の狭ピッチ化が求められてきている。スルーホールに配線を形成する方法では、機械式ドリルで絶縁基板に穴明け加工を施すのが一般的である。スルーホール同士を狭ピッチ化させようとすると、スルーホール間の絶縁材の部分が薄くなり、穴明け加工中にその薄肉の部分が剥がれたり変形したりするなど、配線の狭ピッチ化の要求に対し高精度な加工を維持するのが困難であった。
【0007】
そこで、本発明は、高精度に配線部が配置される中間接続部材を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の中間接続部材の製造方法は、互いに対向して配置される第1回路ユニット及び第2回路ユニット同士を電気的に接続するのに用いられる中間接続部材の製造方法であって、複数の第1溝を持つ第1主面を有する第1絶縁基板を形成する工程と、複数の第2溝を持つ第2主面を有する第2絶縁基板を形成する工程と、前記複数の第1溝に複数の第1導電性部材を配置する工程と、前記複数の第2溝に複数の第2導電性部材を配置する工程と、前記複数の第1導電性部材が延在する方向と前記複数の第2導電性部材が延在する方向とが揃うように、前記第1絶縁基板の前記第1主面と前記第2絶縁基板の前記第2主面とを絶縁部材を介して貼り合わせて構造体を形成する工程と、前記複数の第1導電性部材及び前記複数の第2導電性部材が延在する第1方向と交差する第2方向に前記構造体を切断する工程と、を備える、ことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の中間接続部材は、互いに対向して配置される第1回路ユニット及び第2回路ユニット同士を電気的に接続するのに用いられる中間接続部材であって、第1絶縁基板部と、第2絶縁基板部と、前記第1絶縁基板部及び前記第2絶縁基板部の間に配置され、前記第1絶縁基板部及び前記第2絶縁基板部とは異なる材質の絶縁層部と、前記第1絶縁基板部と前記絶縁層部との間に第1方向に延在するように配置され、前記第1方向の両端面が外部に露出する複数の第1配線部と、前記第2絶縁基板部と前記絶縁層部との間に前記第1方向に延在するように配置され、前記第1方向の両端面が外部に露出する複数の第2配線部と、を備える、ことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の中間接続部材は、互いに対向して配置される第1回路ユニット及び第2回路ユニット同士を電気的に接続するのに用いられる中間接続部材であって、第1方向と交差する第2方向に互いに間隔をあけて配置された複数の第1配線部を備え、前記複数の第1配線部の各々は、前記第1方向の両端面が外部に露出するように前記第1方向に延在して配置され、前記複数の第1配線部のうち少なくとも1つは、第1幅であり、前記複数の第1配線部のうち少なくとも1つは、前記第1幅よりも広い第2幅である、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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